우리들은 지금 달려가고 있어
ウリドゥールン チグーム タルリョカーゴ イッソ ぼくらは今駆けているよ 우리=我々、들=達、은=~は、지금=今、달려가다=駆けつけて(달리다=走る/駆る)、고 있다=~している
되돌릴 수 없는 걸
トェトル リールス オムヌン ゴール 戻すことは出来ないよ 되돌리다=戻す/取り戻す/思い直す、ㄹ 수 없다=~できない、는 걸=~だよ/~だな[1]
조금 더 드라마딕한 기적을 우린 찾아 갈 거야
チョーグム ド トゥラマティッ カンキーチョーグル ウーリン チャージャ カルッコヤ もう少しドラマチックな奇跡をぼくらは探しに行くよ 조금 더=もう少し、드라마딕하다=ドラマチックだ、기적=奇跡、을=~を、우린=우리는=ぼくらは、찾다=探す、가다=行く、ㄹ 거이다=~するつもりだ(意思)、야=くだけた言い回しの語尾
내가 믿는 만큼 팔을 뻗을 거야
ネガ ミンヌン マンクム パルルポードゥル ゴヤ 僕が信じているぐらい腕を伸ばすよ 내=私、가=~が、믿다=信じる、는=連体語尾、만큼=(는とかの後について)~と同じぐらい/~な程、팔=腕、을=~を、뻗다=伸びる/伸ばす、을 거이다=~するつもりだ(意思)、야=くだけた言い回しの語尾
우리의 하나된 맘
ウリエ ハナドゥェン マム ぼくらの一つになった想い 우리=我々、의=~の、하나=ひとつ、된=되다+는、맘=마음
우리의 꿈을 향해
ウリエック ムルヒャンヘ ぼくらの夢に向かって 우리=我々、의=~の、꿈=夢、을=~に(普通は~をだが、この場合は~にと訳すべき)、향하다=向かう/目指す
これがまた残念なオリジナル曲ではなくちゃんと原版のメロディーに韓国語の歌詞を載せた吹き替え版で、こんなのがあるなら他のアニメの曲もあるんでないかと思って探してみたら、案の定数十曲もザックザックと(何
韓国はオリジナル曲使ってることが多いのかと思ったけど意外とそうでもなかったのか。
夢中になって探してたら気づけば1週間ほど経っていたという、そんな今日この頃です(何)
流石にそれだけの量有ると訳すのはおろか、歌詞をちゃんと読むのすら大変なんですが、そんな中一つ目を引いた曲があったので今回はそいつをこの間と同じように訳してみたいと思います。
どの曲かというと、「おおきく振りかぶって」第2期OP「青春ライン」。
韓国語では「크게 휘두르며」2기 OP「청춘 라인」。
動画はこちら。全曲セットなので3曲目です。
しかしなんでこの動画、タイトルが「王牌投手振臂高揮」って中国語版なんだ?w「크게 휘두르며」(クゲ フィドゥルミョ)ってのは크다=大きい、게=副詞を作る、휘두르다=振る/振り回す、며=~して[1]・・・から「おおきく振りかぶって」。
「청춘 라인」(チョンチュン ライン)は청춘=青春、라인=英語のlineの音訳・・・から、そのまんま「青春ライン」。
僕の印象ではこういうSonymusicとかのタイアップ楽曲は主に権利関係の都合からか、原曲のママ吹き替えられることはなく、全く別の曲が使われる事が多いと思っていたので、そもそも韓国語版が存在すること自体が意外だったんですが(ハレグゥEDの「おはし」だけ別曲なのもきっとそのせいだろうし。他にもNARUTOや焼きたて!ジャぱんとかはみんなオリジナル曲でした。)、動画を見れば分かるとおり、おお振りについては4曲ともそのまんま韓国語訳されてました。
そんでこの曲の何がそんなに目を引いたのかというと、歌詞がものすごく日本語に忠実だったこと。
普通、歌詞を別の言語に翻訳するとリズムに乗せられなくなってしまうから、吹き替え版を作るときは歌詞の内容が大幅に変わることはよくあります。ドイツ語版デジモンソングなんて原形を留めないときもあるし、この間のButter-flyだって結構歌詞の意味するところが変わってしまってましたしね。
しかしこの曲は日本語版を見事に再現してます。
僕は韓国語の文章を読んでも辞書無しでは3割ぐらいしか意味が取れないんですが、その僅かに意味が取れた部分だけですら日本語版そのまんまじゃないかと察せるぐらい。
これはしっかり見てやろうじゃないか、と言うことで翻訳に取りかかることにしました。
てなわけで早速歌詞と発音と訳、さらに単語に分解したものを。
発音の部分のスペースは、単語の意味の区切りを一切無視して、そう区切ったら歌いやすいかなという考えのもとに入れてます。
반짝반짝 빛나는 청춘의 라인을
パンチャク パンチャク ピーンナヌン チョンチュネ ライーヌル
きらきら光る青春のラインを
반짝반짝=きらきら、빛나다=光る/輝く、는=連体語尾、청춘=青春、의=~の、라인=ライン、을=~を
우리들은 지금 달려가고 있어
ウリドゥールン チグーム タルリョカーゴ イッソ
ぼくらは今駆けているよ
우리=我々、들=達、은=~は、지금=今、달려가다=駆けつけて(달리다=走る/駆る)、고 있다=~している[1]
맞잡은 마음으로 꿈의 그 끝까지
マッチャブーン マウムーロ ックーメ ク クッカジー
繋ぐ思いで夢の先まで
맞잡다=手を取る/手を繋ぐ/力を合わせる、마음=心/気持ち/考え/思い、으로=~で/~に、꿈=夢、의=~の、그=その、끝=果て/先/終わり、까지=~まで
한여름의 운동장 우리는 아이처럼
ハニョルメ ウンドンジャン ウリヌン アイ チョーロム
真夏のグランド ぼくらは子どもみたいに
한=「真夏」「真昼」とかの「真」、여름=夏、의=~の、운동장=運動場/グラウンド、우리=我々、는=~は、아이=子ども、처럼=~のように
더운 줄도 모르고 달리고 있네
トウンチュルド モールーゴ タルリゴインネー
暑さも忘れて走っているよ
덥다=暑い(変格活用더우는を縮めて더운)、ㄴ 줄(도)=~だろうと、모르다=わからない/知らない/関わらない(ㄴ 줄도 모르고で~とは知らず)、달리다=走る/駆る、고 있다=~している、네=~だよ/~だね的なニュアンス[1]
뜨거운 태양도 손에 닿을 것 같아
ットゥゴウン テーヤンド ソネダウル コッ カータ
熱い太陽も手に届きそうで
뜨겁다=熱い(変格活用)、태양=太陽、도=~も、손=手、에=~に、닿다=届く、을=未来連体形を作る、것 같다=~みたいだ/~のようだ[1][2]
아무 것도 두렵지 않았어
アムゴーット トゥーリョプチ アンナソー
何も怖くなかった
아무=どんな、것=もの、도=~も、두렵다=怖い、지 않다=~でない、ㅆ=過去形を作る(어はくだけた終止形)[1]
너와 나 하늘에 함께 그린
ノワナー ハヌレ ハムッケグリン
君と僕が空に一緒に描いた
너=君、와=~と、나=私、하늘=空、에=~に、함께=一緒に、그리다=描く
우리들의 꿈들은 몇 개나 될까
ウリドゥ レックムドゥ ルンミョッケ ナー トェルッカ
ぼくらの夢はいくつになるだろう
우리=我々、들=達、의=~の、꿈=夢、들=複数形を表す、은=~は、몇=いくつ、개=~個、나=数が多いことを表す(나 되다で~もある[1])、되다=~になる、ㄹ까=~だろうか
나의 등을 다정히 토닥여 준
ナエドゥンウール タジョンヒ トタギョ ジュン
ぼくの背中を優しく叩いてくれた
나=私、의=~の、등=背中、을=~を、다정히=優しく/親しく/仲良く、토닥=トントンと、이다=副詞に付いて動詞化する語→토닥이다=トンと叩く、주다=~してくれる
너의 그 손을 꼬옥 쥐었어
ノエ クーー ソヌル ッコーオク チュィオッソー
君のその手をぎゅっと握った
너=君、의=~の、그=その、손=手、을=~を、꼬옥=しっかり/ぎゅっと(辞書的には꼭が正しい表記[1])、쥐다=握る、ㅆ=過去形を作る
좋았어!
チョーアッソ
よかった/うれしかった
좋다=よい/うれしい、ㅆ=過去形を作る、좋았어!で「いいぞ!」みたいな呼びかけにも使うらしい。この場合それか?
반짝반짝 빛나는 청춘의 라인을
パンチャク パンチャク ピーンナヌン チョンチュネ ライーヌル
きらきら光る青春のラインを
반짝반짝=きらきら、빛나다=光る/輝く、는=連体語尾、청춘=青春、의=~の、라인=ライン、을=~を
우리들은 지금 달려가고 있어
ウリドゥールン チグーム タルリョカーゴ イッソ
ぼくらは今駆けているよ
우리=我々、들=達、은=~は、지금=今、달려가다=駆けつけて(달리다=走る/駆る)、고 있다=~している
되돌릴 수 없는 걸
トェトル リールス オムヌン ゴール
戻すことは出来ないよ
되돌리다=戻す/取り戻す/思い直す、ㄹ 수 없다=~できない、는 걸=~だよ/~だな[1]
조금 더 드라마딕한 기적을 우린 찾아 갈 거야
チョーグム ド トゥラマティッ カンキーチョーグル ウーリン チャージャ カルッコヤ
もう少しドラマチックな奇跡をぼくらは探しに行くよ
조금 더=もう少し、드라마딕하다=ドラマチックだ、기적=奇跡、을=~を、우린=우리는=ぼくらは、찾다=探す、가다=行く、ㄹ 거이다=~するつもりだ(意思)、야=くだけた言い回しの語尾
내가 믿는 만큼 팔을 뻗을 거야
ネガ ミンヌン マンクム パルルポードゥル ゴヤ
僕が信じているぐらい腕を伸ばすよ
내=私、가=~が、믿다=信じる、는=連体語尾、만큼=(는とかの後について)~と同じぐらい/~な程、팔=腕、을=~を、뻗다=伸びる/伸ばす、을 거이다=~するつもりだ(意思)、야=くだけた言い回しの語尾
우리의 하나된 맘
ウリエ ハナドゥェン マム
ぼくらの一つになった想い
우리=我々、의=~の、하나=ひとつ、된=되다+는、맘=마음
우리의 꿈을 향해
ウリエック ムルヒャンヘ
ぼくらの夢に向かって
우리=我々、의=~の、꿈=夢、을=~に(普通は~をだが、この場合は~にと訳すべき)、향하다=向かう/目指す
この通り、後半僅かにブレるものの、主に言いたいことは日本語版と全く同じ。
特に最初の方なんてまるで逐語訳したかのような見事な出来w
韓国で日本のアニメが放映されるとき、相当な確率で韓国語の歌に差し替えられるのは、政府の方針による日本文化規制ってのがもしかしたら背後にあるのかもしれないけど、ここまで日本語版に忠実で、原版への愛が感じられる訳なら歓迎だねw
この韓国語ネタシリーズはきっとまだ続くと想います(何)