徒然なるままに、日暮らし、パソに向かひて、心にうつりゆく由なきネタを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ(何)

フルメタTSR最終回

No: 1012
投稿者:管理人 2005/10/20 Thu 01:42:38

さっき最終回を迎えたフルメタTSR。
やっぱいいね、あの話!
復活したソースケがアーバレストと「過去最高」の戦闘をするシーンはやっぱり動きのあるアニメになるとめっちゃ映えますね。
ただアニメになっただけじゃなくて京都アニメーション製作の「神クオリティ」動いてるんだからもう。
ほんっと、フルメタはアニメ化環境に恵まれてるよなぁー。

ところで今日枠若干長かったような気がするんですが、どうなんでしょ?
今日みたいに0:15から始まると、だいたい0:42ぐらいには終わってた気がするけど、今日は0:45ぎりぎりまでやってたし。
放送枠伸ばすなんてそう簡単に出来るもんじゃないと思うけど・・・やってたんだとしたらすごい気合いの入れようだな。



そんな感じで終わってしまったTSR。
今書いたとおり作画に関しては流石京アニだけあって、文句なし。
話の方もシリーズ構成に原作者である賀東さん自身が入ってるからイメージ違うなんて事も有り得ない。
さらには香港の背景は綿密なロケを行って丁寧に描いてたり、南京では中国語普通話、シチリアではイタリア語、香港では広東語のセリフを言わせたりといった小ネタも上手い具合に効いててよかった。
もうある種「原作付きアニメの理想像」にかなり近い、そんな出来だったと思います。

ただ強いて言うならば、一番最初の南京での事件がオリジナルだった以外はほとんど原作に忠実だったため、既読者としては新たな楽しみが少なかったところは不満かな。
マンガや小説がアニメ化されるときにぼくが望むのは「原作に『忠実に』作って欲しいけど、『完璧にトレース』ではなく、適度にオリジナルや変更を加えて欲しい」なんですが、今回はその追加・変更がちょっと足りなかったように感じました。
せっかく出てきた夏姉妹も対してキャラ立ちするまでもなく原作の飛兄弟(だっけ?)とほぼ同じ行動してただけだし。
もうちょい動いてくれても良かったんでね?アレじゃただのエロ要員補充のために変更されたとしか思えんわ(爆)
このスタッフの布陣は「ふもっふ」という前例があるから、上手くすれば原作側とアニメ側の相乗効果でものすごく良い物が出来たんじゃないかと思えるだけに、そこんとこはちょっと惜しかった。
今思えばぼくの中で「ふもっふ」は原作付きアニメの理想像そのものかも。

あ、でも追加・変更のうち、あのゲイツってイカれたオッサンはグッジョブでしたよ(爆笑)
敵側の指揮官という役回り上、R-15指定相当と言うことになっていても放送倫理審査会の類から叩かれそうなレベルの残虐非道な行為をしてるんだけど・・・あの言動はアニメのキャラとしてなかなかナイスだろう(何爆)
死に際のセリフがもみあげいじって「ちょっと・・・短かったかな・・・?」ってどんなやねん(爆笑)
こういう追加はもっとしてくれれば完璧でした(笑)


まぁなんのかんの言っても、そこらの原作知ってる作品のアニメ版と比べたらエライレベルの高い出来で、あの神アニメ「ふもっふ」と同じスタッフ陣があの「終わるデイ・バイ・デイ」を元にアニメを作るって事で過剰なまでの期待を寄せていたにもかかわらずそれが裏切られなかったんだからもう十分満足です。
そんなわけで第4シリーズに激しく期待(爆)


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