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所見02
スタッフ陣

(2003.8.20)

3ヶ月ぶりの所見です(何)
サイトオープン後初めての「書き下ろし」です(何)

それはそうと、だいぶ前にスタッフ陣が発表になりましたが、主要なメンバーについてについて感想を述べたいと思います。
出てくるスタッフさんの過去の経歴等は、「スタッフ」コーナー内の「過去の経歴など」を参照。



監督:水島 精二

えっ、シャーマンキングの水島さん?!
ハレグゥも「水島監督」だよな。精二じゃなくて努だけど(何)
てゆーか、マンキン・・・(何)
正直、微妙です。
マンキンも、前半の原作に沿っていた部分は面白かった。かなり。それはもうDVD買ってしまうぐらい。
でも、後半の原作から大きく逸れてた部分は全然面白くなかった。それはもう見るの止めようかと思うぐらい。

で、ハガレンもマンキンと同じで、原作付きのアニメで、しかも話の結末がまだ全然見えてない時期のアニメ化だから原作から逸れることは必至。

となると、マンキンでちょっと痛い目見た身としては、先行きはちょっと不安になったりもするわけですよ(何)

また、マンキンとは別にもう一つ「i -wish you were here-」という水島監督が手がけてる作品も見たのですが、それはもうなんだか分からなかったとしか言いようがない(何)。

そんなわけで、ぼくの中では何とも良いんだか悪いんだか判断尽きかねる、そう言う監督なのです・・・

世間の評判見てると、他に手がけた「『ジェネレイターガウル』や『ダイガード』は良作だった」という意見や、「『マンキン』も、何がしたいのか分からずテンポの悪い原作を上手くまとめ上げた」というのが多いんですが、ぼくにはどうも、マンキン後半での印象が最悪だったために、どうしても不安が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マンキンはマンキンでも前半のような感じに仕上げてくれるならそれは万々歳なんですが。

うーん。どうなることやら・・・・。


ストーリーエディター:會川 昇

うーん・・・聞かない名前だなぁ。
そう思って、このページの「スタッフ」コーナー製作のためにネットを検索。
すると、そのコーナーに書かれているような経歴が判明。

へー。「葉月九ロウ」とも名乗ってたのか。
ってか、この人もマンキンに関わってるやん・・・・
ストーリー構成ではなく、各話の脚本担当だけど。
それに経歴から察するに、水島監督とは、何度も共に仕事をしてる「馴染みの仲」のような感じですね。
となると、やっぱりマンキンの悪夢再来がより一層危惧されるっちゅーかなんちゅーか(何)
コワイヨー(何)

しかしこの人、いろいろ書いてるなぁ。
確かに「ラブひな」でも見覚え有るし。「ラーゼフォン」にも居たのかよ。
あと、今東京のフジテレビでは放送中だけどぼくの居る札幌ではやっていないため見れないけど、見てみたいと思ってた「ガドガード」もこの人か。
あー。どうなんだろう。悪くはないのかな。
ちょっとこの脚本家を意識して話を見たことがないのでやっぱり判断不能。



キャラクターデザイン:伊藤 嘉之

會川氏同様、知らないなぁ・・・
検索しても仕事っぷりが分かるのはラーゼフォンぐらい。
その検索でヒットしたページを巡ってると、なんだか、「叩き上げ」の人らしく、今後が期待されるような人との記述が多かった。
まぁ、アニメ誌に掲載されてる絵を見る限りでは、そんなに悪い印象はないので大丈夫でしょうかね。
ただ荒川先生独特の線の感じとかはさすがに再現されてない気はしますが。
それと、エドの顔がちょっと縦に長くて大人っぽいイメージになってるのもなんか気になりますが。
まぁ、許容範囲内です。



キメラデザイン:石垣 純哉

公式発表前からネットではこの人が関わると噂になっていたんですが、ぼくはやっぱりこの人を知りませんでした(爆)
で、調べてみたら歴代ガンダムシリーズのメカデザインを手がけてた人らしいということは判明。
でも、初めてまともに見たガンダムはSEEDだからなぁ。ガンダムファンの間では有名な人のようだけど、ちょっとわからない。
経歴見たら「女神候補生」のメカデザインもやってたようですが。(これは全話見た)
まぁ、歴代ガンダムを手がけるような人ですから、腕は確かなんでしょう。
期待して良いのか?

しかし、公式発表前は「ハガレンに、メカ・・・?機会鎧とか・・・?」と悩んでましたが、「キメラデザイン」とは。
そんなにキメラ出すつもりですか(何)
話によると1,2話に出てくるそうですが。
1話はコーネロ教主のところの「ライオン+蛇」みたいなヤツとして、2話は・・・?



音楽製作:大島ミチル

えっ?!大島ミチルって、あの大島ミチル?!(何)
だいぶ昔にやってたNHKの「生命40億年はるかな旅」の音楽作ってた人じゃなかったか?!
そんな人が?!!

・・・以上が知ってすぐの感想。
驚きましたよ、ホント。
その後、公式サイト行って更にびっくり。
「生命~~」以外にもなんか有名な曲をものすごい数作ってるじゃありませんか(何)
アニメはそんなに多くないようですが、有ることは有る。
いやぁ。こんな大御所がやってくるとは。
ホントに力入ってるんですね、今回のアニメ化は。

この人の音楽は、「生命~~」の印象が強いんですが、壮大なオーケストラすごくシビレます(何)
ハガレンの世界もファンタジー世界なので、オーケストラは似合うかも。
ご本人の公式サイトの日記ではわざわざロシアまで行ってレコーディングしてきたともありますし。
これは期待大です。



製作:BONES(ボンズ)

ボンズかっ!!(何)
前回の所見で書いたとおり個人的には「東京アンダーグラウンド」放映中のガンガンのCMを作った実績を買ってぴえろが良かったんだが(何)

でも、ボンズなら安心。
「ラーゼフォン」と、今放映中の「スクラップド・プリンセス(以下、すてプリ)」でその力量を自分の目で確認済み。
ラーゼフォンの時は若干「あら?どうした今回は?」と思ったことは無いわけでは無いんですが、明らかに崩壊するようなことはなかったし、現在放映中のすてプリの絵柄の安定性はもう秀逸。すごい。

色彩の面でも、BONESの色使いは若干くすんではいるけどそれでいてきれいで雰囲気があってかつ見やすい色を使ってくれるので好感が持てます。ハガレン同様ファンタジーな世界で、赤系と黒系が多いすてプリもなんかいい感じの色を使ってくれてます。ぴえろは一部で「ぴえろカラー」と呼ばれるような、どぎつい色を使う事が有るので、その点むしろBONESでよかったかも。ぴえろ製作の「ヒカルの碁」のヒカルの前髪も、結構きつかったから、全部金髪のエドはどうなってたことか(爆)

加えて、CGの使い方が上手い、と、すてプリを見てると思います。
無駄に乱用したりせず「適材適所」って感じで使ってくれるし、その使い方もすごく効果的になので。
ハガレンでは、錬成のシーンとかが間違いなくCGになるでしょうが、そこも上手く表現してくれるのではと思っています。

ボンズはハガレン製作に合わせて新しいスタジオを一つ作った、というほど気合いが入ってるので、こりゃー、映像の方もかなり期待できそうです。



総括

えー、ぼくとしては知らない人が多かったので、名前見ただけでは「なんじゃこりゃ」でしたが、調べてみたらなんだかとんでもなく豪華な布陣のようです。
個人的には、監督とストーリーエディターのコンビに、若干の不安を覚えたりしてますが、うまく事が運んでくれればかなりいい出来になるでしょう。
音楽と映像については、どうやら心配の必要は全くなさそう。

しかし、ハガレンアニメは、アニメ製作サイドから荒川先生にラブコールを送って製作が始まったと言うだけ合って、ものすごい気合いの入れようですな。
発表されたスタッフ陣や放映曲・時刻をみてもそこら辺ひしひしと伝わってきます。
これはもう、巨大な期待を抱いてしまって良いですか(何)




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