徒然なるままに、日暮らし、パソに向かひて、心にうつりゆく由なきネタを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ(何)

つれづれと、ネタのあるときに書かれる管理人のネタ吐き場。最近流行の言葉で言うところの「チラシの裏」。「太陽系はいつもハレのちグゥ」の一コーナーのような、独立サイトのような、どっちつかずの存在。
ネタのない日は書かれません。
アニメ・マンガへのツッコミが主。時々鉄道旅行ネタも。
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支笏湖行ってきたー No: 1144
投稿者:管理人   2006/07/05 Wed 01:25:46


標高13mの千歳駅から標高270mの支笏湖温泉まで標高差は260mも有るけど距離も25kmあって平均勾配は僅か1%にすぎないから、函南駅から丹那盆地まで200mを8km(平均勾配2.5%)で駆け上がったこと思えば大したことないんでね?とか思って出かけてみましたが大・間・違・い(何爆死)
確かに千歳市街と支笏湖温泉を結ぶサイクリングロード「道道872号線支笏湖公園自転車道線」は平均勾配1%と言う数字が大いに納得できる平地と緩くて長い坂が連続する道でしたが、それ故に25kmの道のりを延々漕ぎ続けないと前に進めないという楽なようで実は走りにくい道。
こんな感じに。

ほんと、25kmのうち最初の20kmは一切下らなかったもんなぁ。
延々だらだら登られるよりも熱函道路みたいにぐいっと急に登った後若干下ってまたぐいっと上がる方がまだ楽だったような・・・・
そういう道ならそこだけ気張れば少し休めるという道の方が僕としては走りやすいなぁ。
昔から思ってたけど、やっぱ僕は「短距離タイプ」なんだなーと改めて実感。
全般的に運動能力は低めですが(爆)、小学校から高校に到るまでずっと、短距離走だけはまぁ中程度の記録を収めてたしなぁ。対して長距離は学年最低とかそんなん(爆)
筋持久力というものがないらしい(何)

さて地形的にも走りづらい道でしたが、天候的にも厳しかった今回。
このサイクリングロードは原生林の中を通るとネットに書いてあったから日陰の多い道を期待してたけど、実はそんな区間はごく僅かで、大半は上の写真のように結構開けてて日陰少ないという過酷さ。
今日は全国的に梅雨で一部地域では大雨降ってると言うのに、ここ北海道は思いっきり晴れ、気温も25~26℃と高め。
そんな条件も重なり、想像以上に瀕死になりながら走ってたら、千歳駅から支笏湖畔まで2時間40分かかりましたよ('A`)
平均時速9.4km。おっそ。
丹那のときの平均時速6kmよりは速いけど、距離が3倍以上ある分きっついきっつい。
もうやるまいと思った(何)

そしてまだこれだけでは終わらない(何)
行きにひたすらだらだら登ってきたと言うことは、帰りもだらだらとしか下れないわけで。
確かに下りだから行きよりずっと楽に漕ぎ進められるけど、行きにきつい登りだと思ったとこも疲れのせいで誇張されてたのか、実は大したもんでもなく、さして加速するまもなく終了('A`)
おまけに中盤以降延々とほぼ平坦な道が続くから、やっぱり漕ぎ続けないと進めない。
支笏湖畔で2時間ほどゆったりして疲れが少しとれたとは言え、その前に瀕死で登ってた脚にそれはきついぜ('A`)
まぁまぁ勢いよく下れる最初の10kmぐらいこそ1kmを3分前後、最速2分半(時速にして16~20km)で軽快に走り抜けてたものの、どんどんペースダウンして千歳駅に着いてみたら結局ほぼ2時間かかっていたという・・・
下りなのに平均12.5km/hはあり得ねぇ('A`)
丹那の帰りは丹那盆地入口→函南駅入口の6kmを平均時速25kmで駆け下りたというのに(何)
急坂を猛スピード・ノンストップで下るあの爽快感が全然なかったよ(´・ω・`)
そういった面でもやっぱり短い急坂が連続する道の方が好きだな(何)


そんなこんなでかなり辛い戦いとなったお散歩でしたが、目的地の支笏湖はなかなかきれいなところでした。
「支笏洞爺国立公園」と一括りにされてるお相手の洞爺湖の方は結構ぐるり一周集落や観光地が並んでる感じだったけど、ここ支笏湖はほとんど手つかず。
湖畔から見える人工物は今自分が経ってる支笏湖温泉付近と、湖の北側にあるポロピナイ地区の温泉とかが数棟あるだけで、後は延々原生林。
そのおかげか湖自体も水がきれいで、透明度は17~20mぐらいとのこと。
景色もきれいだったし久しぶりに森の中でまったりできたし、名産のヒメマス(通称チップ)も食べれたし、帰りの道で前方にキタキツネらしき獣がひょっこり現れるという北海道らしいできごとも体験できたから、行き帰りはきつかったけど来て損はなかったかな。
キタキツネのときは疲れも忘れて思わず全力疾走で追いかけてしまいましたよ(何)
途中で横道逸れられて見失ったけど。



それから今回が道内初輪行だったけど、行き帰りでいろんな電車に乗れて、どれが輪行に適してるか適してないかも分かってよかった。
快速エアポートでよく使われてる転換クロスシート、緑帯の車両はデッキで仕切られた各部分の前後に一人がけ席があるからデカい自転車置くのに非常に適してる。
最新型のロングシート、緑&赤帯の電車も、冬季の寒風遮断用に横向きに風を吹き出してる装置が無い側はイスの端とドアまでにかなりのスペースがあるので置きやすい。ただその位置はほとんど優先席だから若干憚られないこともないではないが(何)
一番困ったのは札幌から特急スーパーホワイトアローとなって旭川まで行く快速エアポート。自由席に一人掛け席があるにはあるようだけど各車両にはないようで。今回乗った3号車?にはなくて仕方なくデッキに立ってたけど、狭いわなんか知らんがやたら暑いわで大変だった・・・
自転車持ってるときはなるべくこいつには乗らないようにしよう(何
後は苫小牧~室蘭でよく見る赤い電車とキハ40の特性を理解すればほぼ道内全線で対応できるかな。
まぁ田舎のワンマンカーは前乗り前降りだから無人駅では使われない列車後ろ側デッキの運転席付近にくくりつければそれで良いような気がするけど。


そんな感じで(何)
今は尻と腰が痛い(何)


最後にいろいろ写真を晒してレポ終了としますか。



北海道土産でお馴染み「熊出没注意」の、本物(何
サイクリングロードと道道16号線が併走し始めるここで発見。
つか平成18年5月19日って2ヶ月も経ってないよーな最近の話ぢゃん(爆


支笏湖温泉駐車場入り口の国道から支笏湖。


通称「山線鉄橋」の名で親しまれる、旧王子軽便鉄道の鉄橋。
王子軽便鉄道ってのは、1908年(明治41年)に開業した苫小牧~支笏湖畔と、途中の分岐点から千歳川に沿って数駅行った上千歳までの区間を走る軽便鉄道。(参考)
もともとは王子製紙が苫小牧に進出する際、電力確保のためサイクリングロードからも見える千歳川の水力発電所を建設を行い、その資材運搬の目的で造られた鉄道だったけど、後に旅客運輸も始めたとのこと。今から55年も前の1951年(昭和26年)に廃止されています。
この橋はその遺構。遺構と言っても廃止からずっと歩道橋として利用されてきており、平成9年に観光用に大規模補修をしたらしいです。
ちなみに大元を辿ると、1899年に当時の官設鉄道上川線、現在のJR函館本線の滝川ー砂川(現地では砂川-妹背牛と紹介されてたけど、その区間に橋はない。空知川を渡るのはここしかないのでおそらく現地の表記が間違い。)に架けられた「第一空知川橋梁」を大正時代に王子製紙が払い下げを受けたものだそうで、現存する鉄道橋としては道内で最古のものだとか。


鉄橋から。ほんと水きれい。


支笏湖の周りの山々その1・恵庭岳。


支笏湖の周りの山々その2・樽前山(左)と風不死(ふっぷし)岳(右)。


せっかくだから乗ってきた水中遊覧船の内部。
水がきれいなのが売りな支笏湖の遊覧船は、その名の通り水の中を見ることができるようになってます。
この写真は上手いこと人が居ない瞬間があったのでそのとき取ったもんなんであって、他に誰も乗ってなかったわけではありません(何)
夏休みにはまだ早い平日の午後で、50分間隔ぐらいで運行されてるにもかかわらず、この席満席になるぐらいは乗ってました。


遊覧船から見える水中の「柱状節理」。(真ん中の真っ青い三角形は後ろの窓の写り込み。)
溶岩が冷えて固まるときに縦に亀裂が入ってこのように四角く割れるんだとか。
なんか与那国島の海底遺跡とかそんなんと似てるねぇ。


船のデッキから、支笏湖の周りの山々その3・紋別岳。
標高866mで、温泉街から登山口まで徒歩5分、そこから頂上のNTTのアンテナ保守車両用の舗装道路が山頂まで延びていてそれを登っていけば1時間半~2時間で登れる、家族で気軽に登れる山として紹介されてました。
そんな気軽な山の割には眺望は素晴らしく、眼下の支笏湖や千歳、苫小牧方面の太平洋はもちろん、今日みたいに天気が良ければ札幌の藻岩山や札幌都心、更にむこうの日本海まで見えるんだとか。
自転車で千歳から登ってきたりしてなければ登ってみたいかも。



まあ、こんなとこですかね。

これで北海道の主要な湖は道南の大沼、洞爺湖に続いて3つ目を制覇したことに。
あとは然別湖、屈斜路湖、阿寒湖、摩周湖あたりには行っときたいもんです。


この記事に直リン:http://tianlang.s35.xrea.com/diary/diary_admin.cgi?number=1144&mode=single
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