illusion2:「チキン」


※:「コミックとの対比」と「個人的な感想」は、なるべく聞いてから見て下さい。
ネタバレになる可能性が非常に濃厚です。


☆ストーリー紹介(詳解?)超簡単紹介

 ウェダの様子が最近ちょっとおかしい。そう思って保健医に診てもらうと・・・
 何っ?!妊娠してるっ?!!ちょっとまてーーっ!!
 そんなわけだから保健医も責任感じて結婚することになるしまわりには祝福されちゃって結婚式まで開かれるわなのにグゥは相変わらず何しでかすかわからんわでハレの苦悩はやっぱりつづく・・・・
 まぁ、その苦悩の中からハレは大事なことをグゥに教えられたりもしたりするけど、やっぱりハレに安息の日々は訪れないのです・・・・

(細かいことは実際に聞いてのお楽しみ・・・)

 あ、そうそう、このCDの聞き所には、真殿光昭氏の、「新たなる芸の引き出し」の数々ってのもあります。ファンの方もそうでない方も、こんな役を演じる真殿氏は他では見れ・・・聞けませんよ!(笑)

トラックタイトル   
1: グゥからのお願い 12: 解き放たれた心(クライヴ編)
2: ボス戦、再び 13: 解き放たれた心(ハレ編)
3: すっぱいもの 14: 育児ノイローゼ
4: 家族の肖像 15: 予行演習
5: 赤とやら 16: 親育て奮闘記
6: 一番つらいのは誰? 17: 思春期
7: うすいキャラが輝く時   18: 「スーパーHAGU 最終話『炎の友情』」
8: サプライズ結婚式 19: グゥロボ大作戦
9: キスコール 20: ラジコン大作戦
10: いちゃいちゃ 21: では 皆の衆
11: 酒会議 22: カーテンコール


以下はネタバレになる可能性が高いので、
まだ聞いていない方はご覧にならないことをおすすめします。



★コミックとの対比☆
今回は特別に「アニメ版との対比」も含めます。
※「シーン1」とかは、「コミックとの対比」中でぼくが勝手に設定した番号のことです。
トラック番号 トラック名など コミックのページ アニメ版との対比
グゥからのお願い オリジナル  
ボス戦、再び 1巻6〜P8・2コマ目
(illusion1)
illusion1冒頭部分
3〜5 すっぱいもの
家族の肖像
赤とやら
7巻P96〜112
(illusion68)
 
6〜7 一番つらいのは誰?
うすいキャラが輝く時
7巻P115〜130
(illusion69)
 
8〜10 サプライズ結婚式
キスコール
いちゃいちゃ
7巻P132〜146・2コマ目
(illusion70)

7巻P183・3コマ目〜184
(illusion71ラスト)
 
11〜13 酒会議
解き放たれた心(クライヴ編)
解き放たれた心(ハレ編)
8巻P96〜112
(illusion78)
 
14〜17 育児ノイローゼ
予行演習
親育て奮闘記
思春期
8巻P133〜148

151

154〜166
(illusion80,81)
 
18〜19 「スーパーHAGU 最終話『炎の友情』」
グゥロボ大作戦
オリジナル

8巻P170〜173・2コマ目

 P174・5コマ目〜177
(illusion82前半)
illusion26
シーン1、3前半
20 ラジコン大作戦 オリジナル

8巻P182・3コマ目〜184
(illusion82ラスト)
illusion26
シーン3後半
21 では 皆の衆 ガンガン8月号     
   P98・2コマ目〜ラスト
(illusion85)
 
22 カーテンコール [キャストクレジット]  
☆詳しい解説★

Trk.1
 前回より意味不明度が増したオリジナル部分です(笑)

Trk.2
 言わずと知れた原作第1話冒頭部分・・・そしてアニメ版illusion1の冒頭部分・・・・・
 ゲームのシーンはだいたい一緒ですが、おつかいに出かけてからはセリフが大幅に違います。
 
Trk.3〜5
 ここは原作の「妊娠発覚〜結婚」のネタです。流れは一緒なのですが、かなり多くのシーンが付け加えられています。
 Trk3では、ハレが保健医のところへ行ったとき原作ではいないグゥが一緒にいたり、セリフが大幅に変わっていたり。
 Trk4では原作P100と101の間に相当する場面に、ハレが想像する赤ちゃんが産まれてからのビジョン(「ドメスティック・バイオレンスで家庭崩壊編」と「和気あいあいニューファミリー編」)が加わっていたり。
 Trk5では今までとは逆にP106のハレのモノローグがカットされていたりします。

Trk.6〜7
 原作の「秘密の結婚式準備」ネタです。
 ここの導入部分は、原作では説明書きとハレとの対話(=ひとりごと)になってましたが、CDではグゥとの会話になっています。あと、この部分のセリフ「アメリカ人並に〜」ってのが何故か「イタリア人並に〜」と変わっていました。
 学校でのシーンは、ブチきれたウイグルが様々な手段で自殺を計ろうとするというシーンが付け加わっている以外は、ほぼ同じです。ここも、セリフに微妙な変更があって、トポステの「スカウターが壊れんばかりの〜」ってセリフが、さすがに「スカウター」はやばかったのか「リミッター」になっています(笑)

Trk.8〜10
 このシーンは、原作ではグゥの策略(?)で結婚式にベルやアシオ達が呼ばれ、そこでベルが結婚に猛反対し「第2回ウェダ争奪戦」に持ち込まれましたが、CDではベル達の登場すらなくなっていて、キスのあとはポクテの馬車でジャングル一周の新婚旅行に出かけてしまい、それで結婚式は終わりということになっています。
 キスのシーンも、CDではウェダが逃げ出して、全員で追って捕まえるというわけのわからん流れになっています(笑)

Trk.11〜13
 ここで話がいったん区切れて、酒ネタに移ります。
 こちらは原作とほとんど差がありません。画がないのに「ビール職人」も「トーンS-124斜め貼り」もしっかり出てきています(笑)
 唯一違うと言える点は、酒に酔って「覚醒」したハレの姿が、原作ではたった1コマですが、CDでは1分48秒にわたって描かれています。

Trk.14〜17
 この「親育て」ネタは、細々といろいろ変えられています。
 P146・2コマ目、P152〜153、P157・2〜5コマ目、P159・2コマ目などが削られていて、P157・4コマ目の「母さん達が戻るのが先か俺が壊れるのが先かって感じですか今回の見所は?!」ってセリフが、原作P160・3コマ目と4コマ目に当たる部分に移されています。また、P157・2〜5コマ目などが削られたために、2人が大きくなっていくタイミングが多少ずれています。

Trk.18〜19
 基本はアニメ最終話でも使われた原作8巻のロボットネタです。
 導入部分のロボットアニメ「スーパーHAGU」は、アニメ最終話では「第1回」でしたが、CDでは「最終回」ということになっています。その後のTrk18の1:12あたりからは、原作P170からのをベースにしたセリフが続きます。
 原作P176・2コマ目に相当する部分以降はオリジナル状態になり、効果音が変わったり、ボタンを押すと原作のともアニメ最終話のとも違うアクションが起こったりしています。

Trk.20
 こちらもアニメ最終話で使われた、原作8巻のネタ、「リモコン」です。
 こっちもアニメ・原作と変えていて、操作される対象がワジになっています。
 その後の「身近な人間でないとおもしろくない」といってウェダに書き換え、ボタンを押してしまったら赤ちゃんが産まれたという流れは、原作と全く同じです。

Trk.21
 今回の「オチ」です。CD1巻で使われたガンガン8月号掲載のillusion85の2つあるオチの2つ目の部分です。1巻と2巻に分けられてしまったため、1巻の内容の回想シーンが入りますが、それ以外は原作通りです。
 最終的な締めはもちろんオリジナルで、1:19から強引にまとめようとする終わりくさい音楽が流れ初めて、そのまま終わります(笑)

Trk.22
 キャストクレジット(出演者のコメント)です。
 今回はハレグゥ関係のホントの最終回ということで、10分53秒(!)にわたりキャストの方々の爆笑トークが繰り広げられます。
★個人的な感想(爆)☆

 今回気になったのはやっぱり、「これって、デジャヴュ・・・?」でしょうか。正しく言い換えれば「これって、ネタ切れ・・・?」(死) いやはや、アニメで一度使ったネタを堂々と再び使って恥じないその態度、天晴れぞ(爆)しかも1話のネタと、ロボット・リモコンネタと、2回も使うとは・・・(ロボットネタの導入を、「スーパーHAGU最終回」と持ってきたはいいと思いましたけど。)
 今回オリジナルの部分が尺を長くするためと、話をうまく繋げるためのシーンぐらいしかなかったですけど、ネタの再利用よりはオリジナルの方がよかったなぁ・・・(爆)

 でも、全体的にはやっぱり出来いいです(笑) 7巻と8巻をCDドラマ2枚で総ざらいって感じですね。「7・8巻をこのまま流すのはもったいない!!」と思っていた身としては嬉しい限りです(笑)

 細かい内容にもつっこもう。
 まずTrack4の「ハレが妄想想像する赤ちゃん出来てからのビジョン」。
 ・・・生々しいって(笑)ドメスティック・バイオレンスだのなんだの話題的に際どすぎるわっ!しかも、「競輪」って、微妙やね(笑)そんでその後の逆パターン、和気あいあいニューファミリーも、あれはあれで全くハレグゥらしくなくてさぶいぼが・・・(爆)あんなハレと保健医、いやぢゃ(笑)

 生々しいと言えば、Track7のウイグルの自殺未遂事件・・・首吊りだのガスだの感電死だの飛び降りだのさぁ・・・具体的すぎるわ(爆)さすがにちょっとヤバイんでないでしょーかね?いろいろと・・・

 しばらく話は飛んでTrack11〜13のお酒ネタ。なんつーか、ここは「やってくれますな」って感じでした(笑)
 「ビール職人」だの「関係ない人」だの、画なしじゃ非常に表現しにくいモノなのに頑張って音だけでやってくれたり、「ICトーンS-124ななめ貼り」に「セルアニメならX24、デジタルならシアン0マゼンタ67イエロー67ブラック33」なんてのも付け加えてくれたし、ハレの暴走も1分48秒間続いてたりとまぁ、いろいろやらかしてくれましたな(笑)原作よりパワーアップしてていい感じです(笑)
 うん。でも、アレは、ハレじゃない(爆)
 あ、あと「シアン0マゼンタ67イエロー67ブラック33」って色は実際作ってみたので、気になる方は「管理人のアニメに対するツッコミ」のコーナー見て下さい(爆)


 つづく親育てネタ。
 やっぱりここは、真殿さん・・・・(爆笑)
 それから学校でのマリィとトポステのセリフがちょっと気になった・・・(笑)
 マリィ「このお人形さんはね、”ぢぇいそん”くんっていうの」(表記は多分違う(爆))
  ツインシグナルファンのサガってヤツでしょうか(爆死)ネタが分からない人はごめんなさい(爆)
 トポステ「おーしっと、ゆーあーすとぅーぴっどめーん?」
  お前子供に何教えとんねん!(笑)
  「Oh, shit! You are stupid man.」って「くそっ!この愚か者!」みたいな意味なんですけど?(笑)

 まだまだつっこみます(爆)
 Track18,19、ロボットネタ再来・・・(笑)
 しかも、歩くときのあの音は一体なんやねん!(笑)和モノだの洋モノだの・・・・「LOVE・トロピカ〜ナ」の「子供にゃ際どい」ってくだりが見事ハレグゥの世界にマッチしてることを改めて認識します(笑)
 しかも氷上さんと(またしても)真殿さんだったんですね(爆)よくやらせるなぁ〜・・

 Track21。CD1巻でも使われた、コミック未収録の話題。あの話は「オチが2つある」からこそウケるのに、分割したらあかんやん(苦笑) 過去へ行くネタを2巻に持ってくればちゃんと再現できたのになぁ・・・

 さて最後のキャストクレジット。いやぁ、いいですね。なんかこういうの聞いてると「あぁ、これでほんとに最後なんだなぁ〜・・・」ってしみじみと実感できて。アニメのあの終わり方は実感も何も無いうちに「えっ?!」って感じで終わっちゃいましたけどね(爆)
 そして何より、キャストの皆さん言うことがおもしろい!(笑)本編もおもしろいけど「素」もおもしろいです(笑)



 いやぁ、長々といろいろつっこみましたが、これで本当に終わりなんですかねえ・・・・
 続き、出ないかなぁ〜(笑)


 最後に。
 スーパーHAGU最終回に対するハレの「ひっで〜〜〜〜、なんだこの最終回は?!」というコメントに、ハレグゥ自身の最終話に対する自分の反応を重ねてしまって、大爆笑してしまったってのは、ぼくだけでしょうか(爆)