illusion1:「ビーフ」


※:「コミックとの対比」と「個人的な感想」は、なるべく聞いてから見て下さい。
ネタバレになる可能性が非常に濃厚です。


☆ストーリー紹介(詳解?)超簡単紹介

 ウェダとシャロンが再会して、11年ぶりに「親子水入らず」とやらで過ごしているけど、どうにもなんだかぎこちない。
 そこでハレは二人に普通の親子関係を取り戻させようと悩む。

 2人のことが気になって眠れないハレは、ベルとアシオとシャロンの所へ向かうが、みんな「お話」といってしてくれたのは前にも聞いたような都市伝説。そんなこんなでハレは余計眠れなくなる。相変わらず気苦労が絶えないハレだった・・・

 そんなハレは、ウェダの子どもの頃はどうだったのだろうとふと思う。すると、グゥが取り出したのはおなじみちんちくりんステッキ・・・・ そして、その魔法(?)によって、ハレはなんと過去へ飛ばされてしまうのだった・・・

(その後、急に展開が変わりますが、それは実際に聞いてのお楽しみ・・・)

トラックタイトル   
1: グゥからのお願い 10: 古今東西
2: 紅茶ずびずび 11: マツゲがない
3: 眠れないの 12: 出会い
4: ベルの都市伝説 13: 別れ
5: もっと眠れないの 14: ばいばい
6: アシオの都市伝説 15: やっほー
7: ますます眠れないの 16: 宴会といえばこれでしょ
8: シャロンの都市伝説    17: 好みのタイプは?
9: 一生眠れないの


以下はネタバレになる可能性が高いので、
まだ聞いていない方はご覧にならないことをおすすめします。



★コミックとの対比☆
トラック番号 トラック名など コミックのページ
グゥからのお願い オリジナル
紅茶ずびずび 5巻P5〜P20・3コマ目
(illusion43)
3〜9 眠れないの
ベルの都市伝説
もっと眠れないの
アシオの都市伝説
ますます眠れないの
シャロンの都市伝説
一生眠れないの
オリジナル
10-A 古今東西(0:00〜1:36) オリジナル
10-B〜12-A 古今東西(1:36〜)
マツゲがない
出会い(0:00〜3:25)
ガンガン7月号P83・2コマ目〜92
(illusion84後半)
12-B〜13 出会い(3:25〜)
別れ
ガンガン8月号P81〜P98・2コマ目
[P86・4コマ目〜87・3コマ目、
P93・5,6コマ目を除く]
(illusion85)
14 ばいばい 6巻P78〜79・3コマ目(illusion57)

P102〜105・2コマ目(illusion58)

P109・3コマ目〜112(illusion58)
15 やっほー 6巻P114〜119・2コマ目
(illusion59)
16 宴会といえばこれでしょ 6巻P119・3コマ目〜127・4コマ目
(illusion59)
17-A 好みのタイプは?(0:00〜3:52) オリジナル
17-B 好みのタイプは?(3:52〜5:53) 6巻P128〜130
(illusion59)
17-C 好みのタイプは?(5:53〜) [キャストクレジット]
☆詳しい解説★

Trk.1
 オリジナル・・・も何も(笑)

Trk.2
 大きな変更はほとんどありません。
 ウェダとシャロンのケンカのセリフに追加があったり、その声を聞いて入ってきたのがベルとロバートではなく、ベルとアシオになっていた程度です。
 
Trk.3〜9
 オリジナルです。ノリはアニメ版illusion15と一緒(笑)

Trk.10前半
 ここも一応オリジナルです。このTrk3と10後半の「繋ぎ」のシーンですね。

Trk.10後半〜12前半
 基本的な部分はさほど変わっていませんが、CDドラマで絵がないため、それにあわせてセリフの変更などが比較的目立ちます。というか、それを利用しているフシが(笑) 「暴力的なのは〜〜」というセリフ後「見えないから大丈夫」とか(笑)それから、魔女ッ子グゥ。絵がないから珍妙な姿だけを突っ込むこともできないので、「ツッコミどころ」を増やすために奇怪な語尾でしゃべっています。
 Trk.12に入ると、ほとんど変わっていません。ウェダを見つけたのがハレではなくグゥになっていたり、ハレが「コンビニ行って来るみたいなノリで恐ろしいことしないで」というセリフをやたら冷静に言っていたぐらいです。

Trk.12後半〜13
 この部分はカットされた部分が3つあります。
 1つめは、P86・4コマ目〜87・3コマ目。幼ウェダがあまりにも今と違うもんだから信じられないというハレのために、ちんちくりんステッキで「ちょっと」殴ってもしハレが消えたりしたら本当に母親なんだなぁと確かめようとしたシーン。
 2つめは、P93・5,6コマ目。ウェダは「(保健医は)とってもいい先生」と言ったけど、一時期嫌っていた時期があったことを思い出すシーンです。
 3つ目は、P98の3,4コマ目です。「今回はオチが2つもあるのだな」というところですね。
 あと変更点としては、ハレが現代にもどってきた後、原作では料理していて、「ハレが言ったとおりに家族に甘えてる」と言うことを知って指をざくっと行くという流れですが(爆)、CDドラマではウェダに「ベルから酒ちょろまかしてきてくんな〜い?」と言われて取りに行こうとしています。

Trk.14
 ここもかなり変わっています。まず都会で学校へ行っていないので学校の友達関係がばっさりと切り落とされたり変えられています。また、アニメばんillusion26で使われたP80のベルが泣きつくシーンもカットされました。
 細かいところでは、ウェダがジャングルに帰ると言い出した理由が、シャロンに「ハレの父親のことは言いたくなったら言ってくれればそれでいい」と言われたから心おきなく帰れる、というものになっていたり、大騒ぎしているウェダ達に対してハレが何も言わない理由が「俺がどうこう言わんでも、ベルとかがいろいろ言うから」という理由になっていたり、その後ベルが原作P80とは違った形で大騒ぎしたりしています。
 それから最後に、飛行機に乗った後ハレが都会でのことを思い出して泣いていますが、ここも学校に行っていないためリタではなくアシオやベルやロバート達を思っています。

Trk.15
 ここはほとんど変わっていません。
 目立った変更と言えば、ジャングルに着くなり「すごい格好」しているウェダに、ハレがこれまたCDドラマの特徴を利用して「見えないからってすごいかっこしてるね〜」と突っ込んでる所ぐらいです。このセリフに対するウェダの反応も「悔しかったらあんたも脱いでみなさいよ〜」となぜか挑発的です(笑)。

Trk.16
 ここは、追加は多いですが、原作と同じ部分は変わっていません。
 追加も、ウイグルが積極的に絡んできているのに、ウェダに速攻で忘れさられたりしてる一連の流れ程度ですが。

Trk.17前半
 オリジナルです。
 ただ、「保健医のこと嫌いなの?」と聞かれたウェダが「昔は ね」と答えるセリフは、5巻P22・1コマ目から持ってきたものと思われます。

Trk.17中盤
 ここは短いシーンですがいろいろと変わっています。
 「そろそろお開きに」というのがレジィではなくハレになっていたり、「片づけをやっといて〜」とウェダに言われたのがハレと、原作ではこの時姿が見えなかった保健医になっていたり。原作では3ページですが、いろいろ変更して2分もあるシーンになっています。

Trk.17後半
 キャストクレジット(出演者のコメント)です。
★個人的な感想(爆)☆

 うわ〜、ホントにアニメから続いてるよ〜(爆) アニメ誌を見て「物語はCDドラマへと続いていきます」って書いてあったから、こうなることはある程度予測はついていたけれど、まさか完全に続き物になるとは。しかもジャングルへ帰るという重大な展開や、まだコミックに収録されてないネタを使ってくれたりとまぁいろいろやらかしてくれますねぇ。

 出来は・・・良いです、かなり(笑) 音だけでも画付きと比べて遜色がないです。相変わらずのノリですしね(笑)しかもオープニングテーマ、エンディングテーマなど一切無しで、しかもCDの容量をフルに使い切った収録時間74分00秒というのも嬉しいですね。
 CDドラマの特徴「画がないから見えない」ってのを利用したセリフもよかったですねぇ(笑)「見えないから大丈夫」とかなにげに恐ろしいこと言ってるし(笑)
 それから魔女っ子グゥの語尾に爆笑。これも微妙すぎてわからんあの「姿」が見えないから、ツッコミどころを増やすために付け加えた物でしょうが、これもまた上手い具合に微妙すぎてわからんわって感じで面白すぎ(笑) (でも本家ハレの「微妙すぎてわからんわ」がカットされたのはちょっと残念/爆)
 あと、その魔女っ子ネタですが・・・よくぞ「ネタバレ」の内容を使ったもんだと感心。コミックだけの読者にはオリジナルに聞こえちゃいますよねぇ〜
 それに、赤ちゃんがいない状態でこのネタが使われたもんだから、「今回はオチが2つあるのだな」というタイムスリップネタ最大の醍醐味が失われてそれもちょっと残念ですね。

 それでも残念なところっのはこれぐらいで、全般的にはかなり面白い内容でした。次回も期待できそうです。

 ・・・あ、一つ重大なツッコミどころを忘れるところでした。
 なんでロバートは一言もしゃべらないんですか(爆)
 最終話でも彼はしゃべってませんしねぇ〜森久保さんが忙しいからでしょうか(爆)
 で、しゃべらないだけなら良いんですが、
 発砲して返事するな(爆笑)しかも空港でまで(笑)
 ロバートが変なキャラになっているような気がします(笑)
 これはこれで面白いんでいいんですけどね(爆)

 最後に、「キャストクレジット」にコメントが入っててよかったです(笑)CDドラマの醍醐味の一つですからねぇ〜
 キャスト紹介として名前を言うだけってのもありますが、やはりコメントがついていた方が面白いです(笑)