徒然なるままに、日暮らし、パソに向かひて、心にうつりゆく由なきネタを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ(何)
つれづれと、ネタのあるときに書かれる管理人のネタ吐き場。最近流行の言葉で言うところの「チラシの裏」。「太陽系はいつもハレのちグゥ」の一コーナーのような、独立サイトのような、どっちつかずの存在。
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気づけばもう5年も経つのか
No: 1918
投稿者:
管理人
2010/06/10 Thu 01:34:38
昨日の夜左のコメント欄から「絶対少年」についての長文コメントいただいて思い出したんですが、もうこの作品も放送から5年経ったんですね。
本放送の後DVD全巻買ってそれで通して見たり、さらに再放送があったときにはそれもちゃんと最後まで見通したりしてしまうぐらい作品内容が気に入ったというのももちろんあるけど、最近の僕のヲタ活動の基本となってる「舞台探訪」あるいは「聖地巡礼」に本格参戦したのがこの作品からだったという事もあり、未だに僕の中では深く印象に残ってる作品です。
こと舞台探訪に関しては、この作品が今に繋がる全ての始まりな気がする。
今でこそよくやってる「放送中に何度も訪れて徹底的に再現写真を撮る」というスタイルの探訪をやったのも、この作品の後半・「横浜編」が初めてだし。放送当日探訪→24時間以内に公開とかいうのもこの作品で既にやってるしなw
それから最近あまり使ってない折りたたみ式自転車を買ったのも、この作品の探訪のためだった。
前半・「田菜編」の舞台である伊豆の丹那盆地へのアクセスのために買ったのが動機の全てw
作品中でも主人公・歩が買ったばかりのマウンテンバイクで盆地中を走り回ってたから、それはもうシンクロ率はハンパなく、あれ以来いろんな作品の探訪に百数十回行ってるけど、その中でも未だに群を抜いて感動した探訪でした。
で、そのコメントについてちょろっと返信。
・・・と行きたいのですが。
読み応えのある長いコメント送っていただいて嬉しいのですが、どうも長すぎたようで、途中で途切れてしまっていました(爆)
ホント申し訳ない。
送って下さった方、もしこの日記をまた見られることがありましたら、そして何書いたか覚えていらっしゃいましたらまた書いていただけると嬉しいです(爆)
とりあえず読めたところだけ反応。
放送時にやっていた携帯小説の存在は知っています。「神隠しの秋〜穴森編」だったかな。
当時携帯持ってなかったので知り合いに頼んで一部だけ読ませてもらってました。
この日記でも時々書いてますが、僕は「付喪神」とかそういった民間伝承の類を研究する民俗学ってのにとても興味があるので、その要素が一番濃そうなこの穴森編は是非最後まで読みたかったんですが、結局携帯配信オンリーで書籍化もされず、未だ全部は読めてません。残念。
田菜編と横浜編をノベライズした、電撃文庫から出てる小説版の方はもちろん両方読んでますw
確かにあちらの方が心理描写とかがより詳細になってて、小説読んでキャラの行動の意図が初めて理解できたり、テレビ版と見方変わったってところも多々ありました。
アニメの横浜編に不満を感じてたのはまぁ否定できませんけど、今思うと内容が練り込み不足とかそういった点が主な理由ではなく、田菜編で確立した視聴者それぞれの「絶対少年という作品のイメージ」とはだいぶ違う話が展開されたことが一番大きな理由なんじゃないかな、と。
田菜編は季節も夏だし舞台も田舎なので、全体的に爽やかで明るいイメージ。ストーリー的にも謎がじわじわ膨らんでいって最後に一大クライマックス、とかなり分かりやすい構図になってると思います。
一方横浜編は季節も冬だし、
このインタビューでも監督が言ってるように
キャラクターたちが高校生ということもあり物語がシビアだったり、結構長いこと悩み続けててなかなか話が大きな進展をみせなかったりと、田菜編とは正反対になってますよね。まぁ、多分「マテリアルフェアリー」と「マテリアルイーブル」という相反する存在の対立って構図を、作品全体でも表したかったって意図がきっとあったからこういう事になってるんでしょうけど。
でも田菜編のあの何とも言えない優しい空気に慣れてしまうと、後半の横浜編にもそう言うのを求めてしまって、でも実際見せられたのはこういうので、「見たいもの」とは違う結果になった。それが不満に思った一番の原因なのかな、と今考えてみるとそう思います。
コメントで戴いた、
>このアニメとしてはやり過ぎな感もあった部分も不評を買う原因となったんじゃないかと思います。
>横浜の「お前には関係ない」と突き放したり、怒ったり睨んだりする描写は「都会っ子は過激」と思いました。
>相手に手を上げたりするシーンがなかったのが奇跡だけどそれでもこの作品にしては過激すぎで田菜の潮音や拓馬の比じゃないなと思いました。
って部分、確かに僕も同感ですけど、これもやっぱりさっきのインタビューとか合わせて考えると敢えてそうしてるのかな、って気はしますね。
しかしまぁ、そうは言ってもどっちが好きかと聞かれたら迷わず「田菜!」って答えますけどね(爆)
あの雰囲気はやっぱりたまらんですよ!
ちょっと言葉ではなかなか上手く言い表せないけど、あの独特な空気は一度浸ってしまうと抜け出せないw
自転車で丹那盆地を実際に走り回ると実際に追体験できてホント良いです。
未だに群を抜いて印象深い探訪って冒頭で書いたのもそのおかげ。
ってかあの探訪からも9月で5年経つわけだけど、あれ以来行ってないから今年の9月に再訪でもしようかしら。
5年でどれだけ景色が変わってるのか気になるしね。
っていうか、5年も経った今もなお「絶対少年」って単語で検索してこの日記や舞台探訪サイトの方に辿り着いてくる人が居るってのが同じファンとしてうれしいよ!
長いこと同じところで書き続けてるからこその現象だよね。
検索ワードの他にも、この間ついったで「光のシルエット」の歌詞をつぶやいたら反応してくれた人も居て、5年前のそんなにメジャーにはならなかった作品でもちゃんと同志はまだ居るんだな、って最近実感できてますw
この作品は結構前から周囲に布教を試みているんだけど、成功例が無くて寂しかったんだ(何)
というわけで何か久々に燃え上がった絶対少年熱でしたw
この記事に直リン:
http://tianlang.s35.xrea.com/diary/diary_admin.cgi?number=1918&mode=single
通常表示に戻る
昨日:
今日:
修正
削除
no
pass
-
KENT
&
MakiMaki
-
本放送の後DVD全巻買ってそれで通して見たり、さらに再放送があったときにはそれもちゃんと最後まで見通したりしてしまうぐらい作品内容が気に入ったというのももちろんあるけど、最近の僕のヲタ活動の基本となってる「舞台探訪」あるいは「聖地巡礼」に本格参戦したのがこの作品からだったという事もあり、未だに僕の中では深く印象に残ってる作品です。
こと舞台探訪に関しては、この作品が今に繋がる全ての始まりな気がする。
今でこそよくやってる「放送中に何度も訪れて徹底的に再現写真を撮る」というスタイルの探訪をやったのも、この作品の後半・「横浜編」が初めてだし。放送当日探訪→24時間以内に公開とかいうのもこの作品で既にやってるしなw
それから最近あまり使ってない折りたたみ式自転車を買ったのも、この作品の探訪のためだった。
前半・「田菜編」の舞台である伊豆の丹那盆地へのアクセスのために買ったのが動機の全てw
作品中でも主人公・歩が買ったばかりのマウンテンバイクで盆地中を走り回ってたから、それはもうシンクロ率はハンパなく、あれ以来いろんな作品の探訪に百数十回行ってるけど、その中でも未だに群を抜いて感動した探訪でした。
で、そのコメントについてちょろっと返信。
・・・と行きたいのですが。
読み応えのある長いコメント送っていただいて嬉しいのですが、どうも長すぎたようで、途中で途切れてしまっていました(爆)
ホント申し訳ない。
送って下さった方、もしこの日記をまた見られることがありましたら、そして何書いたか覚えていらっしゃいましたらまた書いていただけると嬉しいです(爆)
とりあえず読めたところだけ反応。
放送時にやっていた携帯小説の存在は知っています。「神隠しの秋〜穴森編」だったかな。
当時携帯持ってなかったので知り合いに頼んで一部だけ読ませてもらってました。
この日記でも時々書いてますが、僕は「付喪神」とかそういった民間伝承の類を研究する民俗学ってのにとても興味があるので、その要素が一番濃そうなこの穴森編は是非最後まで読みたかったんですが、結局携帯配信オンリーで書籍化もされず、未だ全部は読めてません。残念。
田菜編と横浜編をノベライズした、電撃文庫から出てる小説版の方はもちろん両方読んでますw
確かにあちらの方が心理描写とかがより詳細になってて、小説読んでキャラの行動の意図が初めて理解できたり、テレビ版と見方変わったってところも多々ありました。
アニメの横浜編に不満を感じてたのはまぁ否定できませんけど、今思うと内容が練り込み不足とかそういった点が主な理由ではなく、田菜編で確立した視聴者それぞれの「絶対少年という作品のイメージ」とはだいぶ違う話が展開されたことが一番大きな理由なんじゃないかな、と。
田菜編は季節も夏だし舞台も田舎なので、全体的に爽やかで明るいイメージ。ストーリー的にも謎がじわじわ膨らんでいって最後に一大クライマックス、とかなり分かりやすい構図になってると思います。
一方横浜編は季節も冬だし、このインタビューでも監督が言ってるようにキャラクターたちが高校生ということもあり物語がシビアだったり、結構長いこと悩み続けててなかなか話が大きな進展をみせなかったりと、田菜編とは正反対になってますよね。まぁ、多分「マテリアルフェアリー」と「マテリアルイーブル」という相反する存在の対立って構図を、作品全体でも表したかったって意図がきっとあったからこういう事になってるんでしょうけど。
でも田菜編のあの何とも言えない優しい空気に慣れてしまうと、後半の横浜編にもそう言うのを求めてしまって、でも実際見せられたのはこういうので、「見たいもの」とは違う結果になった。それが不満に思った一番の原因なのかな、と今考えてみるとそう思います。
コメントで戴いた、
>このアニメとしてはやり過ぎな感もあった部分も不評を買う原因となったんじゃないかと思います。
>横浜の「お前には関係ない」と突き放したり、怒ったり睨んだりする描写は「都会っ子は過激」と思いました。
>相手に手を上げたりするシーンがなかったのが奇跡だけどそれでもこの作品にしては過激すぎで田菜の潮音や拓馬の比じゃないなと思いました。
って部分、確かに僕も同感ですけど、これもやっぱりさっきのインタビューとか合わせて考えると敢えてそうしてるのかな、って気はしますね。
しかしまぁ、そうは言ってもどっちが好きかと聞かれたら迷わず「田菜!」って答えますけどね(爆)
あの雰囲気はやっぱりたまらんですよ!
ちょっと言葉ではなかなか上手く言い表せないけど、あの独特な空気は一度浸ってしまうと抜け出せないw
自転車で丹那盆地を実際に走り回ると実際に追体験できてホント良いです。
未だに群を抜いて印象深い探訪って冒頭で書いたのもそのおかげ。
ってかあの探訪からも9月で5年経つわけだけど、あれ以来行ってないから今年の9月に再訪でもしようかしら。
5年でどれだけ景色が変わってるのか気になるしね。
っていうか、5年も経った今もなお「絶対少年」って単語で検索してこの日記や舞台探訪サイトの方に辿り着いてくる人が居るってのが同じファンとしてうれしいよ!
長いこと同じところで書き続けてるからこその現象だよね。
検索ワードの他にも、この間ついったで「光のシルエット」の歌詞をつぶやいたら反応してくれた人も居て、5年前のそんなにメジャーにはならなかった作品でもちゃんと同志はまだ居るんだな、って最近実感できてますw
この作品は結構前から周囲に布教を試みているんだけど、成功例が無くて寂しかったんだ(何)
というわけで何か久々に燃え上がった絶対少年熱でしたw