徒然なるままに、日暮らし、パソに向かひて、心にうつりゆく由なきネタを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ(何)

つれづれと、ネタのあるときに書かれる管理人のネタ吐き場。最近流行の言葉で言うところの「チラシの裏」。「太陽系はいつもハレのちグゥ」の一コーナーのような、独立サイトのような、どっちつかずの存在。
ネタのない日は書かれません。
アニメ・マンガへのツッコミが主。時々鉄道旅行ネタも。
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4月新番組第七弾・「.hack//Roots」 No: 1107
投稿者:管理人   2006/04/16 Sun 21:52:57
やっぱりもうアニメの平日視聴はムリみたいですね(´・ω・`)
火曜の朝は「今日はついに放映日だ」とワクテカしながら出かけ、「せっかく映るんだから生で見ようか」とか思ってたけど、帰ってきてみたら放送30分前の1時半でギブアップしてしまいますた('A`)
で、次の日見ようと思ったら今度はガンガン買ってきてしまってやっぱり見れず。その次の日もガンガンの残りを読んでてやっぱり見れず。
一昨日はいつもより更に帰りが遅くなってしまってやっぱり見れず。昨日は早いはずが友だちが急に引っ越すことになったから学校終わった後送別会も兼ねて荷造りの手伝いに行ったからやっぱり見れず。今日もその続きで18時頃まで出かけてたから5日近く経ってやっと見れましたよ。

というわけで新番組7本目は「.hack//Roots」。

視聴理由は、もう今更書く必要はないですね(何)
確か2001年11月末発売の少年エースに「貞本義行参加の新プロジェクト始動!詳細は次号発表!」みたいな告知が載ったときからずーーーーーーっとおいかけ続けてるシリーズですから、もう「.hack」と名前が付けば何でもかんでも無条件で釣られますよ(何)
この日記での登場頻度もかなりで、日記内検索で「.hack」って入れたら170件もヒットしましたw
「ハレグゥ」なんかよりずっと多く、おそらく鋼に次いで2番目に多い作品でしょう。
そんな.hackシリーズの最新作。
北海道では「SIGN」「腕伝」だけでなく、この枠で放映された真下耕一監督作品「Avenger」「MADLAX」も放映されていなかった北海道なので今回もダメかなとは思いつつも、希望的観測に縋って映ると信じていたら、何かホントに映るようなので見ない理由はどこにもなく。今期一番、ダントツトップでの期待作と相成りました。

そんなこんなで始まった第1話ですが。
「The WORLD」という響きがすっげー懐かしいw
ゲーム版のプレイ終了以降に触れられた.hack関連作品は文字媒体ばっかりでこの単語が発音されてるのを聞く機会がほとんどなかったからなぁ。
「ザ」と「ワールド」の間に一拍間をおくちょっと独特な言い方を聞いたら、何かまた「あの世界」が戻ってきたんだなってことを実感できましたw

しかし司、カイト、シューゴ達の冒険からは7年後だっけ?
「The WORLD」もバージョンアップしてガラッと変わったという設定だけど、ホントに変わったなぁ。
ハセヲがフィロと出会ったタウンはお馴染みのマク・アヌらしいけど、前の面影はアーチ型の橋ぐらいか。
あの世界も文明が発達したって設定のため、前は水の音しかなかったSEにもなんか蒸気機関の音がまじっててだいぶ喧噪な街になってたし。
カオスゲートと転送時のエフェクトが全く変わってしまったのはなんか残念だ。なんかよくわかんないけどアレかなり好きだったのに。

それからストーリーの設定面だけでなく、アニメ制作スタッフも微妙に変わってるために若干イメージ変わった部分がやっぱりありますね。
デカいのは音楽か。
今回梶浦さんじゃなくALI PROJECTだからなぁ。
アリプロの音楽も結構好きだし、SIGNの時の梶浦さんの曲と系統としては近い雰囲気があるけど、やっぱり違うモノは違う(何)
BGMの音量は流石真下作品だけ有ってセリフが聞き取りづらいぐらいの大きさで目立ってるからよくわかるけど、楽器の使い方がだいぶ違うから響きが全然違うんですよねぇ。
SIGNから.hackの世界に入ったため「『.hack』の響き」というか「『The WORLD』の響き」は梶浦楽曲のあの響き、と刷り込まれちゃってるからこれもちょっぴり寂しいかな。
腕伝のときも違うっちゃ違うけど、アレはちょっと異色だから、まぁ(何)

でも違うところは多かれど、監督は真下さんだし、脚本も伊藤和典さんの血を濃く受け継ぐ弟子の川崎美羽さんだし、1話の絵コンテと演出は腕伝の監督してた澤井さんだし、声優陣も過去のシリーズに出演してない人の方が少ないぐらいだし、やっぱりここはThe WORLDであり.hackであるわけですよ。
SIGNから丸4年。またこの世界に浸れるってのは・・・なんつーか、感無量?(何)


前置きがえらく長くなりましたが1話そのものについての感想を。
雑誌「.hack//G.U. The WORLD」とかのインタビューで散々「RootsのハセヲはSIGNの司を遙かに上回る、アニメ界では前代未聞のヘタレ主人公」と散々言われてはいましたが、あのヘタレっぷりは想像の斜め遙か上を行っていた(爆)
最初のセリフが「為す術もなくPKされるときの怯えに満ちて震えた悲鳴」だし。
その後もそんな声出してるかふてくされてるかどっちか。
もう何だアレ(爆笑)
最早ヘタレを通り越して、可哀相だ(爆)
やーほんと、こいつは前代未聞のヘタレ主人公かも。
でもこんなキャラが作中の時間軸では半年後にあたるゲーム本編では「死の恐怖」と呼ばれて全てのPKから恐れられるPKK(プレイヤー・キラー・キラー)になってるってんだから、このアニメ版全26話の中で何が起こるのかは楽しみで仕方ないですね。
今回は前作と違ってちゃんとゲームの方にも同時進行で手を着けられるので「.hack」特有の「多岐に渡るメディア間での相互リンク」を存分に堪能したいと思います。

それから今回は映像、演出面での「真下節」だけでなく、脚本面での「川崎節」も堪能できそうな感じです。
だって1話からいきなり「『不思議な』か。『微妙』と同じで便利な言葉だ。」とか言ってるし。
そのセリフはどっかで聞いたよ(爆)
さすが代表作は「絶対少年」の川崎美羽だぜ(何)



ところで。
大したことじゃないが前からツッコミ入れようと思ってたんだけどね(何)
最近互いに忙しくてご無沙汰だけど、我が旧知の相方よ、ちょっと公式ページのキャラ紹介をまんべんなく見てくれ(何)
どうよ(何)


この記事に直リン:http://tianlang.s35.xrea.com/diary/diary_admin.cgi?number=1107&mode=single
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