illusion7 「妄想じゃんぐる」
放映日:2001.5.15


☆ストーリー紹介(詳解?)★
 今日はハレの11歳の誕生日。ウェダも、クラスのみんなも、保健医も、みんなハレを祝ってくれます。
 そして、グゥもまた同じく、ハレを祝ってくれるとのこと。何をしてくれるんでしょう。

 そして翌日・・・・
 ハレは起きてみると、なぜか保健室にいた。しかも、声がやたら低い。ふと自分の手を見てみると・・・・・・・
 大きい。昨日までの自分の手とは明らかに違うものだった。慌てて鏡の前に走ると・・・・・・・・・
 そこに映ったのは、なんと見慣れた自分の顔ではなく保健医の顔だった・・・・・・・・・!!!
 そこに現れるグゥ。彼女は曰く「1日遅れのバースデープレゼントだ」と。どうやら、グゥのせいで、ハレと保健医が入れ替わってしまったようだ。
 
 とりあえず家へ向かってみたハレ(外側は保健医。)。するとやっぱり、ハレの体の中には保健医が入っていて、そっちも狼狽していた。(ウェダが一緒に風呂に入ろうと誘ったときは、そんなことも忘れて行こうとしていたが。)
 どうしようもないので、このあとどうするかを話し合う二人。しかし保健医(外側ハレ)はやたらプラス思考で、「子どもって特権をフルに活用して行くぞ〜」とか言って、ハレとしての生活を満喫するようだ。代わりにハレ(外側保健医)は、保健医としての仕事をすることに・・・
 こういう時に限って、グゥは見つからないし・・・・・

 そんなわけで保健室で、保健医としての生活を送るハメになったハレ。
 マリィの作った食事を食べたり、グプタのケガの手当てをしたりして、普段の保健医の生活を知っていくハレ。また、普段はクサレ医者な保健医だけど、ケガをしたぴよちゃんの手当をしていたという意外な一面をも知ったりする。

 その夜。保健室の本棚にある難しい本を眺めて、ハレは思う。自分が安易に「大人になりたい」と思ったばかりに、こんな結果になってしまって、保健医には悪いことをしたと。そして、明日こそグゥを見つけて、保健医のためにも元に戻してもらおうと決意する。
 それを聞いていたグゥは、闇の中へと消えていった・・・

 翌日。
 朝起きると、いつも通りウェダの隣で寝ていた。ちゃんと戻っていた。
 学校へ行く途中、グゥに出会う。昨日一日で、保健医のことがよく分かって、好きになれそうになったハレは、普段なら怒ってグゥをどつき倒すところだけど、今回はお礼を言う。
 そしてそのまま学校へ向かう。

 ・・・・・・・・・・・・・・が。そこに待ち受けていたのは、村の女性達。そしてハレの姿を見るなり、「スカートめくったでしょ!!」とか「抱きついて胸触られた!!」とか、すごい剣幕でまくしたてられる。
 そこでハレは気付く。昨日の保健医のセリフ、「子どもって特権をフルに活用して行くぞ〜」の真意に・・・・
 「オレじゃない!!」と言っても分かってもらえる訳もなく・・・・・・・・

 ジャングルに暗雲が迫り、ジャングルにしては珍しくしとしとと雨が降る。そして、どこか稲妻にも似た音が繰り返し響き渡る。
 音が止むと、雨の中に転がる無惨なハレの姿があった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★コミックとの対比☆
解説番号 主なシーン・セリフなど コミックのページ
全編通して 3巻P95〜124
(illusion27・28)
☆詳しい解説★

1:全編通して
 今回は、大きな追加・変更もなく、上記の2話を消化しました。
 違う点を挙げるとすれば、
・コミックではアシオとベルがいるが、まだ出ていないのでその関連をカット。
・トポステの作ったものがポクテのママレードであること(笑)
・マリィのパーカーの柄が違うこと。
・保健医にエロ本を渡されたハレが、それを踏みつけるなど、より邪険に扱っていたこと(笑)
・「すごい父親だ・・・」のあとに「その息子もな・・」というツッコミが入ったこと(爆)
・グプタのケガの処置が包帯だったこと。
・グゥがときどき消えつつ立ち去るシーンが挿入されていること。
・ハレのお仕置きシーンが映し出されたこと(爆)
 ぐらいです。
★個人的な感想(爆)☆

 今回は、細々と気になる点が多かった回です(笑)
 ポクテでママレードは出来るのか、なんでグゥが消えるのか、お仕置き後のハレの頭になんでリボンが数個付いているのか・・・など(爆)
 そういえばお仕置きシーンは、コミックでは描かれていませんでしたが、アニメでは無惨に描かれてましたね(爆)
 あのシーンにクレ○ンしんちゃんの面影を見たのはぼくだけでしょうか。いやそーじゃあるまい(笑) 第一スタッフ陣にクレヨンしん○ゃんの関係者が多いですからね。
 それから終盤で、グゥが消えながら立ち去るシーン。ほんと謎ですね。「神秘的」って感じもします。
★5年後の感想☆
視聴・記入日:2006.05.28

2話続けてハレが果てしなく哀れな結末を迎える回。
流石にここまでされると笑いも少し引きつってくるな(何)
あのオチに到るまではハレ視点で見ればちょっと良い話なんだけど、そこは初期の頃のハレグゥ。一筋縄ではいかないわけですw
原作でもそうだけど中盤あたりから他のキャラがオチをつけるのが多くなってて今回や前回みたいな「ハレオチ」は何か久々に見た気がします。

今会期になった点は、5年前と同じ所。
ポクテのママレードって・・・・(笑)
大辞林によると、「オレンジ・夏みかんなどを用いたジャムのうち、果皮の薄片の含まれているもの。」とあるから、ポクテが原料という時点で既にママレードにはなり得ないじゃん(爆)
おまけにポクテは果物ですらないw
野菜炒めとかにされるぐらいだからむしろ肉っぽいのでは・・・
それでジャムってw
あり得ねーwww

あと夜、ハレin保健医が「明日こそグゥに戻してもらうぞ!保健医のためにも!」って言ってるのを陰で聞いてたグゥが時々消えながら立ち去っていったとこ。
アレは結局何だったのか。別に後になって拾われた伏線というわけでもなかったし。
これも実はなんか元ネタがあるとか?