2016年アニメ総決算
投稿者:管理人 2016/12/26 Mon 00:45:53
2010年初頭のついった登録以後、急速に記事投下ペースが落ちたものの、なんだかんだで各年1回以上は記事が投下され続けているこの日記ですが、前回2015年1月4日の投稿以来2年近く間が開いてしまい、このままでは記事が一つもないまま2016年が終わってしまう…!ということに年末ぎりぎりになって気づいたので何かしら投下しておこうと思います(何
何を書こうかなと思ったのですが、ちょうど年末で一年を振り返るタイミングだったので今年のアニメを軽く振り返ってみたら、ここ数年では空前の、といっていいほどアニメが大豊作の年だったなあ、ということに気づいたので、ネタはそれで行こうかなと。最近この日記は探訪まとめしか投下されていないけど、前は毎年やってたやつだし久しぶりに。遡ったら2010年分以来6年ぶりだよwww
そんなわけでタイトルも当時と同じやつを冠して、この1年のアニメを振り返ってみたいと思います。以下冬クール(1~3月)から順に。なお「見てた」と扱うのは3話以上見たものに限ることとします。
◆2016年1月クール
見てたもの:
月:「最弱無敗の神装機竜」
火:「プリンス・オブ・ストライド」
水:「無彩限のファントム・ワールド」「ちはやふる(再)」「このすばらしい世界に祝福を!」「ハルチカ」
木:「アクティヴレイド」「僕だけがいない街」
金:(なし)
土:「ブブキ・ブランキ」「ラクエンロジック」「デュラララ!!×2 結」
日:「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」「Dimension W」「アクセル・ワールド(再)」「ハイキュー!!セカンドシーズン」「灰と幻想のグリムガル」
以上完走16本
1月クールはもうグリムガルとハイキューと僕街のせいで完全に頭おかしくなってた感じですね(何
もうこの3つホントつよすぎでしょ。
「グリムガル」は中村亮介監督にキャラデザ細居美恵子さんという、2012年の映画「ねらわれた学園」や「四月は君の嘘」OP映像のコンビなせいで映像の美しさは本当に息をのむレベルだったし、キャラから漂うエロスはそれはそれはもうヤバイレベルでしたね……←
でもそのエロスと映像の美しさが、徹底的に作り込まれたあの異世界の設定と相まって、ファンタジーな異世界なのにものすごい強烈な実在感をもって迫ってきたのが本当にヤバかった(語彙力)
世界設定も文明レベルの考証がものすごく深いみたいで、大量生産の工業が発達していないから衣類がめちゃくちゃ高いとかいう、話の展開にも若干関わってくるようなところから、火にかけた素焼きのポットに取っ手を引っかけてお茶を注ぐとか、歯磨きに木の枝使ってるとか、そんな些細な日常描写までちゃんと適切に「あの世界ならそうなるだろう」という動きが描かれてるのには感心することしきり。ここら辺の細かいところもその「実在感」をさらに強めているから、作品の主題である「あの世界で生きること」というものの重みもよりいっそう際立っていたなと思います。
僕はこういう世界観に猛烈に入り込めるアニメに当たると大概とんでもないことになるのですが案の定今回も大変なことになりました(何) なんかもうあまりに世界の描写が強すぎて、見てる間は完全に意識はハルヒロとともにあっちの世界に行ってたからな…放送日以外も相当な部分をこの作品に持って行かれた気がするので、当時の言動は若干おかしくなっていたと思われます(何
そして「僕街」こと「僕だけがいない街」と、この時点ですでに2期も後半戦という否が応でも盛り上がるタイミングの「ハイキュー!!セカンドシーズン」。この2作品が同じクールに来るのもホント反則でしたね(何
ついったの方では散々言ってる気がしますが、この2作品ともシリーズ構成をされているのが岸本卓さん。実はデビュー作の「うさぎドロップ」や「銀の匙」でもシリーズ構成されててこの方の脚本には結構触れていたんですが、しっかり意識したのは「ハイキュー!!」1期から。何がすごいって、緊迫感と気の抜けるシーンをバランスよく織り込みつつ話を進めて、最後の方でめっちゃ盛り上げまくってからの次回へ続く!!!!!!っていう構成の巧さな…スポーツものだから試合に入ればわりとほっといても盛り上がるところはあるし、さらには原作の力もあるんだろうけど、そうじゃない回でまで盛り上げて来るこの力はホントすごいと思ってました。
この期の「セカンドシーズン」も当然それは健在である上に、この2クール目は基本春高予選の試合が続くので盛り上がりもMAXでしたよね…(まあ10月クールの3期でさらにその上を行かれるわけですがw)
その演出パターン、特に次回への引き方に全力を賭したのが「僕街」。
もう、シリーズ中ほぼ全話において、EDに入ったとたん「うああああああああそこで終わるのおおおおおおおおおおお!!!!!!!」的なツイートをせざるを得なかったアニメもなかなかないと思います(爆
しかも僕だけじゃなくて実況タグにいる人ほぼ全員同じ反応だからなww割と遅い時間なのに毎話毎話脳汁ドバーで寝られなくしてくれる、本当に困ったアニメでした(何
この期はほかにも岡田マリーなのにちゃんとガンダムしてることに定評のあるオルフェンズの2クール目もかなり盛り上がってましたし、ラクロジとDimensionWのアニメオリジナル作品が地味に面白かったりとか、再放送だけどちはやとアクセルワールドはやっぱ強かったとか、テンプレラノベ枠だけど意外と面白かった最弱無敗に今期の草不可避枠このすば!とかめっちゃ充実してましたよね…
あと探訪的には清水が舞台のハルチカも内容・現地ともによかったし、何よりでかいのは2009年10月のアニメ化決定からずーーーっと追い続けてきた池袋でおなじみのデュラララ!!シリーズがついに完結したことですよねー。
それまで池袋なんてほとんど行ったことなくて最初は完全に「非日常」な街だったのが、それからの6年半でたぶん100回は下らないほど行って、今やすっかり「日常」になったというのが完全に主人公の帝人とシンクロしてて、この作品をここまで楽しめた理由の相当大きな部分はこの探訪をずっと続けたという点に依るんじゃないかなという気すらする。
うちの探訪サイトが探訪業界で本格的に存在感を示せた最初のシリーズでもあるかなと思いますし、このシリーズの探訪を通じたとんでもない出会いなんかも思い出されて、終わったときはなかなか感慨深かったですね。
そんな感じでいろんな方面でとにかく荒ぶり続けていたのが1月クールでした(何
◆2016年4月クール
見てたもの:
月:(なし)
火:(なし)
水:「ジョーカー・ゲーム」「ちはやふる(再)」「文豪ストレイドッグス」
木:「クロムクロ」「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」「甲鉄城のカバネリ」
金:「精霊の守り人(再)」※途中まで
土:「田中くんはいつもけだるげ」「キズナイーバー」「ハイスクール・フリート」※5話まで「迷家‐マヨイガ‐」「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」※4話まで
日:「僕のヒーローアカデミア」「とんかつDJアゲ太郎」「マクロスΔ」「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ THE LAST SONG」「アクセル・ワールド(再)」「くまみこ」「Re:ゼロから始める異世界生活」
以上完走16本
4月クールはやはりリゼロヤバイに尽きる。
前クールに「このすば!」「グリムガル」という同じ異世界モノがあったのにまたかよ!「Re:ゼロから始める異世界生活」なんてタイトルだからどっちかってーとこのすば寄りなのか?などど思って危うく見ない可能性すらあったけど、初回1時間スペシャルだし、何より「主人公が得た『死に戻り』の力」というワードにちょっとした引っかかりを覚えてとりあえず見てみたら、最初の30分は確かに「このすば」感ある、わりとゆるいテンプレ感ある異世界ラノベだったんだけど、Bパート終わりでドーーーーーンでしょ?(何) もう完全に油断していたところに不意打ち喰らって一気に惚れましたね(何)
さらに主人公のスバルくんがテンプレラノベアニメにありがちな、能力的には相当すごいモノを持っているのに状況や女の子に流されまくるタイプではなく、特殊な能力など何もなくむしろ劣等感の塊みたいな精神構造してるのに、過酷な運命に果敢に立ち向かい、何度も失敗しながらも自分の意思で泥臭く道を切り拓いていくタイプなのにもまた惚れた。これついったで何度も言ってるけど、どんなに女の子かわいいアニメだろうと男主人公が輝いていないとダメというのが僕の持論ですが、その点においてもこのアニメは猛烈に『鬼がかって』ましたね。
いやーもうスバルくんは今年のみならずここ数年来で最もお気に入りの男性キャラに堂々ランクインですよほんと。(ちなみにその立ち位置を占めていたのは直前まではSAOのキリトさん、その前だと東のエデンの滝沢くんあたりですかね。)
大豊作で神レベルな作品すら3つもあった前クールと比べると春クールは「リゼロ一強」って感じだったけど、まあこの1作品で3作品分ぐらいの荒ぶりリソースを取られていた気はするので充実感はあまり変わらなかったですかね(何
ほかにも「ヒロアカ」「カバネリ」「キズナイーバー」「迷家」あたりはリゼロが同じ期にいなかったら今期最強と言っていた可能性のあるレベルでよかったですね。ヒロアカは来年4月から続きが始まるのでとても楽しみ。
シリアス部門はこんなとこですが、草不可避部門(何)では「たなけだ」が圧勝でした(何
ガンガン系列であの絵柄、主人公も男の子だしゆるホモ(何)系女性向けアニメかな?と思っていたのに見始めてみたら空前絶後の腹筋崩壊枠で、一昔前なら一番組実況しただけでついった規制される勢いというヤバさ(何 ついでに女の子もかわいいというおまけもついてきたら見ないわけには行きませぬ(誰
同じような感じだったのが「ネトゲの嫁」かな。こっちは逆にラノベでこのタイトルだしハーレム系テンプレラノベアニメかな?と思って見ない可能性も高かったけど、木曜の飛び石実況の間を埋めるいい位置にあったからという理由だけで見始めてみたら、確かにハーレム系の要素はあるモノの、ギャグから意外としっかりした話までいろいろ展開されててよかった。
さっきリゼロのところで書いたのと同じで、このアニメも男主人公たるルシアンがなかなかいいヤツだったのが好印象の秘訣ですかね。
そんな感じでまとめてみると、1月に比べると完走作品数的には変わらないモノの、荒ぶりリソース(何)の配分的には少数精鋭って感じだったかなというのが4月クールの印象でした。
◆2016年7月クール
見てたもの:
月:「アクティヴレイド 2nd」「甘々と稲妻」
火:「チア男子!!」「NEW GAME!」
水:(なし)
木:「クロムクロ」「レガリア」「バッテリー」
金:「ももくり」「ReLIFE」
土:「食戟のソーマ 弐ノ皿」「ラブライブ!サンシャイン」※4話まで「クオリディア・コード」「初恋モンスター」「この美術部には問題がある!」
日:「不機嫌なモノノケ庵」「マクロスΔ」「DAYS」「orange」「あまんちゅ」「Re:ゼロから始める異世界生活」
以上完走19本
並べて初めて気づいたけどそんなにあったの?!
でも印象に残ってるのはやっぱりこの期もリゼロマジ鬼がかりすぎてる……なんだよな。
もうさっきだいぶ書いたのでこれ以上はあまり書かないけど、2クール目、話的には第3章のスバルくんが過去最大のつらみに襲われるシリーズに突入……からの復活!!!は本当にアツかったですね…
でもそんなリゼロがあっても印象に残るモノはそれなりにあったかな。
「チア男子!!」はまさにその一つ。最近男の子キャラと男性声優が山ほど出てくる女性向けアニメ氾濫しすぎなのにまたかよ!などど思って危うく見ない可能性すらあったけど、原作者がちょっと話題になってた「桐島、部活やめるってよ」の朝井リョウであるというところにちょっとした引っかかりを覚えてとりあえず見てみたら、女性アニメファンに向けて媚びすぎたような描写は特になく、部を立ち上げてメンバーを集めるところから始まり途中いったん盛り上げどころを見せておき、後半第2部では部内の不和や個々人の抱えるモノを見せつつ技量的にも精神的にも成長していく、という正統派部活アニメが展開されていて徐々に惚れていきましたね(何)
なんかさっきと同じ文章構成だけど、こういう不意に面白かった作品こそハマっていく傾向が強いので荒ぶりも高まりがちです(何
そういった意味ではいろんな方向からえらく突き刺さってきた「ReLIFE」とか、それとは違う意味で突き刺さってきた(何)「ももくり」とかも前情報ほぼなしで見始めたら面白かったシリーズに位置していますかね。
もちろん、2期だから面白いとわかりきっていた「ソーマ」も、今期も安定のジャンプアニメ感あってとてもよかった。
料理的には再現の難易度が上がってしまったのがちょっと不服だけどwwあ、でもあの糠サンマの炊き込みご飯はやったけど、それもやはり安定の美味さでした。
今期はアニメそのものだけでなく主題歌もいいのが多かったかな。
文ストからチア男子の「ラックライフ」とか、ヒロアカから甘々と稲妻の「Brian the sun」とか、2クール連続だけどイメージがらっと変えてきてびっくり。
何より男性アーティストがだいぶ増えてきたかなという気がするので、「カラオケ行きたい」のツイートも頻度を増すばかりでした(何
最後に今期も草不可避枠が堅調。
これも特に期待してなかったけど時間的に見やすいから見てみたらめっちゃ面白かったパターンですが、放送局を選ぶことで土曜深夜の二連続となった「初恋モンスター」と「この美」が好きすぎでもう…wwwwww
特に初恋モンスターとか、あんな絵柄であんな内容やるとは思わないでしょwwwwその上ヒロイン役に堀江由衣とかもうずるすぎるwwwwwwこの美もこの美でなんか妙にギャグの波長が合う感じで。おかげで実況も捗りすぎて、2016年7月は月間ツイート数が4789(=平均154 tweets/day)と現時点での最高値を記録しましたとさwwほんと規制がなくなってよかった…←
◆2016年10月クール
見てたもの:
月:「魔法少女育成計画」「TRICKSTAR」
火:「装神少女まとい」「夏目友人帳 伍」
水:「ナンバカ」「響け!ユーフォニアム2」「文豪ストレイドッグス(後半クール)」「ユーリ!!! on ICE」※録画視聴。現状7話まで。
木:「レガリア」「競女!!!!!!!!」「ALL OUT!!」「舟を編む」
金:「ハイキュー!! 烏野高校VS白鳥沢学園高校」
土:「ブブキ・ブランキ 星の巨人」「3月のライオン」「Occultic;Nine」
日:「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(分割4クール後半)」「DAYS」
以上完走17本(12/25現在。予定含む。)
半年続いたリゼロが終わって生きるのがつらい…死に戻りしたい……などと思うのも束の間、続編モノにころされる10月クールがスタートしました(何
ここまでは「期待してなかったけど見てみたらめっちゃ面白かった」のパターンが多かったのに対して今期は面白いことがわかりきっている過去作の続き、すなわち夏目5期、ユーフォ2期、オルフェンズ後半戦、そしてハイキュー!!3期が全部同時にやってくるとか頭おかしくなるに決まってるでしょ(何
特にハイキューさあ…「番組タイトルにVS白鳥沢とか付いてるけどまさか全部その試合ってわけじゃないよな?」と思っていたのに全10話と短めながらも本当に全部VS白鳥沢学園の試合とか頭おかしいでしょ(褒め言葉)
最初の方で書いたとおりの岸本さんの鬼のような構成もハイキュー2期と僕街を経てさらに磨きがかかってて、ただでさえ放送時間遅いのに毎度終わったあと興奮状態になるから3時過ぎまで寝られない不具合に10週連続で見舞われることになりましたよええ(何
もう1期から2年半以上断続的にこんなん見せられ続けたせいでもう感化されすぎて今バレーボールやりたみがすごい。ハイキュー好きをこじらせた人が主に集まる、バレーどころかスポーツ完全未経験の人でも受け入れてくれる社会人サークルとかあったら結構本気で入りたい勢いなのでもしあるようなら情報お待ちしております←
ほかの続編各位も、ユーフォは前作以上に「あああああああああ…………」てなるし、オルフェンズも相変わらず定期的に死亡フラグや不穏な展開ぶっ込んでくるし、もう、つらい(何 5期目を迎えても安定していい話で和ませてくれる夏目伍が続編四天王唯一の良心でした(何
もちろん新作もなかなかよくて、「舟を編む」はここ最近の中では最もノイタミナらしい大人な内容って感じだったし、「ALL OUT」と前クールから続く「DAYS」も地味だけど堅実なスポーツモノって感じで好印象。「まほいく」「まとい」の魔法(?)少女ものふたつもいい意味で思ってたのと違う感じでよかった。後者はシリーズ構成:黒田洋介の力を見せつけられた感じですわ。
あとはオカンこと「Occultic;Nine」ですかねー。あの超絶早口で謎が解かれていくあの怒濤のごとき勢いは本当に楽しかった。あの無駄に情報量の多い早口台詞、合わない人は合わないんだろうけど僕は好きというか僕自身が頭の中でいろいろ考えてるときの勢いってあんな感じというイメージを持ってるからとても親近感わいたw
この日記の文体もほぼそれだと思うしな。何を隠そうこの記事を書き始めたのはオカン最終話を見終わって脳みそフル回転高速タイピングモードが継続している勢いに乗ったらなんか書けそうな気がしてきたからというのがきっかけだったりするのである(何
作品自体の結末についてはちょっと言いたいところ山ほどあるんだけど、まあ端的にまとめたら二期をやれの一言に集約されるので、楽しみにしています(威圧←
そして今期も健在おバカ枠。もう、「競女」が最高すぎるwwwwwww前クールの「初恋モンスター」が精神年齢小学生男子だったのに対してこっちは中学生男子と言いますか。まさか尻と胸だけで全12話保たせられるとは思わなかったよ……wwwwwwww
1話からいきなり尻関連のパワーワード全開だったけど決して出オチになることなく、毎話毎話さらにその斜め遙か上を行くパワーワード祭りを継続したその尻語彙力の高さには感服することしきり(何
そんなんなのに尻と胸以外のところではかなりガチなスポ根少年漫画を真顔でやってるってのがまたねえ。それが燃え要素になるかと思えば結局尻と胸に上書きされて笑いを増すための要素になってるのはきっと仕様(何
でも真面目な話、これだけ尻だ胸だ言いまくってるのに特に下品な感じになることもなく、話としてはしっかりスポ根してて、でも最後までブレることなく笑いを提供し続けたこのシリーズ構成のバランス感覚はすごいと思った。まあ、そんな真面目な話も結局尻と胸の印象に上書きされるので語ることに対して意味はありませんが(何
◆劇場版アニメ
見たモノと鑑賞日:
「ガラスの花と壊す世界」(1/9)
「コードギアス亡国のアキト 最終章 愛シキモノタチヘ」(2/6)
「デジモンアドベンチャーtri. 第2章 決意」(3/12)
「あにめたまご2016」(3/19)
「ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~」(4/24)
「劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~」(4/24)
「亜人 第2部 -衝突-」(5/15)
「デュラララ!!×2特別編 デュフフフ!!」(5/21)
「アクセル・ワールド INFINITE∞BURST」(7/24)
「魔法使いの嫁 前編」(8/21)
「君の名は。」(8/26、8/27、11/23)
「聲の形」(9/19、10/10)
「亜人 最終章 -衝戟-」(9/24)
「デジモンアドベンチャーtri. 第3章 告白」(9/24)
「ゼーガペインADP」(10/16)
「この世界の片隅に」(11/13、11/23)
「劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子」(11/13)
「好きになるその瞬間を。~告白実行委員会~」(12/23)
「ポッピンQ」(12/23)
全19作品(のべ23回)
この2016年のアニメを語る上ではテレビアニメだけでなく劇場版アニメについて語らないわけにはいきますまい。
もう個人感想どころかオタク界隈をも飛び越えてまさに「社会現象」レベルにまで達したわけだからね。
今年はアニメの歴史の大きな節目として少なくとも今後数十年は記憶される歴史的な年になったことはまあ間違いないでしょう。
作品的にはもう言うまでもない感じしますが「君の名は。」「聲の形」「この世界の片隅に」の3つが最強。ついったでも散々書いたし世の中的にも相当語られてるのでここで今更語ることはしませんけど、ほんとこの3つだけでもう満腹感でいっぱいw
年が明けてもなお新しい形態も加わって上映が続くようなので、来年もまだこれら作品は見に行く機会があるのでありましょう。.
ほかに触れておくとしたら「ユーフォ」と「ゼーガ」の2つですかね。どちらもテレビシリーズの総集編をメインに新作パート少々で構成された映画だけど、そうは思えぬ素晴らしい作品でした。
ユーフォの方はテレビシリーズ全13話で描かれたいろんな主題の中からいくつかをピックアップして、それに焦点を当てたら最後までブレずにまとめ上げたあの再構成力がすごい。もう世の中すべての総集編映画はこれをお手本にしたらいい、みたいな作りでしたw
一方ゼーガの方は、これを総集編というのは完全に詐欺ですねwwwもちろんいい意味でww
もう劇場公開も終わって円盤も出てるのでネタバレしちゃうけど、あの「サーバーリセットによるループ」って設定を見事に活かして、テレビシリーズの素材と少しの新作パートの映像使って内容的には完全新作の前日譚を作ってしまうとかすごすぎるwww
事前情報で声は全編録り下ろしと聞いてどういうこと?と思っていたらそういうことか、とw テレビから10年経ってまさかこんなものが見られるとは思っていなかったので本当にありがとうございますって感じでしたw
……とまあ大長文で振り返ってみましたが、改めて今年はアニメ大豊作の年だったなと。ギャグからシリアスまで幅広く取りそろえているし、なにより毎クールそれぞれ1作品以上猛烈に荒ぶる作品があるとか尋常じゃないですw
ちなみに今年見た作品数、全話見たのだけでも各クール平均17本だし、総数で言うとテレビシリーズが年間61作品、映画も合わせると80作品でした。(※分割2クールの前半と後半は別作品として計上)
あれ……この「アニメ総決算」シリーズを毎年書いてた頃は劇場版やら過去作引っ張り出して見たモノ含めても最大60作品程度だったのに、めっちゃ増えてる…www2009年からは札幌から関東に移住したりいわゆる社会人になったりと環境の激変があった割にはその前後で総視聴数は大して変わらなかったというのに、5年ほどこの記事を書かなくなった間に何があったのかww単純に放送総数も増えているというのはあるだろうけど、それにしても多すぎでびっくり。どおりでなんか最近そのクール以前に放送されたアニメを引っ張り出してきて見る機会がなくなったわけだ。この状況でそんな時間が取れるはずもないww
さて果たして来年はどうなるのか。直近1月クールが実はあまり情報仕入れてなくて何が面白そうかも不透明な状況だけど、4月クールはなにやら大きなプロジェクトがいろいろ出てくるようなので今から期待中。映画の方も、2月には1年以上遅れて満を持して公開のノイタミナムービー「虐殺機関」や「SAO」「デジモンTri.4章」があるし、3月にも「黒バス」や神山健治監督のオリジナル「ひるね姫」なんかが既に決まっているので、今年に引き続き映画館へ通う日々が続きそうですw
というわけで前回2015年1月4日から722日ぶりの日記年記をお送りしました(何
もちろん途中隙間は多数あるけど、書き始めてから終わるまでおよそ24時間かかった……ww
しかもここまで長文書くの久しぶりだったから改行入れるペースとかも忘れてて、一旦投稿してみたらどえらく見づらいモノができあがってきたし(爆
だからといってこれからは定期的に書くようにしよう…、とはならないのでそこんとこよろしく(何
次回はいつも通りいつになるのか不明……と思ったけど、よく考えてみたら来年2月25日でこの日記ついに設置から15年を迎えるのでさすがに何か書くかもw予定は未定だが
この記事にリンク:http://tianlang.s35.xrea.com/diary/diary.cgi?mode=single&number=1930
2010年初頭のついった登録以後、急速に記事投下ペースが落ちたものの、なんだかんだで各年1回以上は記事が投下され続けているこの日記ですが、前回2015年1月4日の投稿以来2年近く間が開いてしまい、このままでは記事が一つもないまま2016年が終わってしまう…!ということに年末ぎりぎりになって気づいたので何かしら投下しておこうと思います(何
何を書こうかなと思ったのですが、ちょうど年末で一年を振り返るタイミングだったので今年のアニメを軽く振り返ってみたら、ここ数年では空前の、といっていいほどアニメが大豊作の年だったなあ、ということに気づいたので、ネタはそれで行こうかなと。最近この日記は探訪まとめしか投下されていないけど、前は毎年やってたやつだし久しぶりに。遡ったら2010年分以来6年ぶりだよwww
そんなわけでタイトルも当時と同じやつを冠して、この1年のアニメを振り返ってみたいと思います。以下冬クール(1~3月)から順に。なお「見てた」と扱うのは3話以上見たものに限ることとします。
◆2016年1月クール
見てたもの:
月:「最弱無敗の神装機竜」
火:「プリンス・オブ・ストライド」
水:「無彩限のファントム・ワールド」「ちはやふる(再)」「このすばらしい世界に祝福を!」「ハルチカ」
木:「アクティヴレイド」「僕だけがいない街」
金:(なし)
土:「ブブキ・ブランキ」「ラクエンロジック」「デュラララ!!×2 結」
日:「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」「Dimension W」「アクセル・ワールド(再)」「ハイキュー!!セカンドシーズン」「灰と幻想のグリムガル」
以上完走16本
1月クールはもうグリムガルとハイキューと僕街のせいで完全に頭おかしくなってた感じですね(何
もうこの3つホントつよすぎでしょ。
「グリムガル」は中村亮介監督にキャラデザ細居美恵子さんという、2012年の映画「ねらわれた学園」や「四月は君の嘘」OP映像のコンビなせいで映像の美しさは本当に息をのむレベルだったし、キャラから漂うエロスはそれはそれはもうヤバイレベルでしたね……←
でもそのエロスと映像の美しさが、徹底的に作り込まれたあの異世界の設定と相まって、ファンタジーな異世界なのにものすごい強烈な実在感をもって迫ってきたのが本当にヤバかった(語彙力)
世界設定も文明レベルの考証がものすごく深いみたいで、大量生産の工業が発達していないから衣類がめちゃくちゃ高いとかいう、話の展開にも若干関わってくるようなところから、火にかけた素焼きのポットに取っ手を引っかけてお茶を注ぐとか、歯磨きに木の枝使ってるとか、そんな些細な日常描写までちゃんと適切に「あの世界ならそうなるだろう」という動きが描かれてるのには感心することしきり。ここら辺の細かいところもその「実在感」をさらに強めているから、作品の主題である「あの世界で生きること」というものの重みもよりいっそう際立っていたなと思います。
僕はこういう世界観に猛烈に入り込めるアニメに当たると大概とんでもないことになるのですが案の定今回も大変なことになりました(何) なんかもうあまりに世界の描写が強すぎて、見てる間は完全に意識はハルヒロとともにあっちの世界に行ってたからな…放送日以外も相当な部分をこの作品に持って行かれた気がするので、当時の言動は若干おかしくなっていたと思われます(何
そして「僕街」こと「僕だけがいない街」と、この時点ですでに2期も後半戦という否が応でも盛り上がるタイミングの「ハイキュー!!セカンドシーズン」。この2作品が同じクールに来るのもホント反則でしたね(何
ついったの方では散々言ってる気がしますが、この2作品ともシリーズ構成をされているのが岸本卓さん。実はデビュー作の「うさぎドロップ」や「銀の匙」でもシリーズ構成されててこの方の脚本には結構触れていたんですが、しっかり意識したのは「ハイキュー!!」1期から。何がすごいって、緊迫感と気の抜けるシーンをバランスよく織り込みつつ話を進めて、最後の方でめっちゃ盛り上げまくってからの次回へ続く!!!!!!っていう構成の巧さな…スポーツものだから試合に入ればわりとほっといても盛り上がるところはあるし、さらには原作の力もあるんだろうけど、そうじゃない回でまで盛り上げて来るこの力はホントすごいと思ってました。
この期の「セカンドシーズン」も当然それは健在である上に、この2クール目は基本春高予選の試合が続くので盛り上がりもMAXでしたよね…(まあ10月クールの3期でさらにその上を行かれるわけですがw)
その演出パターン、特に次回への引き方に全力を賭したのが「僕街」。
もう、シリーズ中ほぼ全話において、EDに入ったとたん「うああああああああそこで終わるのおおおおおおおおおおお!!!!!!!」的なツイートをせざるを得なかったアニメもなかなかないと思います(爆
しかも僕だけじゃなくて実況タグにいる人ほぼ全員同じ反応だからなww割と遅い時間なのに毎話毎話脳汁ドバーで寝られなくしてくれる、本当に困ったアニメでした(何
この期はほかにも岡田マリーなのにちゃんとガンダムしてることに定評のあるオルフェンズの2クール目もかなり盛り上がってましたし、ラクロジとDimensionWのアニメオリジナル作品が地味に面白かったりとか、再放送だけどちはやとアクセルワールドはやっぱ強かったとか、テンプレラノベ枠だけど意外と面白かった最弱無敗に今期の草不可避枠このすば!とかめっちゃ充実してましたよね…
あと探訪的には清水が舞台のハルチカも内容・現地ともによかったし、何よりでかいのは2009年10月のアニメ化決定からずーーーっと追い続けてきた池袋でおなじみのデュラララ!!シリーズがついに完結したことですよねー。
それまで池袋なんてほとんど行ったことなくて最初は完全に「非日常」な街だったのが、それからの6年半でたぶん100回は下らないほど行って、今やすっかり「日常」になったというのが完全に主人公の帝人とシンクロしてて、この作品をここまで楽しめた理由の相当大きな部分はこの探訪をずっと続けたという点に依るんじゃないかなという気すらする。
うちの探訪サイトが探訪業界で本格的に存在感を示せた最初のシリーズでもあるかなと思いますし、このシリーズの探訪を通じたとんでもない出会いなんかも思い出されて、終わったときはなかなか感慨深かったですね。
そんな感じでいろんな方面でとにかく荒ぶり続けていたのが1月クールでした(何
◆2016年4月クール
見てたもの:
月:(なし)
火:(なし)
水:「ジョーカー・ゲーム」「ちはやふる(再)」「文豪ストレイドッグス」
木:「クロムクロ」「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」「甲鉄城のカバネリ」
金:「精霊の守り人(再)」※途中まで
土:「田中くんはいつもけだるげ」「キズナイーバー」「ハイスクール・フリート」※5話まで「迷家‐マヨイガ‐」「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」※4話まで
日:「僕のヒーローアカデミア」「とんかつDJアゲ太郎」「マクロスΔ」「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ THE LAST SONG」「アクセル・ワールド(再)」「くまみこ」「Re:ゼロから始める異世界生活」
以上完走16本
4月クールはやはりリゼロヤバイに尽きる。
前クールに「このすば!」「グリムガル」という同じ異世界モノがあったのにまたかよ!「Re:ゼロから始める異世界生活」なんてタイトルだからどっちかってーとこのすば寄りなのか?などど思って危うく見ない可能性すらあったけど、初回1時間スペシャルだし、何より「主人公が得た『死に戻り』の力」というワードにちょっとした引っかかりを覚えてとりあえず見てみたら、最初の30分は確かに「このすば」感ある、わりとゆるいテンプレ感ある異世界ラノベだったんだけど、Bパート終わりでドーーーーーンでしょ?(何) もう完全に油断していたところに不意打ち喰らって一気に惚れましたね(何)
さらに主人公のスバルくんがテンプレラノベアニメにありがちな、能力的には相当すごいモノを持っているのに状況や女の子に流されまくるタイプではなく、特殊な能力など何もなくむしろ劣等感の塊みたいな精神構造してるのに、過酷な運命に果敢に立ち向かい、何度も失敗しながらも自分の意思で泥臭く道を切り拓いていくタイプなのにもまた惚れた。これついったで何度も言ってるけど、どんなに女の子かわいいアニメだろうと男主人公が輝いていないとダメというのが僕の持論ですが、その点においてもこのアニメは猛烈に『鬼がかって』ましたね。
いやーもうスバルくんは今年のみならずここ数年来で最もお気に入りの男性キャラに堂々ランクインですよほんと。(ちなみにその立ち位置を占めていたのは直前まではSAOのキリトさん、その前だと東のエデンの滝沢くんあたりですかね。)
大豊作で神レベルな作品すら3つもあった前クールと比べると春クールは「リゼロ一強」って感じだったけど、まあこの1作品で3作品分ぐらいの荒ぶりリソースを取られていた気はするので充実感はあまり変わらなかったですかね(何
ほかにも「ヒロアカ」「カバネリ」「キズナイーバー」「迷家」あたりはリゼロが同じ期にいなかったら今期最強と言っていた可能性のあるレベルでよかったですね。ヒロアカは来年4月から続きが始まるのでとても楽しみ。
シリアス部門はこんなとこですが、草不可避部門(何)では「たなけだ」が圧勝でした(何
ガンガン系列であの絵柄、主人公も男の子だしゆるホモ(何)系女性向けアニメかな?と思っていたのに見始めてみたら空前絶後の腹筋崩壊枠で、一昔前なら一番組実況しただけでついった規制される勢いというヤバさ(何 ついでに女の子もかわいいというおまけもついてきたら見ないわけには行きませぬ(誰
同じような感じだったのが「ネトゲの嫁」かな。こっちは逆にラノベでこのタイトルだしハーレム系テンプレラノベアニメかな?と思って見ない可能性も高かったけど、木曜の飛び石実況の間を埋めるいい位置にあったからという理由だけで見始めてみたら、確かにハーレム系の要素はあるモノの、ギャグから意外としっかりした話までいろいろ展開されててよかった。
さっきリゼロのところで書いたのと同じで、このアニメも男主人公たるルシアンがなかなかいいヤツだったのが好印象の秘訣ですかね。
そんな感じでまとめてみると、1月に比べると完走作品数的には変わらないモノの、荒ぶりリソース(何)の配分的には少数精鋭って感じだったかなというのが4月クールの印象でした。
◆2016年7月クール
見てたもの:
月:「アクティヴレイド 2nd」「甘々と稲妻」
火:「チア男子!!」「NEW GAME!」
水:(なし)
木:「クロムクロ」「レガリア」「バッテリー」
金:「ももくり」「ReLIFE」
土:「食戟のソーマ 弐ノ皿」「ラブライブ!サンシャイン」※4話まで「クオリディア・コード」「初恋モンスター」「この美術部には問題がある!」
日:「不機嫌なモノノケ庵」「マクロスΔ」「DAYS」「orange」「あまんちゅ」「Re:ゼロから始める異世界生活」
以上完走19本
並べて初めて気づいたけどそんなにあったの?!
でも印象に残ってるのはやっぱりこの期もリゼロマジ鬼がかりすぎてる……なんだよな。
もうさっきだいぶ書いたのでこれ以上はあまり書かないけど、2クール目、話的には第3章のスバルくんが過去最大のつらみに襲われるシリーズに突入……からの復活!!!は本当にアツかったですね…
でもそんなリゼロがあっても印象に残るモノはそれなりにあったかな。
「チア男子!!」はまさにその一つ。最近男の子キャラと男性声優が山ほど出てくる女性向けアニメ氾濫しすぎなのにまたかよ!などど思って危うく見ない可能性すらあったけど、原作者がちょっと話題になってた「桐島、部活やめるってよ」の朝井リョウであるというところにちょっとした引っかかりを覚えてとりあえず見てみたら、女性アニメファンに向けて媚びすぎたような描写は特になく、部を立ち上げてメンバーを集めるところから始まり途中いったん盛り上げどころを見せておき、後半第2部では部内の不和や個々人の抱えるモノを見せつつ技量的にも精神的にも成長していく、という正統派部活アニメが展開されていて徐々に惚れていきましたね(何)
なんかさっきと同じ文章構成だけど、こういう不意に面白かった作品こそハマっていく傾向が強いので荒ぶりも高まりがちです(何
そういった意味ではいろんな方向からえらく突き刺さってきた「ReLIFE」とか、それとは違う意味で突き刺さってきた(何)「ももくり」とかも前情報ほぼなしで見始めたら面白かったシリーズに位置していますかね。
もちろん、2期だから面白いとわかりきっていた「ソーマ」も、今期も安定のジャンプアニメ感あってとてもよかった。
料理的には再現の難易度が上がってしまったのがちょっと不服だけどwwあ、でもあの糠サンマの炊き込みご飯はやったけど、それもやはり安定の美味さでした。
今期はアニメそのものだけでなく主題歌もいいのが多かったかな。
文ストからチア男子の「ラックライフ」とか、ヒロアカから甘々と稲妻の「Brian the sun」とか、2クール連続だけどイメージがらっと変えてきてびっくり。
何より男性アーティストがだいぶ増えてきたかなという気がするので、「カラオケ行きたい」のツイートも頻度を増すばかりでした(何
最後に今期も草不可避枠が堅調。
これも特に期待してなかったけど時間的に見やすいから見てみたらめっちゃ面白かったパターンですが、放送局を選ぶことで土曜深夜の二連続となった「初恋モンスター」と「この美」が好きすぎでもう…wwwwww
特に初恋モンスターとか、あんな絵柄であんな内容やるとは思わないでしょwwwwその上ヒロイン役に堀江由衣とかもうずるすぎるwwwwwwこの美もこの美でなんか妙にギャグの波長が合う感じで。おかげで実況も捗りすぎて、2016年7月は月間ツイート数が4789(=平均154 tweets/day)と現時点での最高値を記録しましたとさwwほんと規制がなくなってよかった…←
◆2016年10月クール
見てたもの:
月:「魔法少女育成計画」「TRICKSTAR」
火:「装神少女まとい」「夏目友人帳 伍」
水:「ナンバカ」「響け!ユーフォニアム2」「文豪ストレイドッグス(後半クール)」「ユーリ!!! on ICE」※録画視聴。現状7話まで。
木:「レガリア」「競女!!!!!!!!」「ALL OUT!!」「舟を編む」
金:「ハイキュー!! 烏野高校VS白鳥沢学園高校」
土:「ブブキ・ブランキ 星の巨人」「3月のライオン」「Occultic;Nine」
日:「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(分割4クール後半)」「DAYS」
以上完走17本(12/25現在。予定含む。)
半年続いたリゼロが終わって生きるのがつらい…死に戻りしたい……などと思うのも束の間、続編モノにころされる10月クールがスタートしました(何
ここまでは「期待してなかったけど見てみたらめっちゃ面白かった」のパターンが多かったのに対して今期は面白いことがわかりきっている過去作の続き、すなわち夏目5期、ユーフォ2期、オルフェンズ後半戦、そしてハイキュー!!3期が全部同時にやってくるとか頭おかしくなるに決まってるでしょ(何
特にハイキューさあ…「番組タイトルにVS白鳥沢とか付いてるけどまさか全部その試合ってわけじゃないよな?」と思っていたのに全10話と短めながらも本当に全部VS白鳥沢学園の試合とか頭おかしいでしょ(褒め言葉)
最初の方で書いたとおりの岸本さんの鬼のような構成もハイキュー2期と僕街を経てさらに磨きがかかってて、ただでさえ放送時間遅いのに毎度終わったあと興奮状態になるから3時過ぎまで寝られない不具合に10週連続で見舞われることになりましたよええ(何
もう1期から2年半以上断続的にこんなん見せられ続けたせいでもう感化されすぎて今バレーボールやりたみがすごい。ハイキュー好きをこじらせた人が主に集まる、バレーどころかスポーツ完全未経験の人でも受け入れてくれる社会人サークルとかあったら結構本気で入りたい勢いなのでもしあるようなら情報お待ちしております←
ほかの続編各位も、ユーフォは前作以上に「あああああああああ…………」てなるし、オルフェンズも相変わらず定期的に死亡フラグや不穏な展開ぶっ込んでくるし、もう、つらい(何 5期目を迎えても安定していい話で和ませてくれる夏目伍が続編四天王唯一の良心でした(何
もちろん新作もなかなかよくて、「舟を編む」はここ最近の中では最もノイタミナらしい大人な内容って感じだったし、「ALL OUT」と前クールから続く「DAYS」も地味だけど堅実なスポーツモノって感じで好印象。「まほいく」「まとい」の魔法(?)少女ものふたつもいい意味で思ってたのと違う感じでよかった。後者はシリーズ構成:黒田洋介の力を見せつけられた感じですわ。
あとはオカンこと「Occultic;Nine」ですかねー。あの超絶早口で謎が解かれていくあの怒濤のごとき勢いは本当に楽しかった。あの無駄に情報量の多い早口台詞、合わない人は合わないんだろうけど僕は好きというか僕自身が頭の中でいろいろ考えてるときの勢いってあんな感じというイメージを持ってるからとても親近感わいたw
この日記の文体もほぼそれだと思うしな。何を隠そうこの記事を書き始めたのはオカン最終話を見終わって脳みそフル回転高速タイピングモードが継続している勢いに乗ったらなんか書けそうな気がしてきたからというのがきっかけだったりするのである(何
作品自体の結末についてはちょっと言いたいところ山ほどあるんだけど、まあ端的にまとめたら二期をやれの一言に集約されるので、楽しみにしています(威圧←
そして今期も健在おバカ枠。もう、「競女」が最高すぎるwwwwwww前クールの「初恋モンスター」が精神年齢小学生男子だったのに対してこっちは中学生男子と言いますか。まさか尻と胸だけで全12話保たせられるとは思わなかったよ……wwwwwwww
1話からいきなり尻関連のパワーワード全開だったけど決して出オチになることなく、毎話毎話さらにその斜め遙か上を行くパワーワード祭りを継続したその尻語彙力の高さには感服することしきり(何
そんなんなのに尻と胸以外のところではかなりガチなスポ根少年漫画を真顔でやってるってのがまたねえ。それが燃え要素になるかと思えば結局尻と胸に上書きされて笑いを増すための要素になってるのはきっと仕様(何
でも真面目な話、これだけ尻だ胸だ言いまくってるのに特に下品な感じになることもなく、話としてはしっかりスポ根してて、でも最後までブレることなく笑いを提供し続けたこのシリーズ構成のバランス感覚はすごいと思った。まあ、そんな真面目な話も結局尻と胸の印象に上書きされるので語ることに対して意味はありませんが(何
◆劇場版アニメ
見たモノと鑑賞日:
「ガラスの花と壊す世界」(1/9)
「コードギアス亡国のアキト 最終章 愛シキモノタチヘ」(2/6)
「デジモンアドベンチャーtri. 第2章 決意」(3/12)
「あにめたまご2016」(3/19)
「ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~」(4/24)
「劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~」(4/24)
「亜人 第2部 -衝突-」(5/15)
「デュラララ!!×2特別編 デュフフフ!!」(5/21)
「アクセル・ワールド INFINITE∞BURST」(7/24)
「魔法使いの嫁 前編」(8/21)
「君の名は。」(8/26、8/27、11/23)
「聲の形」(9/19、10/10)
「亜人 最終章 -衝戟-」(9/24)
「デジモンアドベンチャーtri. 第3章 告白」(9/24)
「ゼーガペインADP」(10/16)
「この世界の片隅に」(11/13、11/23)
「劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子」(11/13)
「好きになるその瞬間を。~告白実行委員会~」(12/23)
「ポッピンQ」(12/23)
全19作品(のべ23回)
この2016年のアニメを語る上ではテレビアニメだけでなく劇場版アニメについて語らないわけにはいきますまい。
もう個人感想どころかオタク界隈をも飛び越えてまさに「社会現象」レベルにまで達したわけだからね。
今年はアニメの歴史の大きな節目として少なくとも今後数十年は記憶される歴史的な年になったことはまあ間違いないでしょう。
作品的にはもう言うまでもない感じしますが「君の名は。」「聲の形」「この世界の片隅に」の3つが最強。ついったでも散々書いたし世の中的にも相当語られてるのでここで今更語ることはしませんけど、ほんとこの3つだけでもう満腹感でいっぱいw
年が明けてもなお新しい形態も加わって上映が続くようなので、来年もまだこれら作品は見に行く機会があるのでありましょう。.
ほかに触れておくとしたら「ユーフォ」と「ゼーガ」の2つですかね。どちらもテレビシリーズの総集編をメインに新作パート少々で構成された映画だけど、そうは思えぬ素晴らしい作品でした。
ユーフォの方はテレビシリーズ全13話で描かれたいろんな主題の中からいくつかをピックアップして、それに焦点を当てたら最後までブレずにまとめ上げたあの再構成力がすごい。もう世の中すべての総集編映画はこれをお手本にしたらいい、みたいな作りでしたw
一方ゼーガの方は、これを総集編というのは完全に詐欺ですねwwwもちろんいい意味でww
もう劇場公開も終わって円盤も出てるのでネタバレしちゃうけど、あの「サーバーリセットによるループ」って設定を見事に活かして、テレビシリーズの素材と少しの新作パートの映像使って内容的には完全新作の前日譚を作ってしまうとかすごすぎるwww
事前情報で声は全編録り下ろしと聞いてどういうこと?と思っていたらそういうことか、とw テレビから10年経ってまさかこんなものが見られるとは思っていなかったので本当にありがとうございますって感じでしたw
……とまあ大長文で振り返ってみましたが、改めて今年はアニメ大豊作の年だったなと。ギャグからシリアスまで幅広く取りそろえているし、なにより毎クールそれぞれ1作品以上猛烈に荒ぶる作品があるとか尋常じゃないですw
ちなみに今年見た作品数、全話見たのだけでも各クール平均17本だし、総数で言うとテレビシリーズが年間61作品、映画も合わせると80作品でした。(※分割2クールの前半と後半は別作品として計上)
あれ……この「アニメ総決算」シリーズを毎年書いてた頃は劇場版やら過去作引っ張り出して見たモノ含めても最大60作品程度だったのに、めっちゃ増えてる…www2009年からは札幌から関東に移住したりいわゆる社会人になったりと環境の激変があった割にはその前後で総視聴数は大して変わらなかったというのに、5年ほどこの記事を書かなくなった間に何があったのかww単純に放送総数も増えているというのはあるだろうけど、それにしても多すぎでびっくり。どおりでなんか最近そのクール以前に放送されたアニメを引っ張り出してきて見る機会がなくなったわけだ。この状況でそんな時間が取れるはずもないww
さて果たして来年はどうなるのか。直近1月クールが実はあまり情報仕入れてなくて何が面白そうかも不透明な状況だけど、4月クールはなにやら大きなプロジェクトがいろいろ出てくるようなので今から期待中。映画の方も、2月には1年以上遅れて満を持して公開のノイタミナムービー「虐殺機関」や「SAO」「デジモンTri.4章」があるし、3月にも「黒バス」や神山健治監督のオリジナル「ひるね姫」なんかが既に決まっているので、今年に引き続き映画館へ通う日々が続きそうですw
というわけで前回2015年1月4日から722日ぶりの
もちろん途中隙間は多数あるけど、書き始めてから終わるまでおよそ24時間かかった……ww
しかもここまで長文書くの久しぶりだったから改行入れるペースとかも忘れてて、一旦投稿してみたらどえらく見づらいモノができあがってきたし(爆
だからといってこれからは定期的に書くようにしよう…、とはならないのでそこんとこよろしく(何
次回はいつも通りいつになるのか不明……と思ったけど、よく考えてみたら来年2月25日でこの日記ついに設置から15年を迎えるのでさすがに何か書くかもw
この記事にリンク:http://tianlang.s35.xrea.com/diary/diary.cgi?mode=single&number=1930
昨日: 今日:
2016年12月の記事
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