≪SIGN≫編 第9回 「Σ揺らめく 心境の 移ろい」
最終更新日:04/04/20

第9話「Epitaph」

◆初回感想(02/06/02)

司がなぜか通りすがりの人のプチグソの世話を引き受けてる・・・
どーゆー心境の変化だ(爆)最初は断りきれなかっただけとは言え。
あの引きこもってる空間に浮いてる人が起きないからって「壊れちゃったの?」とか言ってたよーな人が、病気に気付いて特効薬の「パープルチェリー」を探しに雪の中を歩き回るなんて想像つかないって(爆)
しかしその努力も報われず・・・・あげく預けた人には「放って置いたから死んだ」っつー扱い。
なんかねぇー・・・・
現実にも起こりうる話だけど。
なんか・・・・
折角司が「人間味」を取り戻しかけたというのにそれが無惨にもうち砕かれたというか。
なんつーか・・・・運命って残酷ですな。


◆2回目感想(04/02/17)

今回は「Key of the Twilight」を巡る話題と、通りすがりの女剣士にプチグソを預けられた司の”奮闘記”の2つが同時に流れてる話。
場面転換多すぎ(爆)

「Key of the Twilight」。
まずはBTとベアの会話。
・・・あれ?ベアって「Key of the Twilight」否定派だっけ?
と思ったら、ミミルに対しては「仮にあったとしたら、の話だ」とか言ってるし。
どっちやねん。

それはともかく、だんだんととらえどころの無かった「Key of the Twilight」の噂が形を帯びてきてます。
「"The World"のシステムのあり方を根底から覆してしまうアイテム」──Key of the Twilight。
「自死」という、生命のあり方に反するシステム「アポトーシス」があるおかげで、最初はヘラのような形をしている手の指と指の間の細胞が死ぬことにより「指」が生まれるように、システムの有り様を根底から覆してしまうかも知れないと言うKey of the Twilightはこの"The World"で「何かを生み出すため」に存在するのではないか、とか、
この噂の発端は1年ほど前BBSに投稿された謎の、ドイツ語で書かれた文字化けしているメッセージが発端だ、とか、
"The World"の旧バージョンでは、聖堂がただぽつんとある謎のエリア「隠されし 禁断の 聖域」は湖に浮かぶ小島という設定のエリアだったが、くだんのメッセージが発信されて以降そこの「水が涸れて」現在のような謎のエリアになった、とか・・・
すごいすごい、リンクしまくり!(何爆)
ゲーム、小説、OVA、その他諸々で語られてることと同じだよ!(何)
,hackシリーズの楽しみ方の大きな物の一つはやっぱりこの「作品同士のリンクの心地よさ」だよねぇ〜

で、ベア、ミミル、BTは楚良経由でこの謎を解く手がかりを持っていそうな「伝説のハッカー」・ヘルバと接触できるかも知れないということに。
楚良みょん・・・そんな繋がりも持ってたのか。
「友達の友達」と言う奴らしいが・・・
その「ヘルバを直接知ってる友達」って、まさか「リアルは小学生」繋がりでゲームに出てきたワイズマンとかか?


一方司は、通りすがりの女剣士よりプチグソを預けられる。
3日間旅行でアクセスできないからその間面倒見て欲しいとのこと。
てか引き受けましたよ司くん(何)
前もプチグソに乗ってたり、エサ与えてた姿が描かれてたから実は結構好きなのか?(笑)

しかしそのプチグソは「プチジステンパー」という病気に。
特効薬は雪原エリアのフィールドに生えてる「パープルチェリー」。
ゲーム内なのに全ての感覚を持ってる司にとっては「寒くて」厳しいフィールドだけど必死で探す。
何とか発見して急いでプチグソの元に戻ってはみたが、既に手遅れ。
プチグソは光の中に消えてしまう。
ちょうどそこに飼い主が帰ってきて、「酷いです!」と責められてしまう司・・・
飼い主は司が頑張った事なんて知る由もないからなぁ。

その様子を見ていたミミルに、何故あそこまで必死になったのかを話す司。
「プチグソの子供があんなにあったかいなんて知らなかったんだ・・・それが消えちゃうのはイヤだって思って・・・」
・・・そう言うことだったのか。
いやぁ、最初は一体どういう心境の変化だと思いましたよ(何爆)
この回の冒頭でいつもの部屋に浮いてる「謎の少女」(アウラ)に対して
「ねぇ、この子いつ起きるの?いつ喋れるようになるの?・・・・壊れちゃったの?
なんて言ってたから「プチグソなんてどーでもいいや」とか言い出すんでないかと思ってたんですが。
「アニマルセラピー」ってヤツ?
感覚がある司だからこそ「ぬくもり」を感じられたために、今まで他者との関わりを疎ましく思ってた司の心境に変化が生じたっつーことですな。
そもそも自分のことを自らミミルに話すようになったってだけでずいぶんな進歩かも。