≪SIGN≫編 第12回 「Σ錯綜する それぞれの 思惑」
最終更新日:04/04/20

第12話「Entanglement」

◆初回感想(02/06/21)

・・・と思ったらまた、なんか前の司が戻りつつあるような。
でもやっぱり前とは何か違うような。
行動がなんとなく積極的というか。
「もうちょっと時間いい?」ってミミルを引き留めたり、いつも居るあの空間に浮かんでるあの子にいばらが絡んでたら手に傷を作りつつも引き剥がしたり。
やっぱどこか変わってます。

そして一番変わったと思ったのはボケたこと(爆)
しかもそんな「風呂入れよ」「歯磨けよ」なんつー、それこそ「30MBのハードディスクが高価だった時代」のギャグでボケんなよっ!!(爆笑)
あんた一体何歳だ(笑)

・・・・で。その司の正体。
プレイヤーは植物状態?!
しかもなんか生命維持装置を父親に止められたり・・・・
思った以上に壮絶なものでした・・・
あとは、何でその状態でネット上に存在し続けられるのかってのが今後のネックになるわけですな。

しかし「下北沢」「小田急線」「京王線」「井の頭線」とか比較的身近な路線・地名がぼこぼこ出てきてびっくり(笑)
そもそもアニメでここまで現実に忠実に地名とかを使ってること自体多くはないような。
その上身近なものだったんでとっても違和感ありました(笑)


◆2回目感想(04/02/18)

司のプレイヤーは「植物状態」ねぇ……
そして相変わらず生命維持装置を止めてくれと医者に言ってる父親。
この父親は司が小さい頃からどうやらいろいろ虐待めいたことをしていたってのは今までの流れから汲み取れますが…
うーん。どういう心境からこういう発言をしてるのやら。
ところで父親のセリフ(文字だけ)の中に「ナンシー・クルーザン」という文字がありましたが、調べてみたらこんなのが出てきました。
「ナンシー・クルーザン事件」の概要
細かいこと諸々
植物状態と尊厳死の論争では有名な事件のようですね。
この辺のネタも語る気になれば語れるけどSIGNとは直接関係ないので今はスルー(何)

そんなわけで今回は「司のリアル」が話の焦点となった回。
サブタイトルが「Entanglement」、即ち「錯綜」と言うだけ有って、いろんなところで話が進んでいきます。

司とミミルの何気ない会話。
ミミルも司も下北沢に気軽に行ける距離に住んでる人らしい(何)
それからゲーム内の司の今の状態。
感覚はあるけど空腹とかは感じないらしい。
そして、寝なくても大丈夫なようだけど、たまに意識飛ぶこともあるらしい。
それでも何とか大丈夫だとか…
凄い状態だなぁ。
「意識飛んでる状態」の時ってどうなってるんだ?
11話で夢のような物見てたけどあのときがその状態?
そんなちょっとシリアスな話題をシリアスなBGMに載せて話したあと、ミミルとの別れ際に発した司のSIGN最大の迷言(何)
「…風呂、入れよ。…歯ぁ磨けよ…とか。」

その状況で何そんな古いネタでボケてるかーーー!!(何爆)
この間ツッコミを覚えたと想ったら今度はボケかよ?!(何爆)
んなシリアスっぽい時に言うなよ(爆)

で、だ。
そんなボケのあと司が部屋に戻ったらこの間部屋の回りに出現してた荊がアウラにからみついてる。
ネコさんことマハも何やらお怒り。
そんなとき、リアルでは父親が勝手に生命維持装置のコンセントを抜いてしまうと言う騒動が。
発見が早かったおかげで大事には至らなかったらしいが、それと同調してゲーム内の司も苦しむ。
司の今の状態は「意識だけがネットの中に残留している」という訳のわからん状態らしいが、現実世界の肉体とゲーム内の司というキャラに関連ってあるのか・・・?
よくわからん。

そしてこの事件と、ミミルが「下北沢」の地名を出したら司がそれに反応したことで、ベアは最初に自分が見た「病院で昏睡状態に陥っている女の子」が司のプレイヤーであると断定。
この事実を一人で背負い込むのには荷が重いからとBTにその話を伝える。
するとBTは「(これ以上関わるのは)その子の全てを背負い込む覚悟がないならやめておけ」とベアに言う。
・・・・・ここでその「覚悟」を決めたからと、10話での発言があるから、最終話のあの発言に繋がったのかな。
背負い込みすぎではある気がするが(笑)

アウラの部屋で、司。
モルガナは「司が遠くへ行ってしまいそうだから、この子を代わりに縛っておきました」と。
しかし司は最近いろんな人と触れて変わったせいか、モルガナの言う「あなたと私、そしてこの子と3人で笑みを絶やさず幸せに過ごせる世界」に疑問を持ち始めてるらしい。
モルガナに「あのクソみたいな世界に帰りたいのですか?」と問われて悩む。
そのあとこの部屋を出て、この間捕らえられたダンジョンに行き昴に会いたいとか言ってるし。
「クソみたいな世界」もそんなに悪いばっかじゃないとか思うようになったのかなぁ?

一方そのころ、「司のリアル」に関する情報はベアがBTに話したことから関係者の間をどんどん広まっていく。
BTからクリムに流れ、クリムから昴に流れ。
ベアとしてはミミルの耳には入れたくないからと、昏睡状態の子ではないとウソをついているが・・・

そのあと司はミミルの元に。
やがてベアも登場。
そしてベアは、このアイテムが同じく「ゲームの有り様に反している」司と関係があると踏んだのか「Key of the Twilight」を探すことにしたらしい。
そのことを司に伝え、「それが(司が)現実に戻る鍵になるかも知れない。司、お前が居るべき場所はどっちだ?」
そう問いかける。
モルガナと真逆のことを言ってるわけですね。
揺れてる司くん。どっちにすべきかは決められてない様子。
さて、どっちへ傾くのか・・・・