illusion4 「おはチュー」
放映日:2001.4.24


☆ストーリー紹介(詳解?)★

 ワジは今日も元気に笑ってる。っつーかかなりうるさい。あまりにもうるさいので、グゥがハリセンで黙らせる。どうやらグゥはワジのことをあまりよく思っていないようだ。
 それなのに、運悪く掃除分担の組み合わせはグゥとワジに。しかもハレの目の届かぬ校舎裏。ハレはグゥがワジに対してなんかしでかしたりしないだろうかとやきもきしていた。その姿を見たマリィは、こともあろうに「ハレはグゥのことを好きになって告白したいと思っている」と勘違い。そして暴走開始。校舎裏へハレをつれていく。

 理由はともあれ、グゥ監視体制が整った。幸いまだ何もおこっていなかった。
 しかし心配したかいもなく、しばらく見ていても、普通に会話していた。安心するハレ。マリィには変な誤解をされたままだが。

 翌日、バカップルで有名なアディーとチェットがケンカに遭遇するハレとグゥ。
 アディーはコーヒー一杯で「別れてやるんだから!」といい、チェットが定番の「ぼくの愛が足りなかったのなら努力するよ」という超甘々なセリフを吐き仲直りするという、ほぼ毎月繰り返される行事(?)を眺めていたグゥは、「よし決めた。今日はケンカでもするか」と訳の分からないことを言いだした。そして、学校に着くなり「ハレがひどいの〜」とかわいい方の顔でみんなに訴えかけるグゥ。そしてそのあとに続いた言葉は「私とのことは遊びだったのよ!」という、さっきのアディーの言葉。ハレはことの時、チェットの「あのセリフ」を言わねばこのケンカ(?)は終わらないと悟り、渋々鳥肌を立てつつその言葉を発する。しかし、グゥとの仲直りは果たせたものの、かなり運悪くそのセリフをマリィに聞かれてしまう。「ほぼ予想通りの反応」をし、暴走するマリィ。また新たな誤解が生まれてしまった・・・

 そのまた翌日。誤解を消すためにみんなにしっかり状況を説明すると意気込んで学校に向かったハレ。しかし、そこに待っていたのは、グゥによるチューの嵐。ウェダが「ちょっとした挨拶」とか「常識だ」とか言ったせいである。続出する被害者。ついにはハレも被害者になり、もはや笑うしかなかった・・・・
★コミックとの対比☆
解説番号 主なシーン・セリフなど コミックのページ
ワジの日常。
掃除の時間。ワジとグゥは校舎裏に。
マリィ暴走。
顔めっちゃ素で笑うグゥ。
2巻P97〜111・2コマ目
(illusion16)
バカップルの片割れソロデビュー宣言。
チェット登場。クソ甘ゼリフを発して仲直り。
グゥ「よし、今日はケンカでもするか」
アディーとチェットのセリフでケンカ(?)するハレとグゥ。
マリィの「ほぼ予想通りの反応」。
グゥ「超・・・ショック」
2巻P115〜137・3コマ目
(illusion17・18前半)
誤解を解きに学校へ。
グゥにウェダの「常識」が伝染り、「おはチュー」の嵐。
被害者続出。
ハレも被害者に回る。
2巻P150〜166
(illusion19)
☆詳しい解説★

1:ワジの日常
 「ワジの日常」が解説的でなく、ほんとに日常的に描かれている以外はほぼコミックと同じです。
 ハレがマリィにグゥに関する悩みをうち明けるかどうするか迷ってるときの動きや、ワジと顔めっちゃ素のまんまのグゥが一緒に笑ってるとき、ポクテやら満田やらも一緒に大合唱していたといったようなほんとに細かいシーンが加わっている程度です。

2:バカップル
 細々といろんなところが変わっています。
 ウェダがアディーを蹴飛ばして追い出したり、外で泣いてるアディーにグゥは「つらいことは笑って吹き飛ばせばいい」と、素の顔で笑ったりしてます。

 バカップルのケンカのあと、コミックではハレが言った「ケンカしないに越したことはないけど、まぁ時にはお互いを知るために必要なのかもね」と言うセリフをウェダが言っています。そして過去の回想シーンが少しはさまる。同じセリフでも言う人が変わるとここまで印象が変わるんですね。(ここは見事な演出だと思います。)

3:おはチュー
 このシーンは、原作では保健医登場後なので、ハレがグゥを止めるよう頼みに行ったのも保健医だったのですが、アニメではまだ登場してないので、順当に先生と言うことになっています。それから、ウイグルが「ウェダと間接キス」と妄想せず、いきなり自分で「グプタと間接キス」という事実に気付いたり、最後にハレも被害者になるなど、結構変わっています。
 ところで、マリィによって生み出された誤解はどうなってしまったんでしょうか(笑) 解決されないままなんでしょうか。それと、ぼく的名ゼリフ「め〜ん〜ど〜い〜っちゅーねん」がこのままカットされるのかと思うと非常に惜しいです(爆)
★個人的な感想(爆)☆

 まず一言。ワジ、いくらなんでも笑いすぎだろう(爆) ギャグがさぶいし(爆) アニメ版は前回の長老と言い今回のワジと言い、それぞれの個性が強調されまくってますな(笑)
 それから、マリィの暴走っぷりも、動画になるとよりすばらしく暴走してる感じがします(笑)

 ところで、ハレがチェットのせりふを言っているのを聞いてしまって、マリィ発生した誤解(笑) 翌日学校に行ってその誤解を解くつもりが、グゥのおはチュー事件で解決できてへんやん(笑) ってか、10歳なのに女の誤解解きに走り回る少年の姿が見れなかったのがちょっと惜しい。それから「め〜ん〜ど〜い〜っちゅーねん」がカットされたのはもっと惜しい(笑)

 あとは、グゥの笑い声(笑) やっぱり顔だけじゃなく声も素だったのね(爆笑) 渡辺さん(グゥ役)最高です(笑)。
 今回はほんとウケまくりでした(笑)

・・・・今回のストーリー紹介、全然まとまってません。長いです。そのくせわけわかりません。ごめんなさい・・・・・ いや、いつもまとまってるとは言えないんですけどね(死)
★5年後の感想☆
視聴・記入日:2006.05.07

今回は正直ちょっと微妙かな。
何も考えないでギャグとしてみれば充分楽しいんだけど、あんまり関連のない話を3つほど一つの回に押し込めたはいいけど巧く繋がってなかった感じがしたのがちょっとよろしくない。
OVAみたいに15分で2本立てなら前半はワジとグゥが笑ってる裏でマリィが暴走する話、後半がチューの話で分けられたんだろうけど。
サブタイが「おはチュー」な割には、チューしてるのは終盤数分のみだしねぇ。
原作でもワジ&グゥとちょっと待ってマリィたん第1回(何)はセットだけど、これも分ける気になれば分けられたよなぁ。マリィ暴走は単独でも十分話が成り立つし。
誤解解いて回るぞと意気込んで学校へ行ったのにグゥのチューのおかげで解いてる暇なぞなく全員撃沈ってのもちょっと繋げ方悪かったかな。
これで次回に誤解解くなら良いけど、解かないならこの「誤解を解いて回るぞ!」ってシーンはわざわざ今回入れる必要はなかったのでは・・・

でもまぁ、「悲しいときこそ笑え。笑って吹き飛ばすがいい。ハハハハハ・・・・・・orz」なハレの直後にエンディングで「そうあからさまに作り笑いなどしてみせる、そんな自分が悲しくてむなしくて仕方がありません」と歌ってるってのはもう大爆笑ですけどww
ここに関しては絶妙な繋げ方だと思うwww


5年前と比較。
当時はマリィたん暴走のインパクトにやられて話の繋がりとかは気にしてなかったみたいですねw
OVAの「ちょっと待ってマリィたん」ではもっとすごいの見てるから、今はもうあの程度じゃ別に(何)