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所見12
「赤きエリクシルの悪魔」プレイ日記3
(第6・7章)

(2004.10.14)

この「所見」はタイトルのとおりゲーム版の感想です。
よって、今後プレイを考えている方には猛烈なネタバレになります。ご注意下さい。
また、「所見」と銘打っている以上感想をメインにするつもりですが、副次的なものとして攻略情報的な内容ももちろん含まれたりします。
しかし、管理人の性質上、短く簡潔に纏めるってことがしづらいので、めちゃくちゃ長いです(爆)
加えて、管理人は今までまともにプレイしたことのあるゲームは前作の「翔べない天使」と「.hack」シリーズだけというゲーム初心者です。
なので攻略情報としてはかなり役に立たないのではないかと思われます。

その辺のことを踏まえた上で、読みたいと思う方はこのまま下へスクロールしてお読み下さい。


























10/5 14:59:プレイ3日目スタート。
今日の「SQUARE ENIX」はアルVOICE。

第6章:幻の都シャムシッド

砂漠を行くエド達一行。
暑い──と喚くエドだが・・・そんな赤いコート着てるからだよ(何)下も黒ばっかだし。
まぁ、アーレンの20~30km歩くことが「たったの」という認識もアレっちゃアレですが(何)

ここで語られるレビス文明についてのより詳細なこと。
「秘儀」により発展を遂げたレビス文明だが、32代レビス王が亡くなった王妃をゴーレムの体を使って甦らせようと試みるが失敗。
しかし諦めきれない王は何度も同じことを繰り返し、「失敗作」が多数作られてしまった。
ある日そのゴーレム達が暴走し、一夜にして文明は滅びた。
クロウリーは今、そのレビス王と同じことをしようとしているらしい。

・・・しかし、5千年前の文明なのに、良くそこまで詳しく分かるよなぁ(何)
アーレンさんがのレビスの秘儀の謎を解いてから50年かそこらなわけっしょ?
なのに・・・ねぇ?(何)

◆シャムシッド・東の門
「5千年前に滅びた街」のハズが、門も建物もは立派で崩れてないし、おまけに普通に人が暮らしてる。
そんな街の様子にアーレンは驚くが、とりあえず今はクロウリーだ、と言うことで捜索開始。
とりあえずエドは街の人に聞こうとするが、言葉が通じないのか無視される。
どうしようかと思っていた彼らの前に、またエルマが現れる。
その姿を見てはっとするアーレン。
エルマはまた「あの人をお願い」と言って消えてしまう。
それを追いかけたアーレンと、更にそのアーレンを追いかけたホークアイがさっきエルマが乗っていた台に上がると、なんと今度は何と2人まで消えてしまった。
エドアルも意を決してその中へ。

◆シャムシッド・南地区
どうやらこれはレビス文明の人たちが錬金術を応用した移動手段として用いていたものらしい。
・・・しかし「錬金術で移動」って・・・・一体どうすればそんなことができるんだ・・・。

転送されてきた先もシャムシッドの中。
とりあえず2人を探してうろうろ。
セーブポイント近くの屋根に乗るとずぼっと抜けて家の中へ落下。そこでアーレンが加えて多パイプを発見。
同じ場所に飛ばされてきたのは間違いないので急いで捜す。

・・・ここも今は敵が居ないけど錬成可能オブジェクト多いから後々戦闘になることは間違いないな(爆)
なので、落ち着いてるな今のうちに宝箱を集めておく。

◆シャムシッド・大通り
奥の方で中尉とアーレンさんを発見。
クロウリーは塔にいる、と言ってやはりきれいに再建されている塔へ向かう。
ここでBONES。
塔の近くでは住人達が威嚇してくる。
このパターンは・・・と思ったらやはり正体はゴーレム。
数が多すぎるので一旦退却。
しかし市街の人々も全員ゴーレムになってる。
逃げるシーンのお約束「つまづいてコケる」をアーレンさん実践(何爆)
アーレンさんのことは中尉に任せ、エドとアルはゴーレムの相手をして時間を稼ぐことに。
とりあえず一通り全滅させると会話イベント発生して先へ。
ここの敵は入手経験値高めだなぁ。

◆シャムシッド・南地区
入るとさっきは大人しかった石像がビーム出してきやがった(爆)
そのビームをかいくぐりつつ、本当はもっと前から錬成できたようだが今回が初使用となる「打ち出の小槌」を活用。
前作のピコハンと似てるけど、その名の通り叩くと小銭をまき散らす(何)
奥にいた、赤いビームを撃ってくるリゼンブール裏山の洞窟で石板集めしたときに倒したのと同じタイプのデカいゴーレムをピコピコ叩いてたら57HITとか。

◆シャムシッド・市場通り
・・・ところでこの小槌って、これで倒すと必ずアイテム落とすとかですか?
なんだか知らないけどたーーーんまり集まるんですけど(爆)
まぁ、5章のボス戦で凄まじい量の回復薬を消費してるからちょうどいいですが。

◆シャムシッド・西地区
「.hack」に登場した「テトラアーマー」やら「テトラポッド」やら「イカポッド」やらと似た形の敵(正式名称「ガーディアン」)が出現。
攻撃喰らうとイタイけど、大げさに振りかぶる攻撃だから容易にカウンター決められますな。
まぁ、倒れてくる石柱やビーム石像がいて、カウンター決めたのにそいつらにダメージ喰らわされたり、2体寄ってくると片方にカウンターしてる間にもう片方から攻撃されたりと、なかなか素直に倒されてはくれませんが。
でも、ここでも牛さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!(再)なので、セーブポイントへと続く階段の下の2体は牛さんに任せてエドは上から文字通り「高みの見物」。
だって牛さんが勝手に倒してくれるし(爆) さすが牛(何)
ただ、アルは放っておくと攻撃しに出ていってしまい敵でなく牛さんに攻撃されてしまうから白ふんどし付けておきましょうね(何)
テトラポッド(仮称)を2体とも倒すとゴーレムが出てきたけど、わずかに残っていた牛さんの余力で弱らせられたので楽々でした。
ビバ、牛(何)
先月美瑛の辺り旅行したとき「美馬牛(びばうし)」って地名があったな(何)

ここでどうでもいい新発見。
前回同様牛さんは使用後に再錬成するとアイテムになるけど・・・・
「牛肉」って(爆笑)
なんでも100g10円の安肉で、使用するとHPが「肉」だけに29回復する、エド専用の回復薬らしい・・・
うわぁもう、なんてネタばっかりで使えない回復アイテムなんでしょう(爆)

◆シャムシッド・祠堂地区
◆シャムシッド・住宅通り

この辺は地面にへばりついてるぬらぬらーっとしたヤツがイヤです(何)
背が低いから攻撃当たりづらいし。
でも住宅通りでは祠堂地区から持ってきた日本刀でそういうのはさっさとやっつけて、後は現地調達の小槌でピコピコ叩いてアイテム稼いでました(何)

◆シャムシッド・北地区
ここはビーム石像と、ヒトが登ろうとしてるハシゴの上で爆弾ばらまいてるゴーレムが激しくウザイけど、いつの間にやら再錬成して広範囲にバラまけるようになった爆弾とか前作でのお気に入り「豆タンク」とかが錬成できて攻撃は非常に楽しかった(何爆)爆弾には爆弾を(何)
豆タンクは例によって視点変わらないから照準定めにくいけど・・・
神殿へ続く階段に戦車に乗ったまま登っていくと中尉とアーレンがいたから、イベントが始まるんだろうなーと察知して引き返し、引き続き敵をボコる(何)
西地区で入手した「連打の心得」と「成長の心得」を装備した上で、大きくて手強い敵はハンマーで叩き、中~小の敵は小槌でコンボ稼ぎつつアイテムも収集。
気が済むまで倒してから再度階段の上へ。

◆レビスの神殿
ただいまレベル25。でっかいのでもちっこいのでも何でも出てこい。小槌で倒して経験値とアイテムに変えてやるから(何)
・・・と思ったけど、エドが手に持ってたのは普通のハンマーなので、一旦外に戻って小槌回収(爆)
その状態でセーブ。

聖堂の奥。
ちっ。中には敵居ないのか(何)
そこにはエルマそっくりの、レビス王妃の石像が。
この中は安全だからと言うことで、休憩も兼ねてアーレンから詳しい経緯が語られる。
エルマはクロウリーの死んだ恋人で、クロウリーはゴーレムの秘術を使ってエルマを生き返らせようと試みているらしい。アーレンがここの調査に当たっていた頃、クロウリーは一度錬成を成功させたが、半年もしないうちにエルマの、土から作られたゴーレムの身体は、朽ちて泥水になってしまった。しかしアーレンはエルマを復活させるための研究を続け、レビスの王同様何体もの「失敗作」を生み出した。
そんなある時、当のエルマがアーレンに「あの人を止めて、私を殺して」と言ってきたらしい。
・・・・・どうでもいいが爺さん、この流れでエルマの口調を真似てそのセリフを言ってもギャグにしか聞こえないから止めた方が良いと思うよ(爆)
しかし、クロウリーは今も研究を続けていると言う。
「死んだ者に再び生を与える。そんなことはできねぇハズなんだ。神様でもなけりゃあな・・・」
・・・・・・アニメ最終話付近でエドが一度死んだのに結局生き返ったという展開が非常に不服なぼくとしては、やっぱりこれが「鋼の錬金術師」という作品の「根っこ」の部分の一つと考えていいんだよなと改めて認識できたセリフでした。

エドはアーレンにエルマから渡された指輪を見せる。
どうやらこれはこの遺跡で発見された、王族のみが継承する「レビスの指輪」というものらしい。
エルマは始めからエド達をここへ導こうとしていたのか・・・そんな話をしていると、突然揺れて崩れ始める神殿。
一同はあわてて外へ。

◆礼拝広場
見ると神殿の上に巨大な蜘蛛のようなゴーレムが居て、戦闘開始。
ってさっき敵が出てこないからって安心してたらいきなりボスかい!(爆)
・・・さすがにこれは打ち出の小槌で「おー。当たる当たる。たのしー」とかやってる場合じゃないよな(何爆)
そんなわけで小槌は手放して現地で調達できる手裏剣やら投げナイフ(プレイ当時はそう思ってたけど本当は「くない」らしい)を使用。
最初どこ攻撃して良いのか分からなかったけど、どうやら足の部分を叩けばいいらしい。
上空でくるくる回ってずどんと落ちてくる攻撃は当たると厳しいことになるけどその後しばらく足を無防備にでろーんと伸ばしたままぐでーっとしてるから、ごく接近した位置から「くない」を投げて無駄なくヒットさせ、コンボ数稼ぎ成功。
でろーんとした状態が終わった後も、立ち上がってる間は足での攻撃やビーム攻撃に気を付けつつ足を叩けばダメージ行くようなので、二重錬成した爆弾をダメージ覚悟で接近して投げ、これもかなりの数当てることに成功。
錬成オブジェクト無くなった後は剣でバシバシと。
でも途中から召喚されるちっこいゴーレムはなにげにウザイね(何)
本体の攻撃はどうもカウンターが効かなくて喰らいっぱなしだし。
地面の下に潜って出てこなかったり上空に浮かんだりしてなかなか攻撃できないのがもどかしいというか。

結果は08:08、53HIT、2752ダメージでランクC。回復薬小を入手。
攻撃は結構いい具合に当たったけど、攻撃喰らいすぎだなぁ。アルなんか3回も死んだし(爆)
直後の会話イベントでエドが言うとおり、やりづらい相手でした。


ここでまたエルマが登場。
アーレンってエルマに対しては「何を言ってるんです!」とかそういう丁寧口調なのはなんでなのやら。
エルマは「最後のお願い」と言って、「私を殺して・・・そして、エリクシル・・・大きな赤い石を・・・」と。
しかしそにゴーレム出現。
エルマはまた消滅。

BONESムービーに突入。
ゴーレムはものすごい数出てくる。さすがに手こずっていると、少佐と大佐が華麗に登場。
少佐は盛っしたあとぬぬぬと地面に手を近づけていき、ちょーーーんと触れてデカい棘を錬成し、何十体ものゴーレムを吹き飛ばすと言う芸術的錬金法を見せてくれたり、大佐も「手加減するのも難しいな」と言いつつ歩きながらぱっちんぱっちんとテキトーに焔出して吹き飛ばしてみたりと変な戦いが繰り広げられてました(何)
大佐達は軍隊を引き連れてきていて、シャムシッドのゴーレムの制圧にかかっていた。

これで6章終わり。プレイタイムは12:15。

第7章:レビスの塔

半魚人女とクロウリー。
中央に大きな赤い石がある部屋に居る。
これがゲームタイトルにもある「赤きエリクシル」か。
この石は人の血を吸うほど赤く光る、とクロウリー。
それでボードワンでやったみたいに村人をさらってたのか。
そしてクロウリーは「多くの者達がその命を捧げにやってきた。エリクシルを完成させるために・・・」と言う。
大佐達が引き連れてきた軍隊のことか・・・・
なんか軍人を材料に石を完成させるって、アニメ版みたいな展開になってきたな・・・

◆レビスの塔・入口広場
塔への入口が見当たらなかったが、アーレンに教えてもらいエルマに渡された「レビスの指輪」を「鍵」にして、エドが錬金術を発動すると入口が開く。
「クロウリーはオレが止めないといけない」と思っているがためにアーレンも塔の中に入ろうとするが、ここから先は命の保証はないからと止められる。もちろん猛反発するが兵士に押さえられ、エド、アルと大佐、少佐、中尉だけが中へ。

◆レビスの塔・転送陣の間
例の移動用の陣が3つ。
しかし、大佐、少佐、中尉がそれぞれの陣に乗ってみるも反応無し。
・・・と思った矢先、エドの指輪が反応して3人はバラバラに別の所へ転送されてしまった。
エド達も先へ進まないといけないが、誰を追っていくかが問題だ・・・
この選択はプレイヤーが決定できるようなので、中尉の所に行くことに。
その前にとりあえず3つの錬成陣に近づいてみたら、それぞれ「大佐はこの錬成陣にいたよね」とかいうセリフをアルが言ったけど、少佐の時だけなんか引いてて「兄さん・・・ここに入るの・・・・・・?」って言ってたのが笑えました(爆)
さりげなく酷いよ、アル(爆)

◆レビスの塔・第1層
中尉と無事合流して先へ進む。
なんか鉄球を4つも錬成できるからって調子に乗ってトゲまで付けて転がしてたら中尉も巻き込んでしまいました(爆)
ごめんなさい(何爆)

◆レビスの塔・第2層
ここでのお役立ちNo.1はやっぱり「兄メカ」。
ビームを撃ってくるヤツが複数いて非常に危ないけど、兄メカがあるとそっちにビームを撃つから、敵に非常に大きなスキが出来るので安全に倒せました。
とはいえ本物のエドも近づきすぎると撃たれるけどねー(死)
敵を倒した後も、自ら兄メカ攻撃して爆発させ、アイテム回収もできるし。
兄メカ最高(何)

後半の赤いビームを撃つやつが交互に並んでて完全に道を塞いでるところは、斜めの位置から手裏剣やゴムボールで攻撃。遠方から青いビームを撃ってくる奴にさえ気を付けていればなんてことはなかったです。
赤いビームの奴を倒すとそこから湧いてくるちっこいビームは中尉に任せておけばいいし。

◆レビスの塔・第3層
部屋に入ると閉じこめられ、ゴーレム多数出現。
手裏剣と我らが牛様(何笑)を駆使して対処。
戦闘中に宝箱空けたらHP全回復の「レビスの涙」なんての入手。

全部倒すと会話イベント。
エドはまだクロウリーという人の命を奪うことになるかもしれないことにためらいがある様子。
しかし中尉は、「今は大切なものを守るために全力で戦いなさい」と。
「『守ろうとする決意』はどんな『奪う力』よりも強い。私はそう信じているわ──」
さすが中尉。名言だね。

会話の後、「決意の弾丸」を入手。敵に与える射撃攻撃のダメージ30%UPだそうで。
次の部屋で豆機関銃(仮名)が錬成できたので早速「決意の弾丸」装備。
ちっこいゴーレム達は機関銃×4と中尉の射撃による弾丸の雨の前に為す術もなく、面白いように殺られていきます(何爆)
主人公のエドはと言えば、敵が落としていったアイテムを拾うだけ(爆)
かつてこんな楽な戦闘があっただろうか(爆)
結局エドが手を出すまでもなく、全滅(爆)

◆レビスの塔・第4層
普通に敵と相手して、アイテム回収。

◆レビスの塔・双像の間
ゴーレムの像が2体有るだけで行き止まり。
石碑に何か書いてあるけど古代レビス文字で読めない・・・・
困っていると何故かアーレンさん登場。
兵士を殴って来てしまったらしい。タフな爺さんだ(何)
しかしどうしてエド達がこの中尉が飛ばされてきた錬成陣に入ったと分かったんだ?(爆)
錬成陣に入るところから既にを見てたとか?
だとしても途中のゴーレム達は・・・
「専門家」だから抜け道ぐらい知ってるかもしれないけど・・・
謎だらけだ(爆)

それはさておき、アーレンさんの解読によると、双像に二人の錬金術師が同時に手をかざせば王妃の間への道が開くとのこと。
エドとアルが手をかざすと、アーレンさんを含めた3人は転送。
しかし、見張りをするため陣の外にいた中尉は置き去りに・・・

◆王妃の間
中央に花壇、そして巨大な装飾が施された窓のある明るくきれいな部屋。
そこに例の半魚人女が出現。
「イノチ・・・・モラウ」とか言いだし、2度目の戦闘に。

最初は花壇の回りに囲むように錬成できた機関銃と火炎放射に上手い具合にハメられてくれたのでその間を剣や槍で叩けてある程度のコンボも稼げたけど、それらの効力が切れると前回戦ったときと同じ様な苦戦を強いられることに。
更に今回は「謎の女」の攻撃自体が前より激しくなっているだけでなく、召喚してくるゴーレムもパワーアップしてるから余計タチが悪い。
ハンマーとか錬成してるスキにもあっちこっちから攻撃されてマズいし、半ばヤケになって素手でやってみたらどうもそれが一番コンボ決まるようだったので、もうずーっと□(素手)と△(甲剣錬成)と○(トゲ錬成)のコンボで叩きまくってました。
苦戦の末、結果は15:13、15HIT、3051ダメージ。ランクはD。
なんか11835EXPとかいう凄い経験値入手しましたが(爆)

倒すとBONES。
花壇の中に倒れ込むと、半魚人女の身体が光り、その姿はエルマのものに。
まさかというかやっぱりというか、これの正体はエルマの「失敗作」だったってことか・・・
エルマは「あとは赤い石を壊してあの人を止めて」とエドに言い残して息を引き取る。
そして身体が石膏像のように白くなり、砂のように消えていった・・・・・・・

今回も何だか悲しいお話になってきました。
しばらく一人にしてくれ、と言うアーレンを残して、エドとアルは先を急ぐ。
おそらくクロウリーの元へ通じているであろう転送陣を発見。
しかしアルもさっきのエド同様、人の命を奪うことに抵抗があるようで、行くのをためらう。
しかしエドは「もう俺達がエルマさんにしてあげられることは一つしかないよ」と覚悟を決めた様子。
そういわれてアルも腹をくくったしたのか、二人で陣の上へ。

その頃さっき置き去りにされてしまった中尉と、大佐、少佐が王妃の間に到着。

◆レビスの塔・地下
・・・・とまぁ覚悟を決めたのはいいが、転送されるとやっぱり恒例の「う゛え゛え゛・・・気゛持゛ち゛わ゛り゛ーー・・・」w
さっきのかっこよさは台無しだ(爆)

ごちょごちょ敵が居るが何かもうめんどくさいし適当に無視して宝箱だけ取って先を急ぐことに。

◆塔の地下・第2層
なんか知らんが石像が空気吸い込んでる。
スキを見て渡れと言うことか・・・・・・・・・
なーーーんか、うーっすらと前作の「山道北部」での悪夢が頭をよぎるんですがーー(死)※所見06参照
うぅ。まあいいや、やってみよ・・・

まず一カ所目。すぐ向こうに待機所が見えてたことも有り、意外と難なく通過。
しかし2カ所目。なんか待機所が複数見えてたから、一挙に遠くの方のにまで行けるのかな、と思い、手前のを無視していったら落下。
でも下に宝箱を発見したので入手。
そしてさらに先へ進めそうな道が。
なんだよー。今回山道北部みたく頑張って越えなくていいのかよ。

これはもしかしたら1カ所目の下にもあるのかなと思い、わざとさっき通過できた1カ所目に戻って敢えて吸い込まれて落下してみる。するとやっぱりそこにも宝箱が有ったので入手。

もう一度1カ所目を普通に通過して、2カ所め。ここでも、まだ下に取り残しの宝箱がないかなーとうろうろ。特に収穫はなかったけど、見上げると頑張って風を切り抜けていけば取れそうな位置に宝箱がずらーーーっと並んでいるところを見つけたので、頑張らなくて良いことが分かったのに敢えて頑張ってみることに(何)。

2カ所目は今度は手前で一度休み、奥でもう一度休んで、と行ったら全く問題なく通過。
3カ所目。
柵があって普通のジャンプでは越えられない。
かといってアルとの協力ジャンプをしようにも、アルは1カ所目で落ちてしまって一人寂しく上がってこれずにいる(爆)
さてどうするかと思ったが、そういえば今回も錬成した壁に乗るってのがあったから、その上から飛べば行けるかも。前作でも何度かそれ使って先へ進んだしな。
そう思い実行。前作は壁に向かって進み続ければ自動的に壁に乗れたけど今回はジャンプを微調整してやらないと乗れないのがめんどくさいけど、ちゃんと行けた。
しかしその先が大変だった(爆)
やっぱり1カ所目のように「絶対通らないと行けないところ」とは違うから、難易度高ーー・・・
待機所になってる小突起の上にある宝箱二つは何とか取れたけど、ずらーーっと並んでるところはどうやっても行けない。
十数回やってもダメだったので、さすがに諦めることに(爆)

次のマップへ繋がる地点までは敵がうじゃうじゃいるのに、アルは未だに1カ所目の下にいるから一人で対処していかないといけないのが結構辛かった・・・

◆塔の地下・第3層
上から見下ろすといきなりあちこちにゴーレムが多数いて萎え・・・・
下に降りたら降りたで、そいつらがこれから登っていこうとするはしごの先にばっかり待ちかまえてるって事に気付いてさらに萎え・・・・・・・・・・
あーもう、飛び道具もないし。
攻撃喰らうから登ろうにも落とされるし。
おまけに段差激しいからうろうろしてるうちにまたしてもアルフォンス君行方不明ですよ(爆死)
あーもう。結局また一人で戦うのかよ(鬱)

◆塔の地下・第4層
うって変わってここは大した問題もなし。
戦車が2台作れるので兄弟揃ってボンボンやってました(何)

セーブポイントがあるのでセーブ。2層3層はウザイしね!(爆)もうこれでおさらばだ(何)

その先は怪しい部屋。
いよいよ最終決戦か・・・・
下準備としてボーナスをひたすら攻撃力に割り振るり、エドに「鋼のプレート「鋼のバングル」、アルに「金のプレート」「金のバングル」を装備させていざ出陣。

◆王の間
クロウリー登場。
エドはクロウリーが愛する人を甦らせる為だけにたくさんの人の命を奪ってきたと言うことを知り怒るが、「禁忌と知ってなお愛する人を錬成しようとしたというのはお前も同じ」と反論できないところを突かれ激昂。

戦闘開始。
ラスボスだから・・・と気合い入れていたけど、なんか思ったほどではなく。
謎の女ほど速くないし、コンボも結構決まる。
カウンターも何度も成功。
途中、相手も剣を持ち出してきたから対抗してエドも剣。
エドのHPはもう1000越えてるし、鋼のプレートで防御力もだいぶあったため、頻繁に回復薬を使うために中断しないといけないというようななことはなく集中でき、ずーっと「刺すか刺されるか」といったなかなか白熱した良い感じのバトルが繰り広げられました。
結果は5:35、8HIT、2205ダメージでランクD。
あら。意外と喰らったな。そしてヒット数しょぼっ。

しかし倒したはずのクロウリーは、「私は死ぬわけには行かない」と言って立ち上がり、うめき始めると同時に周囲から赤い石の力が集まり(?)、醜い怪物へと姿を変える。

・・・・・・・・・もう一戦ですか?やっぱり(爆)
そうだよね・・・こんな簡単に終わる訳ないよね・・・(爆)
前作もそんな感じだったし・・・

「あの大バカ野郎を・・・今度こそ倒す!」
エドがそういって戦闘スタート。
クロウリーさん羽まで生やしやがりましたよちょっと(何)
ってかその赤くて透明な羽は某初号機を思いだs(ゲフンゲフン

何かBGMの冒頭部分が中華っぽいのが意味不明だが、ともかく今度こそ気合い入れて戦闘。
さっき獲得したボーナス9ポイントを全てエドの攻撃力に回す。

最初は浮いててなかなか攻撃当てられなかったけど、中盤以降日本刀、手裏剣、爆弾などを錬成できるモノを作り出してきたので多少楽に。とはいえ相手の攻撃も凄まじく、吹っ飛ばされて折角錬成した日本刀や爆弾を落としてしまい使えなくなることもしばしば。
なのでもうモノが引っ込まないうちにひたすら錬成しまくって、エリアをまるで武器庫の様な状況にしておき、相手のスキを見て手に取り、「効率よく当てる」なんて事は気にせずひたすら投げる戦法に出る。
どうしても武器が無くなってしまったときはSPアタックが使えれば使うけど、それもダメなら剣とかを錬成するヒマも惜しい、というかそんなことしてると危険なのでもう素手でバシバシ。
こちらも相当喰らって何度かHPが2ケタ台まで減るという危うい状態だったけど、何とか勝利。
16:49、15HIT、4275ダメージでランクC。回復薬特大を入手。
ボロボロだな(苦笑)

クロウリーはゴーレムの原材料である土に戻り、溶けてしまった。
そこに大佐達がやってきてBONESムービー。
これで全てが終わった・・・・かと思ったら、再びクロウリーの残骸が動き出し異形の怪物が出現。
大佐達がくい止めてる間に、エドとアルはエリクシルを探して壊しに行くことに。

ムービーが終わると、なんか地面に光るグリッドの描かれたサイバーな感じの部屋を移動して、最深部の7章冒頭で半魚人女とクロウリーがいた部屋に到着。
奥の玉座にはミイラが。
この赤きエリクシルを急いで壊したいところだが、どうしたら壊れるのかよく分からない。
とりあえず石を台座から下ろそうとエドが石に触れると、突如エドは光に包まれ、真っ白い空間に飛ばされる。

何だかよく分からない空間。
唯一有るのは赤い光の球。
プレイヤーが操作してそこへ近づくと、球は鼓動を始める。
エドがそれに触れると、レビスの王や民の声が。レビス終焉の時の記憶か?
その後も同様に操作していくつかの赤い光に近づき、クロウリーの記憶などを見ていくエド。

途中にあった、生き返らせられたエルマが「どうして・・・私、死んだハズじゃ・・・」ってセリフはなんか印象的でしたねぇ・・
人体錬成とかその類の「死者の復活」ってのは別に自ら望んだわけではなく、他人が「勝手に」行うわけだから、復活「させられる」対象者にとっては青天の霹靂というかなんというかなんだろうな・・・
場合によっちゃ、迷惑な話にもなりうるよなぁ・・・


最後に触れた赤い光は今まで見た全ての記憶に加え、エドがここまで辿ってきた道の記憶を見せられる。
「お前は私と同じだ」というクロウリーの声が頭に響き、それを振り払うように叫ぶエド。
そのあと、中尉、少佐、ウィンリィ、大佐、アルが語りかけてくる。幻影のようですが。
しかしアルの声は途中から現実のモノに。
ふと我に返ると、さっきの部屋に戻る。
どうやら気を失っていたらしい。

そこにやってくるアーレン。
台座の文字を解読して、石の回りにある柱を壊すと、石を壊すための錬成陣が完成することを突き止める。
プレイヤー操作により一つ一つ錬金術を用いて柱を破壊。
これで破壊する準備は整った。
BONESムービーになり、エドとアルが陣に手をかざす。
するとエリクシルは浮かび上がり、そして粉々に砕け散り、赤い破片が舞い散る・・・
・・・もう、この辺とか映像きれいすぎです。さすが。

大佐達が戦っていたクロウリーだったモノも、街のゴーレムも、そしてシャムシッドの街も、全てが元の姿へと帰って行く。
塔も例外ではなく崩れ始めるが、アーレンはここでクロウリー達と運命を共にする、と言い出す。
しかし「オレの目の前でそんな夢見の悪いことさせるか!」といい、アルによって強制連行。
去り際に、アーレンはエドが落としたレビスの指輪を嬉しそうにはめ、クロウリーのミイラに寄り添うエルマの幻を見る・・・

なんというか・・・「哀しい愛の物語」という感じですね。

「兄さん、今何を考えてる?」
「アルと同じこと考えてるよ」
こんなやりとりでBONESムービーが終わり、エンディングテーマが流れる。

そして最後、これで終わりかと思ったらラスト、エンヴィー、グラトニーのホムンクルス3人組が登場。
今まで出てきてなかったのにキャストにいたのはこういうことか。
どうやら、クロウリーに石を作らせたのもホム一味の企みの一環だったらしい。
何か蛇足気味なエピソードではあるが(爆)

そして最後にもう一度BONES。
エド、アル、少佐はセントラルへ向かうために汽車に。
アーレンは余生はあそこで過ごす、とシャムシッドに戻ったらしい。
あのじーさん、最後ちょっと感傷的になってたけど根はタフそうだから元気に発掘でもして、生きてるうちにもうひと手柄ぐらい上げそうだな。

クロウリーのことを考えるエド。
アルは「一歩間違えてたらぼくたちがクロウリーさんになってた・・・」
そう言いかけるが、エドは「間違わないさ。俺達は自分のために他の誰かを犠牲になんかしない。」
そう断言する。
アニメ版ではこの信念すら一時期揺らぎかけてたから、こうしてきっぱりと断言されるとなんというかすごく安心できるなぁ。
これぞ鋼の錬金術師の主人公エドワード・エルリック、だと思います。

汽車が出発するとき、エドがホームでクロウリーとエルマが手を振っているような幻影を見て、今度こそ「鋼の錬金術師2 赤きエリクシルの悪魔」が完結となりました。


クリア時のレベルは34(エド)。
プレイタイムは18:49。放置を除いた実プレイ時間は12時間36分。
何か「え?もう終わり?」という感じがしたので、前作とのプレイ時間を比較してみたら案の定5時間43分も短いですね。
これは単にゲーム慣れしたというのではなくストーリー自体が短いんだな・・・


これらゲームシステムについて、及びストーリーについての感想などの総括はまた後ほど。
とりあえず2周目へつづく。




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