徒然なるままに、日暮らし、パソに向かひて、心にうつりゆく由なきネタを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ(何)

小旅行レポ・1~2006年1月2日・房総方面乗りつぶし編~

No: 1048
投稿者:管理人 2006/01/07 Sat 18:01:38

小旅行レポ第1段。


1月2日、本年最初の鉄ヲタ旅行は9時半発19時帰着の「お気軽プラン(何)」で房総方面へ。
ターゲットは外房線の一部と東金線、及び成田線の成田-我孫子間。
外房線は過去に2度乗っているんですが、最初に乗ったのは「小湊鉄道」と「いすみ鉄道」を巡った帰りで大原から千葉までのみ、その次は高校の生物部の合宿で鵜原にある海の博物館に行ったときだけど、この時は宿泊先の内房から館山経由で行ったので外房線の乗車区間は安房鴨川-鵜原のみ。そんなわけで北半分と南半分は乗ったけど、中央部の大原-鵜原の僅か4駅の区間だけ乗り残しているという中途半端状態で4年も放置されていました。前々から行こうとは思ってたけど、茨城県内の私鉄とかに惹かれたりでなかなか行けなかったんでねぇ・・・
で、そんなところをついに制覇しに行こう、ということで今回の小旅行決行が決定。
折角千葉まで行くならまだ乗ってない東金線と成田線もついでに乗ろうと行程に組み込んで、こんな経路が出来ました。



順序としては、品川から成田空港行き快速エアポート成田に乗ってまず千葉まで行き、外房線に乗り換え。ちょうど乗れる外房線が勝浦行きなので乗り換えて一駅先の鵜原まで。本当はそこから先館山方面に抜けて房総半島をぐるっと一周したいところだけど、それやると19時までに家に着かないので素直に引き返し。でも素直に鵜原で降りたらつまらないので、上り列車と下り列車が入れ違いを行う駅の一つ手前まで行ってみよう、と言うことで行川アイランド駅で降りてみることに。
そこで引き返して成東から東金線に乗り、途中下車を堪能(何)名前が面白い「求名」で降りた後、一駅引き返して東金線の中心駅「東金」でも途中下車し、大網へ抜ける。
その後佐倉で乗り換えて成田まで行って、我孫子までの未乗区間を制覇。都合よく乗り継げる列車が上野行きなのでそのまま乗って、京浜東北線に乗り換え。
家の近くまで戻ってきても微妙に終わらず、借りた(借された(何))「灼眼のシャナ」の原作を返すため大森駅で某後輩待ち合わせして、そのあと一駅戻った大井町で某先輩に頼まれものの受け渡しなどをしたりしてから帰宅。
乗り放題きっぷの利点を活かして行きつ戻りつをあちこちで行う「乗りつぶしの旅」らしい行程((何)

ちなみに気分としては「乗りつくし」ではなく「乗りつぶし」ね(何)
NHKのあの番組以来、一般に「乗りつくし」という言葉が定着した感じがあるけど、それ以前から鉄ヲタやってると「乗りつぶし」って言葉の方が馴染みが有るんですよねぇ。
8年前から愛用してる昭文社の「汽車旅」という雑誌の付録も「乗りつぶし記録用路線図」って名前だし。
まぁ確かに「潰す」より「尽くす」の方がイメージ的にいいけどね。
でも「乗りつぶし」と「乗りつくし」は微妙にニュアンスが違うと思うのですよ。
「乗りつくし」っていうとある地域なり、あの番組のように日本全国なり、ともかく一定の範囲内にある今まで乗ったことのない複数の路線を全て、一連の旅行で乗車するような旅というイメージ。
でも今回の小旅行みたいに半ば作業的に、あちこちに散在している未乗区間をちまちま制覇するときはむしろ「乗りつぶし」と言ったほうがなんかしっくり来ます。
NHKの「乗りつくしの旅」は大局的に見れば日本全国という広大な範囲を一連の旅行で制覇するから番組タイトル通り「乗りつくし」だけど、局所的に見れば「最長片道切符の旅」で乗り残した一区間だけをただ往復するとかいう作業的な動作が含まれてるから、その辺は「乗りつぶし」という感じ。

まぁそんなわけで今回は「乗りつぶしの旅」な訳です(何)

そんな今回の小旅行で起こったネタだけをざっくりと(何)


今回の旅は京浜東北線で品川駅へ行って横須賀線に乗り換えることからスタートなんですが、まずはいきなり品川駅がきれいになってて驚きました。
新幹線開業してから何度か乗り換えてるはずだけど、改札内がこんな風にデパートみたいになってるのは初めて見たような・・・?

最近JR東日本が力入れてる「駅ナカ」の一環でしょうかね。
しかし喫茶店とかの飲食店だけじゃなく本屋から衣料品店まであるとは・・・
おかげで買おうと思ってた最新の時刻表も買えてよかったですが。

そんでエアポート成田に乗って50分、千葉で乗り換え。
ここでは乗り換えが10分以上有るし、関東近郊で駅弁を買う機会ってめったにないから昼食は千葉駅で駅弁を買うことに決めてました。
乗り換え通路に駅弁屋があったので、「やきはま弁当」をチョイス。
850円。

中身は左側に焼き魚、煮物、卵焼きと後なんか一つ(忘れた)、右側の串に刺さってるのがメインの焼き蛤で、その下は味のついた御飯。右下の赤いのは紅生姜。
食べてみた感想ですが・・・・・・ハマグリが火ぃ通しすぎでゴムのように硬い(爆)
しかも味濃いし。
他はまぁ普通だったんだけど・・・
どちらかというとハズレの方かな(爆)
評価は★★☆☆☆星二つって感じ(何)


乗り換えた先の外房線勝浦行き。ここから先、今日の行程のほとんどはこの横須賀線カラーの電車でした。
大原駅から未乗区間に入り、その途中にある勝浦駅まではこいつで約1時間半。
途中上総一ノ宮駅で特急わかしおに抜かれたんですが・・・・その列車、勝浦から乗り換える列車なんですが(何爆)
この「わかしお」は安房鴨川行きですが、途中の勝浦から先は普通列車になります。
そのため、普通列車同士で接続を取っているようなんですが、わざわざ途中で追い抜いた列車を10分以上待って接続するその意味は何(爆)


そんなわけで勝浦から先はこの特急型電車でちょっと優雅な普通列車の旅(何)
一駅先の鵜原まで行けば外房線乗りつぶしは達成だけど、上に書いたとおり行き違いの関係上行川アイランドまでは行かれるし、電車はこんないいやつだし、なにより千葉を出たあたりから雨がかなり降ってきてきて駅前散策もできないから降りた駅での待ち時間は短い方がいいと思い、鵜原から二つ先の行川アイランド駅まで行くことにしました。

勝浦からは僅か13分。
行川アイランドに到着。

ローマ字表記は「island」じゃなくて「airando」かよ(爆)
この駅、前にちらっと「秘境っぽい」という噂は聞いていたんですが、実際降りてみてびっくり。
これなんて田舎?(何)
近くの鵜原駅や上総興津駅はちゃんとした駅舎があるのに、ここはこんなん。

もちろん下車したのはぼく一人でしたよ(爆)
そしてあたりに人気は無し。
おまけに駅名の由来となったテーマパーク「行川アイランド」は4年以上も前に閉鎖されてるときたもんだ(爆)

駅の外もさらにヒドイ。
隣りに走ってる国道から見るとここが「行川アイランド駅」であることを示すものが全くない(爆)

駅舎らしきものはあるにはあるけど、ここに「行川アイランド」の文字は無し。
唯一「行川アイランド」の文字があるのは、駅を出てちょっと先にある歩道橋に辛うじて「行川アイランド駅前」という文字が記されているのみ。
もうちょっと主張しろよ(何)

雨も降ってるし余りに何もないので、早々に上の写真に写ってる待合室に引っ込んだんですが、その中でネタ発見(何)
線路側の壁にいっぱい落書きがしてあったんですが、その中に唯一修正液で白く書かれた落書きが目に入ったんです。
それをよく見たら・・・・

ちょっwwwwwwwwwwwおまwwwwwwwwwwwwwwwww
別にただ単にスクライドとか書いてあるのを見ただけじゃここまでツッコミも入れなかったでしょうが、12/28に高校のメンツとカラオケ行ったとき、最近になってスクライドを見たヤツが一人いて、既に見てたのがぼく含め3人も居たもんだからその4人でバカみたいにアツくスクライドについて語ったりネタにしたり(何)した直後にこんなもん見つけてしまったら盛大につっこむしかないじゃないか!(何爆)
もうタイミング良すぎ。
久しぶりに「ネタ人間にはネタの方から寄ってくる」を体感した気分(何)


そんな行川アイランドに13分滞在して、折り返し千葉行きに乗車。
「やきはま弁当」食べながら1時間ほど乗って東金線との乗換駅大網で下車。
ここでの乗り換えは僅か2分なんですが・・・
この地図の通り、外房線ホームと東金線ホームは離れており、ちょっと長めの連絡通路を通らなければいけなかったということを知らなかったので、ちょっと焦りました。

ダッシュで乗り継いだ東金線。
途中駅が3つしかない短い路線ですが、途中下車するので乗車時間は僅か13分。
特に何があるわけでもないけど、素直には読ませてくれない駅名に惹かれたので「求名」駅で途中下車。

これで「ぐみょう」と読むってのは言われてみれば納得できなくもないけど、絶対に一発じゃ読めんわな。

駅舎はこんな感じ。

一応有人駅ですが、この駅舎はただの待合室で、切符売り場や駅員が居るのもホームの上の詰め所でした。
なんか、最近になって近くに城西国際大学という大学が出来たため元は無人だったのを有人化したんだとか。
周りを見た感じ、特に面白そうなものはありませんでした(何)

この駅から一駅だけ折り返して次は東金線の中心地・東金駅で途中下車。
乗った電車はきっとさっき乗ったのが1つ先の成東まで行って折り返してきたヤツだろう(何)


ここは東金市の中心駅と言うだけ有って駅舎も立派。

改札も自動改札でした。


こんなベンチもあったりするので、結構古い建物なのかも。

駅の周りにはそれなりに大きい建物もあったりして、市の中心駅らしい感じでした。

東金駅から今度は再び成東方面の列車(これも多分また同じ車両w)に乗って終点の成東へ。
総武線に乗り換えて佐倉へ行き、佐倉からは今日2回目のエアポート成田に乗車。
成田駅で下車して、今日最後の乗りつぶし区間を通る常磐線直通の上野行きに乗り換え。

時刻表の歪んだ地図を見慣れていると成田から我孫子経由で上野へ行くってのはえらく遠回りのような気がしてましたが、↑に貼った正確な地図上では結構素直な経路なんですね。
今度は時間的に途中下車できないし、そもそももう暗いのでただ乗るだけ。
これぞまさに「乗りつぶし」(何)
上野までは1時間22分でした。

最後に京浜東北線に乗り換えて本日の旅終了。
乗った京浜東北線は鶴見行きでしたが、時刻表見たら日に6~7本しかないんですね、鶴見止まりって。意外なレアだ(何)
で、最後のおまけに大森と大井町でブツの受け渡しをしてから帰りました。
まぁ大井町の方の受け渡しは失敗に終わったわけですが(爆)
成田線で「小林」という駅を通った後に「大森」で降りたってのは何かのギャグかと思った(何)

さすがにこの程度なら疲れることもなかったけど、ちょうど途中下車するあたりで雨が強く降ってたのが困りもんでした。
寒いし。
北海道の方がよっぽど寒いけど、やっぱり関東の寒さって北海道のとは異質だよなぁ・・・


おまけの小ネタ。
外房線にこんな駅があった。

八つ星神器ではありません(何)
でも浪花(何)。読みもそのまま「なみはな」(何)。


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