≪SIGN≫編 第1回 「Σ壮大なる 物語の 序章」
最終更新日:04/04/20

第1話「Role Play」

◆初回感想(02/04/08)

アニメ誌「Newtype」や角川書店の雑誌「少年エース」に記事が載ってて気になってた作品。
なにやらゲームと同期したプロジェクトらしい。そんでもってキャラクター原案はエヴァの貞本さんらしい。
っつーわけでとりあえず見てみました。

話の内容は、分かりづらい(爆)
ラーゼフォンよりはマシですが(爆)
ぼくは開始前にいろんな記事を読んでて、あの世界が「ゲームの中の仮想現実」だって事を知ってたからいいですけど、知らないで見てていきなり「ログアウトできなくなった」とか言われてもなんのこっちゃと思ったかも・・・?
そしてキャラ同士がお互いに名前を言わないし呼ばないし(爆)覚えられないのでもうちょっと言って下さい(爆)

あと、BGMの使い方がとっても個性的だと思いました。
でも、個性的なのは良いんですが、セリフが聞き取りづらいよーな大音量で流すのはどうよ(爆)
もう「バックグラウンドミュージック」じゃないって(爆)
微妙に歌詞が入ってるから更に聞きづらいし。
んでもってオープニングテーマ。こっちはもうちょっと歌詞を強調しても良いかと(爆)
BGMのとタイして変わらんのですけど(爆)
まぁ、かっこいい曲だとは思いますけどね。


◆2回目感想(04/02/17)

おおぉ。相変わらずBGMデカい(爆)
でもこの曲好きです。サウンドトラック第1巻収録の、その名も「The World」というタイトルの曲。
サントラ垂れ流すことはよくあるけど、この曲が来るといつも鳥肌が・・・(何)
そしてその度この1話冒頭シーンが断片的にだけど思い出されます。
音の広がりは凄く印象的です。
サントラの解説書にも書いてあったけど、約5分もある曲をノーカットで、しかもあれだけ目立つ音量で、1話冒頭から流すってのは有る意味暴挙だよなぁ。
でも「.hack//SIGN」ってアニメの印象はこれのおかげで固まったつーても過言ではないかも。
言葉じゃ上手く言い表せないが・・・・うーん。

ストーリーの方ですが。
ダンジョン奥のアイテム神像の前で倒れてる司。起きあがりはしたけど「なんだっけ・・・」と記憶が曖昧な様子。
そこにミミルが登場。明るく話しかけるけどウザかったらしく外へとワープしてしまう司。
よく見たらちゃんと胸元から「精霊のオカリナ」出してますね。
ゲームやらんかったら分からない描写だけど細かいなぁ。
まぁ、本放送時はまだVol.1も発売されてないから視聴者は誰も分からなかったわけですけど。
2年近い時を経てやっと気付いたよ(爆)
・・・って、今軽く「2年」と書いたけどもうそんなになるのか・・・
2002年4月だもんなぁ。早いもんだ。


外へ出たら出たで「紅衣の騎士団」に数日前にネコPC(マハ)と一緒にいたことを問い詰められるがこいつらも無視してルートタウンへと転送。
うーん。
この時点の司はまだ「めんどくさかったらログアウトしちゃえばいい」とかって、「人と人との関わり」が存在するMMORPGにおいてはものすごく「マナーの悪い」キャラだけど、そのプレイヤーは最終話で昴のプレイヤーと出会ったとき明るく手ぇ振ってて、時間軸的にはSIGNのあとにあたる小説「ZERO」では結構「普通の女の子」のように描かれてるあの人な訳っしょ・・・?
・・・それまた凄い変化だよなぁ。「SIGN」全26話で描かれた一連の事件をきっかけに司は大きく変わったんだとしても、ちょっと違和感あるほどだ。

そんな司くん、ログアウトできなくなってから各地を放浪(何)
プチグソに乗って壁にぶつかってみたり(何)、幻の泉で泉の精攻撃してみたり・・・ゲーム版のシステムのお披露目?(爆)
そういえば、実際にゲーム版をプレイしたとき、最初この泉の精攻撃できなくてちょっとがっかりした記憶が有るな(爆)

その流れの中で、今後話に関わってくる主要なキャラが一部を除いて勢揃い。冒頭のミミルに続いてベア、BT、昴、銀漢・・・
「物語の幕開け」って感じで良いねぇ。
司もログアウトできなくなっただけではなく、話全体に関わってくる「鉄アレイ」こと「ガーディアン」も得たし。
1回目に大した予備知識もなく見たときはかなり分かりづらかったですが、今こうして.hackシリーズに浸かりきり、思えば公式に発売されている物のほぼ全てに目を通した状態で見るとかなりいろんな物が見えてきますね。
司がミミルにビンタされたとき「いたいよ・・・なんでだよ・・・」って言ってたのは当時は何のことか分からなかったけど、今思えばこのあとの「司はゲームの中なのに『感覚』がある」ってことの伏線だったのかー、とか。そういう見え方の違いもなかなか面白いです。
しかし・・・"The World"ではプレイヤーをビンタ出来るのか(何爆)
凄い多機能だな(爆)


そして、ラストシーン。
現実世界の方でプレイヤーが倒れて救急車で運ばれようとしてる、って情景ですが・・・
初回感想ではものすごい勘違いをしてましたね(爆)
2話の感想の方ですが。
ありゃガーディアンに殺られた銀漢ではなく、司だ(爆)
最初に思った方が正しかった(爆)
まぁ、2話で「謎のモンスターに襲われた紅衣の人は、襲われたあとプレイヤーが倒れて病院に運ばれて、快復したはいいけど一部記憶に曖昧な点が残ってる」とか言われたら勘違いもするけどさぁ。今思えば「あの銀漢のプレイヤーが女性な訳無いだろー」って思わなかったのかと、当時の自分が疑問で仕方有りません(爆)

おまけ。今回の名ゼリフ(何)
多いんだよねぇ、SIGNは(何)
その中でも特に印象に残ってるセリフが、今回出てきたこれ。
「リアルでダメな奴はネットに来たってダメ!ネットを、ナメンな!!」(byミミル)
いやぁ。ほんとそうだよねぇ。
このセリフ行ってやりたくなるような実例はあんまりお目にかかったことがないけど(何)