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え、もう今週終わり?(何
投稿者:管理人 2006/03/12 Sun 03:06:27
えーと、ラーゼフォンTVシリーズ全部見終わったのが日曜で、劇場版見ようと思ってたけどなかなか見れず、結局見たのは昨日金曜日?
なんだそれ(何)
この一週間はどこへ消えたんだ(何)
単に学校から帰ってくるのが突然8時とか9時とかいうやたら遅い時間になった日が2~3日続いたからですが('A`)
というわけでラーゼフォン全部見終わったので各話感想を投下。
1話見終わった毎に殴り書きする感じで下書きをし、後から清書するという形で書いてるので、「この先どうなるんだっけ」的な内容が含まれます(何
◆第12楽章「黒い卵」
たぶん序盤でもっとも理解出来ない回(爆)
今見てもよくわからん(爆)
抽象的すぎるんだよ(爆)
久遠はよくわからんし。なんか知らんけどいつの間にかそこに居たり居なくなってたりってのはやめてほしいよね(何)
あの「黒い卵」って結局何なんだっけ。(後の回で一応分かったけど。)
久遠が黒い卵を抱こうとしたらバーベムが「して良いことと悪いことがあるのだ、未だ目覚めぬ奏者よ」とか言ってたけどどういう意味?
それからバーベムってのも・・・・えっと(何)
あとどっかの記者が遺跡調査の現場らしきところを取材してたら殺されてたけど・・・あのシーンの意味は何。
綾人関係では弐神さんによって綾人の母親が「ムー東京総督府」の長官であるという大変なことを綾人が知るところになったりとかいろいろ動きは有るんだけど・・・。
ともかくよく分からない回です(何)
◆第13楽章「人間標本第1号」
久遠の謎に迫る回。しかし謎は深まるばかり(爆)
綾人と同い年ぐらいのようだけど、経歴不明だし、何か1989年のカルテがあるとかないとか。
綾人の母親・麻耶とも何らかの接点があったようだし。
そしてその麻耶も六道さんの養子(?)だったようだし?
どういう設定だったっけ・・・忘れてしまった(何)
◆第14楽章「鏡の中の少年」
綾人が自分はムーリアンであるということを知ってしまって第2次鬱期に突入する回(何)
エルフィさんも綾人がムーリアンだと知って態度が豹変。オーバーロード作戦で部下全員失ってるとはいえ、そんな人だっけ?
「ぼくはぼくだ」と自分は言い聞かせて居場所を見つけはしたモノの、そんなエルフィさんに信用できないと言われ、挙げ句ヴァーミリオン単独でドーレムを撃破してしまって「ラーゼフォンは必要ない」と言われてしまった。酷な話だね。
ところでドーレムとの戦いのシーンはなにやら時間が10分ほど巻き戻ったようだけど、何の作用で巻き戻ったんだ?
そしてそのことに気づいているのはヘレナと、おそらくは一色も。何故気づいてる?
この2人もよく分かんない人だよね(何)
◆第15楽章「子ども達の夜」
一色、樹、ヘレナの過去話。何か1話だけ浮いてます。雰囲気違う。
で、一色達って結局何。量産型の奏者って?
◆第16楽章「他人の島」
いろんな人間関係が壊れていく回。
恵と八雲とか、一色と小夜子とか。
8話と対という感じかな。
未だにTERRAの人たちへの信頼を回復してない綾人は、真実を見るため東京へ。
サブタイの「他人の島」ってのは、今まではTERRAが自分の居場所だと思ってたのに、今は本当にここが自分の居場所なのか分からないと言うことを表してるってとこでしょうか。
◆第17楽章「迷宮への帰還」
綾人は東京ジュピターに帰還。
そしたら空には何か変なモノが浮いてるのに誰も気にしてないし、久しぶりに会った朝比奈達はなんか様子がヘンだし、挙げ句母親の血はやっぱり青かったし。
全てを受け入れるつもりで来たと言ってもやっぱり受け入れきれない綾人はやっぱりこっちも自分の居場所ではないと思ってるんでしょうかね、あの虚無感に満ちた映像は。
朝比奈と話してるときもやたらと視線があっち行ったりこっち行ったりで浩子達を直視してなかったのも、真実を受け入れられなかったから?
てかこんな鬱状態が続いた上で、次の次の回は「鬱アニメの代表例」として今なお語り継がれるあの回でとどめ刺されるからなぁ・・・・
放映当時も結構痛かったけど、いろいろ見えなかったモノが見えてきた今回はもっときついかも・・・
◆第18楽章「蒼き血の絆」
ここでやっと綾人と遥の関係が明確に示されました。
本放送時はここに至るまで全然気づいてなかった(爆死)
で、綾人は東京にも居場所を見つけられずに再び外へ。
ムーによる精神支配が解けかけているのか、真実に気づき始めている朝比奈も連れて。
最後の「ぼくは、どこに行けば良いんだ?」ってセリフが、次回の逃避行に繋がるわけだ。
で、久遠の元には再び「黒い卵」が。
なんだっけほんとに(爆)
後、最後遥さんが「綾人が行っちゃう!」とか言ってたけど、あのセリフの意味は?
外に帰ることは何か問題が?
今回は分かれてももう会えないと言うことはないし・・・?
綾人が東京でも居場所を見つけられなかったことに気づいてて、このまま放っておいたらどこかへ失踪してしまうと悟ってたからとか
◆第19楽章「ブルーフレンド」
はいキター・・・・・・・('A`)
ドーレムが浩子と同調してるのを知らずに、浩子を守るんだと綾人は必死になって戦うが、倒すことで浩子も一緒に死んでしまったという伝説の鬱回。
綾人が「自分はもう失うモノなんて何もないと思った。でも違った」と、自分の居場所、やるべき事を見据えかけた矢先にこれだからな・・・
浩子の綾人に伝えたいという想いが街中の電飾に文字を映し出し、最後やっと、事切れるときになって初めてその言葉が綾人に伝わる、って演出もまたねぇ・・・
◆第20楽章「綾なす人の戦い」
何か見た覚えないと思ったら録画失敗の回。断片的に見覚えのあるシーンがあったのは劇場版のせいかな?
てかこの回を見逃していたのが終盤での混乱を招いた最大の原因だったわけね。
本放送時は「何で守が外にいる?」「何で一色が指令やってる?」「何でハルカと名乗る美嶋玲香がTERRAに居る?」「23話で功刀指令が綾人と一緒に食事をすることにしたとか言ってる?」とか「???」だらけだったんですが、それら全部、発端はこの回にあったのね(爆)
それはともかく、ここ数話であまりにもいろいろあった綾人。
自分がムーリアンだってことを気にしなくなったとか言ってはいたけど、TERRAの監禁室(だよなあれ。ロック掛かってるっぽかったし)に入れられてて八雲が迎えに行ったときは、シリーズ序盤でTERRAに連れてこられてすぐの頃と全く同じように食事に手をつけてなかったなぁ。アレって要するに心を開いてないことの暗示ってヤツでしょ?
おびえてる鳥飼(まぁ演技だけど)をみてやっぱりラーゼフォンにのって戦わなければと決意した後「気にしなくなった」と言うなら自然だけど、この流れはちょっと微妙かも・・・?
ハルカ少尉ことイシュトリはいつもの眼力(違)で記憶操作してあの場に入り込んだということでいいのだろうか。結局どういう存在なのかアレだけど。
アルファ小隊のドニーさん。
「普段目立ってないキャラが急に目立つ」
「出陣前、実は気があったエルフィに向かって貸してもらったハンカチを『これ、洗って返しますから』」
あ、これは・・・・・と思ってたら本当に死んじゃったよ(爆)
なんてありがちな死亡フラグ!
それはそうとエルフィーの愛称「ブンガマワール」って、「バラの花」って意味だったんだ。
Bunga mawar。たぶんあの辺の言葉だろうと思って調べてみたたらやっぱりマレー語とかインドネシア語らしい。
◆第21楽章「ゼフォンの刻印」
鳥飼守が浩子を殺した綾人に「復讐」するためわざわざ外へ。
しかしまぁ、ムーの要人という立場に居るのに、やってることはせこいな(爆)
ところでキムに明らかに妊娠の兆候のような体調の変化があるよう描かれてたけど・・・?
この伏線、後で生かされてないなそう言えば(爆)
その他はやりとりが初出の用語ばっかで、本放送時はもちろん、記憶が曖昧な今回でも理解するにはキビシイものがありました(爆)
◆第22楽章「木星消滅作戦」
えーと、整理しよう(何
綾人の前に現れた玲香はラーゼフォンのイシュトリで、久遠の前に現れた綾人は黒い卵のイシュトリ?
綾人も久遠も「ゼフォンの刻印」を持つ「オリン」で、イシュトリってのはオリンが望む姿で現れる。
で、真実の心臓たる「ヨロテオトル」を得ると世界が調律される?
でも綾人がイシュトリを拒絶したからラーゼフォンが石化し、更に卵に戻ったということでいいのですね?
・・・何のこっちゃ(何
まぁ分かんないとこはおいといて(何)
今回の「ダウンフォール作戦」で東京ジュピターが消滅。しかしそのせいでムーの空中都市が世界中に出現。
そのせいで、作戦成功に狂喜してた一色は責任をとらされ司令職を即時解任。
天国から地獄へ真っ逆さま。
イシュトリ・ハルカ少尉もいつの間にか居なくなり周りからはキ○ガイ扱い(何
あの挙動不審っぷりが楽しかった(何爆)
一方恵は、八雲少佐に続いて綾人に好意を持ってはみたけど、姉である遥の昔の写真を見てしまって、その恋も終わってしまった。
・・・報われない人だ(何
◆第23楽章「ここより永遠に」
功刀さんかっこいいよ功刀さん。
本放送時は張られたのがあまりにも前すぎて忘れてたとか録画失敗で見れなかった回に張られてて知らなかったとかでよく分かんなかった細かい描写も今回はちゃんと覚えてるし知らないとこはないからなおさら際だつね(ノД`)
で、功刀司令のその作戦のためにニライカナイを離れた他のメンツ。
綾人は、いろいろあったけど結局ニライカナイが「ぼくの家」だった、とか言ってますが・・・こう思うようになった理由、分かるような、分からないような(何
何か決定的な理由があったようには思えないんだけど・・・
それとも単にこれは「振り返ってみれば、いろいろ良い思い出もあった」ってだけのセリフ?
分かるような分からないようなと言えば、綾人がイシュトリを受け入れたきっかけが、彼女も人間みたいに、自分と同じように何かにおびえてたからだけってのは弱くね?
前回まで一心不乱に描いてた画を、本来見せたかった遥さんではなくイシュトリ(玲香)に最初に見られてしまったという理由でキャンバス切り裂いて果ては燃やしたりまでしてるほどなのに。
何かね、この辺「風呂敷広げすぎて回収にてんやわんや」感がほのかにしてる上に、それら伏線は例によって難解だから2回目視聴でも「?」がたくさん・・・(何)
◆第24楽章「調律への扉」
引き続き伏線大量回収中。
だいぶ前の回で出てきた「逆神隠し」で現れた二人の女の子のうち一人が麻耶でもうひとりが久遠。どうやら久遠が麻耶の姉に当たるらしい
でも久遠の方は年を取らずに眠り続けていたためかなり時が流れた(作品中、東京ジュピター外部での)「現在」でもまだオリンの資格がある17歳のまま。
一方麻耶はオリンの歳を通り越して大人になってる。
さらに、遺伝子を供与うんぬんとかってことは、樹と綾人はオリンの資格を継がせるためか知らないけどバーベムによって作られた久遠か麻耶のクローン・・・とはちょっと違うけど、そんな感じの存在ってことになるわけ?
ぬぅ。
分かったような分からないような。
「時間」に関するトリックが複雑に仕掛けられてて、もう相当冷静になって考えないと混乱しまくりだ(苦笑
で。
前回、いつものように、どういうわけかわからないけど、(何)、島から離れていたはずの綾人はニライカナイのジュピターの中、つか「時の祠」の前にいたけど、今回そこでイシュトリを受け入れたことによりラーゼフォンの卵状態も解け、その力かなんかで外に出てきたわけね?
そんで、最後のシーンではイシュトリ、そしてラーゼフォンと一つになって「人」でなくなり、ラーゼフォンを「真に目覚めさせた」と。
・・・・・分かったような分からないような(再)。
◆第25楽章「神の不確かな音」
実は連合の偉い人だった弐神さんが亘理長官に向かって、綾人のことを「息子さんですよ、神名教授」とか言ってたけど
・・・・えぇぇ?!
そんな今まで伏線のカケラもなかったのに?!
いやあったのかも知れないけどそれらしいと認知できたモノはなかったぞ(何
そしてこのシーン以後も補足ないし。
・・・蛇足でね?(爆)
さてラーゼフォンになった綾人は、浩子を殺したことを怨んで復讐しようとしている守の操るドーレムと対峙。
でもなんかフツーに倒しちゃって、その後なにやら苦悶。
苦悶してどうすんのかと思ったらなんか守のドーレムを攻撃したときと同じ虹色の衝撃はみたいなのを四方にまき散らし、そのせいでエルフィさんも八雲さんも死亡。
そんで「これは・・・全部・・・ぼくがやったこと」。
何がしたいねん。
そんなことがあったと思ったら、Bパートで、亡霊みたいではあるけど遥達の前に人間だった頃の姿で現れ、すごく落ち着いた様子で最後のお別れしてるし。もう、何(何)
それから一色。
発狂してバーベム卿の護衛とかに発砲してみたら、中の人は自分と同じ顔してる、なんてことに。
15話の「量産型の奏者」って、一色は大量に作られたクローン体の一人ってこと?
◆最終楽章「遥か久遠の彼方」
ついに最終回。
白黒だけどわずかに色が入ってると言う画面がずーっと続いてたので、放映時はTVかビデオがついにイカれたのかとか思ったのは秘密(何)
それはおいといて、最終話だけあって今まで以上に盛大に伏線を回収してますな。
ラーゼフォンシステムもヴァーミリオンも量産型一色も、全部ムーの世界でバーベム卿が作り出したモノだ、ってことが示されたのは良い感じ。
「ラーゼフォン」なるものが何であの世界に存在するのかはずっと引っかかってたので。
でもやっぱり、今見ても「??????????」なまま終わるこの最終回(爆)
特に大きな所だけ挙げると
・綾人のラーゼフォンと久遠のラーゼフォンは何故戦ってる?
・小夜子さんはなぜ樹さんを刺した?
・「coda」の部分って一体?
あたりがもう、わけわからん。
綾人と久遠が戦ってることについては、前回「彼女の世界とぼくの世界、どちらかが」、みたいなこと言ってたから、世界の調律するのはどちらか一方でどちらが選ばれるかを決める戦い、みたいな解釈をしようと思えばできますが。
精神世界みたいな感じのシーンで、地下鉄駅で久遠と綾人が会話してると、綾人の側に赤い電車、久遠の側に青い電車が来、綾人が久遠に従って青い電車に乗ると綾人ゼフォンは久遠ゼフォンに押されてる、けど綾人が遥のこと思いだし、強く想うと今度は逆に綾人ゼフォンが優勢になり、最終的に久遠ゼフォンを消滅させてしまう、となんか連動してるフシがあったし。
後で劇場版を見たらそこでも「人」としての綾人が「人間の世界」として調律するか、「ムーリアン」としての久遠が「ムーリアンの世界」として調律するか、どちらかが選ばれる、みたいなセリフがあったし。
ただ明らかに久遠が綾人を、綾人が調律できるように導いてるってのがTV版では解せないんですよねぇ。久遠は何考えてるのか最後まで分からないキャラだったから、一体どういう意図で「自分を倒させた」のかが、全く謎。
そして「coda」の部分。
遥は綾人の元に戦闘機で文字通り飛んでいったけど、木端微塵にされちゃってるし、樹さんは小夜子さんに刺されてるし、守と浩子は言うまでもないし・・・なことにそれ以前の話でなっているにもかかわらず・・・
なぜ樹さんと結婚して久遠が生まれてる?
なぜ鳥飼守・浩子の連名で同窓会のお知らせとか来てる??
なぜ綾人と「美嶋遥」も出会ってる???
これは何?綾人が「調律」した「綾人の望んだ世界」とか、そんな感じなん??
2度目視聴で何か掴めるかと想ったけど・・・やっぱり無理でした(爆)
◆劇場版「ラーゼフォン 多元変奏曲」
あー。TVシリーズ見終わった直後に見るとどこがどう編集・改変されてるのかよく分かったけど・・・
なるほどこの編集はなかなか神だわ。
劇場で見た当時はTVシリーズ終了から7ヶ月以上、第1話近辺とかだと15ヶ月も経っちゃってて記憶が曖昧になってたから気づかなかったけど、TVシリーズではかなり離れた位置にあったシーンが順番ひっくり返って近接してたり、画は全く一緒なのにセリフが一言二言変わってるだけでそのシーンの持つ意味が全く変わってしまっていたり、同じシーンでも居るキャラクターが入れ替わっていたり、TVシリーズのシーンの後に新作シーンをまるで元から一続きのシーンだったかのようになめらかに挿入されていたり。しかしそれでいて綾人と遥の関係だけに重点を置いたこの劇場版としては一本の、それもTV版とは別のストーリーとしてきちんと成り立ってる。
劇場で見た当時は「劇場版とTVシリーズでは設定からして違う」ということをちゃんと理解せずに見てたため、変更点各所で混乱を生じてたこともあり「TVシリーズよりだいぶわかりやすいけどやっぱりよくわからん作品」って評価を下していたので、この劇場版で構成・監督を努めた京田さんが監督する「エウレカセブン」が発表になったとき、ネットで「あの設定詰め込みすぎで結局訳分からなくなったTV版をあそこまでまとめ上げた手腕はスゴイから、エウレカも期待できるんじゃ」なんていう評価をされてるのを結構見かけたけど、それは正直受け入れがたいな、とか思ってました。
でも今はものすごく納得。確かに、あのカオスな26話からよくこの2時間を抽出したわほんと。そしてただ抽出するだけでなく別のストーリーとして成り立たせ、さらにはTVシリーズでは語られなかったか、もしくは語られたとしても抽象的でよく分からなかった各種設定についてもきちんとフォロー入れてくれてるんだから、そりゃ評価もされるわな。
で、劇場で見たときよく分からなかったラストシーンでの「神名玲香」の存在ですが。
アレは結局綾人が遥さん押し倒しちゃったとき(何)にできた子どものそのまた子どもで、あのアルバムにある、「一緒に大人になった」綾人と遥の二人の写真とかは「鏡の国で経験したこと」、つまり「時の観測者」たる綾人&(TV版で言うところの)美嶋玲香=ラーゼフォンが遥にあげた「偽りの」記憶の一部ってこと・・・?
でも「一緒に大人になった記憶」はもらったけど、綾人が時の観測者になって以降は二人一緒じゃないというのは事実なわけだから、時の観測者になった2027年だか28年だかに「死んだ」ってことにして、それで仏壇に綾人の位牌がある・・・という解釈で良い・・・のか?
そうすれば、生まれてくる綾人と遥の子どもにも「お父さんはあなたが生まれる前に死んでしまったのよ」って説明できるし(何)
一応、矛盾はない・・・か。
まぁ監督の真意はどうあれ、2003年4月29日に見に行って以来実に3年近くに渡り混乱してたこの問題が、少なくとも分かったような気になれただけでも、今回のラーゼフォン全話見返しは価値があったと言えるかもしれません。
以上で全部。
2度目の視聴でも大量の謎が残ってしまいましたが・・・どうやら「ラーゼフォンコンプリート」ってムック本で、オフィシャルにかなり詳しい解説がなされているようで。
この本、出ると知ったときは買おうと思ったモノの、価格が2500円と発表されて、「いや。流石にそれはちょっと(何)」とか思って買わなかったんですが・・・欲しいかも。
でもやっぱり2500円はアレなので、古本探すことにします(爆)
札幌のまんだらけには無かったけど(何
まぁ、渋谷のまんだらけあたりも捜索しますか。
この記事にリンク:http://tianlang.s35.xrea.com/diary/diary.cgi?mode=single&number=1085
えーと、ラーゼフォンTVシリーズ全部見終わったのが日曜で、劇場版見ようと思ってたけどなかなか見れず、結局見たのは昨日金曜日?
なんだそれ(何)
この一週間はどこへ消えたんだ(何)
というわけでラーゼフォン全部見終わったので各話感想を投下。
1話見終わった毎に殴り書きする感じで下書きをし、後から清書するという形で書いてるので、「この先どうなるんだっけ」的な内容が含まれます(何
◆第12楽章「黒い卵」
たぶん序盤でもっとも理解出来ない回(爆)
今見てもよくわからん(爆)
抽象的すぎるんだよ(爆)
久遠はよくわからんし。なんか知らんけどいつの間にかそこに居たり居なくなってたりってのはやめてほしいよね(何)
あの「黒い卵」って結局何なんだっけ。(後の回で一応分かったけど。)
久遠が黒い卵を抱こうとしたらバーベムが「して良いことと悪いことがあるのだ、未だ目覚めぬ奏者よ」とか言ってたけどどういう意味?
それからバーベムってのも・・・・えっと(何)
あとどっかの記者が遺跡調査の現場らしきところを取材してたら殺されてたけど・・・あのシーンの意味は何。
綾人関係では弐神さんによって綾人の母親が「ムー東京総督府」の長官であるという大変なことを綾人が知るところになったりとかいろいろ動きは有るんだけど・・・。
ともかくよく分からない回です(何)
◆第13楽章「人間標本第1号」
久遠の謎に迫る回。しかし謎は深まるばかり(爆)
綾人と同い年ぐらいのようだけど、経歴不明だし、何か1989年のカルテがあるとかないとか。
綾人の母親・麻耶とも何らかの接点があったようだし。
そしてその麻耶も六道さんの養子(?)だったようだし?
どういう設定だったっけ・・・忘れてしまった(何)
◆第14楽章「鏡の中の少年」
綾人が自分はムーリアンであるということを知ってしまって第2次鬱期に突入する回(何)
エルフィさんも綾人がムーリアンだと知って態度が豹変。オーバーロード作戦で部下全員失ってるとはいえ、そんな人だっけ?
「ぼくはぼくだ」と自分は言い聞かせて居場所を見つけはしたモノの、そんなエルフィさんに信用できないと言われ、挙げ句ヴァーミリオン単独でドーレムを撃破してしまって「ラーゼフォンは必要ない」と言われてしまった。酷な話だね。
ところでドーレムとの戦いのシーンはなにやら時間が10分ほど巻き戻ったようだけど、何の作用で巻き戻ったんだ?
そしてそのことに気づいているのはヘレナと、おそらくは一色も。何故気づいてる?
この2人もよく分かんない人だよね(何)
◆第15楽章「子ども達の夜」
一色、樹、ヘレナの過去話。何か1話だけ浮いてます。雰囲気違う。
で、一色達って結局何。量産型の奏者って?
◆第16楽章「他人の島」
いろんな人間関係が壊れていく回。
恵と八雲とか、一色と小夜子とか。
8話と対という感じかな。
未だにTERRAの人たちへの信頼を回復してない綾人は、真実を見るため東京へ。
サブタイの「他人の島」ってのは、今まではTERRAが自分の居場所だと思ってたのに、今は本当にここが自分の居場所なのか分からないと言うことを表してるってとこでしょうか。
◆第17楽章「迷宮への帰還」
綾人は東京ジュピターに帰還。
そしたら空には何か変なモノが浮いてるのに誰も気にしてないし、久しぶりに会った朝比奈達はなんか様子がヘンだし、挙げ句母親の血はやっぱり青かったし。
全てを受け入れるつもりで来たと言ってもやっぱり受け入れきれない綾人はやっぱりこっちも自分の居場所ではないと思ってるんでしょうかね、あの虚無感に満ちた映像は。
朝比奈と話してるときもやたらと視線があっち行ったりこっち行ったりで浩子達を直視してなかったのも、真実を受け入れられなかったから?
てかこんな鬱状態が続いた上で、次の次の回は「鬱アニメの代表例」として今なお語り継がれるあの回でとどめ刺されるからなぁ・・・・
放映当時も結構痛かったけど、いろいろ見えなかったモノが見えてきた今回はもっときついかも・・・
◆第18楽章「蒼き血の絆」
ここでやっと綾人と遥の関係が明確に示されました。
本放送時はここに至るまで全然気づいてなかった(爆死)
で、綾人は東京にも居場所を見つけられずに再び外へ。
ムーによる精神支配が解けかけているのか、真実に気づき始めている朝比奈も連れて。
最後の「ぼくは、どこに行けば良いんだ?」ってセリフが、次回の逃避行に繋がるわけだ。
で、久遠の元には再び「黒い卵」が。
なんだっけほんとに(爆)
後、最後遥さんが「綾人が行っちゃう!」とか言ってたけど、あのセリフの意味は?
外に帰ることは何か問題が?
今回は分かれてももう会えないと言うことはないし・・・?
綾人が東京でも居場所を見つけられなかったことに気づいてて、このまま放っておいたらどこかへ失踪してしまうと悟ってたからとか
◆第19楽章「ブルーフレンド」
はいキター・・・・・・・('A`)
ドーレムが浩子と同調してるのを知らずに、浩子を守るんだと綾人は必死になって戦うが、倒すことで浩子も一緒に死んでしまったという伝説の鬱回。
綾人が「自分はもう失うモノなんて何もないと思った。でも違った」と、自分の居場所、やるべき事を見据えかけた矢先にこれだからな・・・
浩子の綾人に伝えたいという想いが街中の電飾に文字を映し出し、最後やっと、事切れるときになって初めてその言葉が綾人に伝わる、って演出もまたねぇ・・・
◆第20楽章「綾なす人の戦い」
何か見た覚えないと思ったら録画失敗の回。断片的に見覚えのあるシーンがあったのは劇場版のせいかな?
てかこの回を見逃していたのが終盤での混乱を招いた最大の原因だったわけね。
本放送時は「何で守が外にいる?」「何で一色が指令やってる?」「何でハルカと名乗る美嶋玲香がTERRAに居る?」「23話で功刀指令が綾人と一緒に食事をすることにしたとか言ってる?」とか「???」だらけだったんですが、それら全部、発端はこの回にあったのね(爆)
それはともかく、ここ数話であまりにもいろいろあった綾人。
自分がムーリアンだってことを気にしなくなったとか言ってはいたけど、TERRAの監禁室(だよなあれ。ロック掛かってるっぽかったし)に入れられてて八雲が迎えに行ったときは、シリーズ序盤でTERRAに連れてこられてすぐの頃と全く同じように食事に手をつけてなかったなぁ。アレって要するに心を開いてないことの暗示ってヤツでしょ?
おびえてる鳥飼(まぁ演技だけど)をみてやっぱりラーゼフォンにのって戦わなければと決意した後「気にしなくなった」と言うなら自然だけど、この流れはちょっと微妙かも・・・?
ハルカ少尉ことイシュトリはいつもの眼力(違)で記憶操作してあの場に入り込んだということでいいのだろうか。結局どういう存在なのかアレだけど。
アルファ小隊のドニーさん。
「普段目立ってないキャラが急に目立つ」
「出陣前、実は気があったエルフィに向かって貸してもらったハンカチを『これ、洗って返しますから』」
あ、これは・・・・・と思ってたら本当に死んじゃったよ(爆)
なんてありがちな死亡フラグ!
それはそうとエルフィーの愛称「ブンガマワール」って、「バラの花」って意味だったんだ。
Bunga mawar。たぶんあの辺の言葉だろうと思って調べてみたたらやっぱりマレー語とかインドネシア語らしい。
◆第21楽章「ゼフォンの刻印」
鳥飼守が浩子を殺した綾人に「復讐」するためわざわざ外へ。
ところでキムに明らかに妊娠の兆候のような体調の変化があるよう描かれてたけど・・・?
その他はやりとりが初出の用語ばっかで、本放送時はもちろん、記憶が曖昧な今回でも理解するにはキビシイものがありました(爆)
◆第22楽章「木星消滅作戦」
えーと、整理しよう(何
綾人の前に現れた玲香はラーゼフォンのイシュトリで、久遠の前に現れた綾人は黒い卵のイシュトリ?
綾人も久遠も「ゼフォンの刻印」を持つ「オリン」で、イシュトリってのはオリンが望む姿で現れる。
で、真実の心臓たる「ヨロテオトル」を得ると世界が調律される?
でも綾人がイシュトリを拒絶したからラーゼフォンが石化し、更に卵に戻ったということでいいのですね?
・・・何のこっちゃ(何
まぁ分かんないとこはおいといて(何)
今回の「ダウンフォール作戦」で東京ジュピターが消滅。しかしそのせいでムーの空中都市が世界中に出現。
そのせいで、作戦成功に狂喜してた一色は責任をとらされ司令職を即時解任。
天国から地獄へ真っ逆さま。
イシュトリ・ハルカ少尉もいつの間にか居なくなり周りからはキ○ガイ扱い(何
あの挙動不審っぷりが楽しかった(何爆)
一方恵は、八雲少佐に続いて綾人に好意を持ってはみたけど、姉である遥の昔の写真を見てしまって、その恋も終わってしまった。
・・・報われない人だ(何
◆第23楽章「ここより永遠に」
功刀さんかっこいいよ功刀さん。
本放送時は張られたのがあまりにも前すぎて忘れてたとか録画失敗で見れなかった回に張られてて知らなかったとかでよく分かんなかった細かい描写も今回はちゃんと覚えてるし知らないとこはないからなおさら際だつね(ノД`)
で、功刀司令のその作戦のためにニライカナイを離れた他のメンツ。
綾人は、いろいろあったけど結局ニライカナイが「ぼくの家」だった、とか言ってますが・・・こう思うようになった理由、分かるような、分からないような(何
何か決定的な理由があったようには思えないんだけど・・・
それとも単にこれは「振り返ってみれば、いろいろ良い思い出もあった」ってだけのセリフ?
分かるような分からないようなと言えば、綾人がイシュトリを受け入れたきっかけが、彼女も人間みたいに、自分と同じように何かにおびえてたからだけってのは弱くね?
前回まで一心不乱に描いてた画を、本来見せたかった遥さんではなくイシュトリ(玲香)に最初に見られてしまったという理由でキャンバス切り裂いて果ては燃やしたりまでしてるほどなのに。
何かね、この辺「風呂敷広げすぎて回収にてんやわんや」感がほのかにしてる上に、それら伏線は例によって難解だから2回目視聴でも「?」がたくさん・・・(何)
◆第24楽章「調律への扉」
引き続き伏線大量回収中。
だいぶ前の回で出てきた「逆神隠し」で現れた二人の女の子のうち一人が麻耶でもうひとりが久遠。どうやら久遠が麻耶の姉に当たるらしい
でも久遠の方は年を取らずに眠り続けていたためかなり時が流れた(作品中、東京ジュピター外部での)「現在」でもまだオリンの資格がある17歳のまま。
一方麻耶はオリンの歳を通り越して大人になってる。
さらに、遺伝子を供与うんぬんとかってことは、樹と綾人はオリンの資格を継がせるためか知らないけどバーベムによって作られた久遠か麻耶のクローン・・・とはちょっと違うけど、そんな感じの存在ってことになるわけ?
ぬぅ。
分かったような分からないような。
「時間」に関するトリックが複雑に仕掛けられてて、もう相当冷静になって考えないと混乱しまくりだ(苦笑
で。
前回、
そんで、最後のシーンではイシュトリ、そしてラーゼフォンと一つになって「人」でなくなり、ラーゼフォンを「真に目覚めさせた」と。
・・・・・分かったような分からないような(再)。
◆第25楽章「神の不確かな音」
実は連合の偉い人だった弐神さんが亘理長官に向かって、綾人のことを「息子さんですよ、神名教授」とか言ってたけど
・・・・えぇぇ?!
そんな今まで伏線のカケラもなかったのに?!
いやあったのかも知れないけどそれらしいと認知できたモノはなかったぞ(何
そしてこのシーン以後も補足ないし。
さてラーゼフォンになった綾人は、浩子を殺したことを怨んで復讐しようとしている守の操るドーレムと対峙。
でもなんかフツーに倒しちゃって、その後なにやら苦悶。
苦悶してどうすんのかと思ったらなんか守のドーレムを攻撃したときと同じ虹色の衝撃はみたいなのを四方にまき散らし、そのせいでエルフィさんも八雲さんも死亡。
そんで「これは・・・全部・・・ぼくがやったこと」。
何がしたいねん。
そんなことがあったと思ったら、Bパートで、亡霊みたいではあるけど遥達の前に人間だった頃の姿で現れ、すごく落ち着いた様子で最後のお別れしてるし。もう、何(何)
それから一色。
発狂してバーベム卿の護衛とかに発砲してみたら、中の人は自分と同じ顔してる、なんてことに。
15話の「量産型の奏者」って、一色は大量に作られたクローン体の一人ってこと?
◆最終楽章「遥か久遠の彼方」
ついに最終回。
白黒だけどわずかに色が入ってると言う画面がずーっと続いてたので、放映時はTVかビデオがついにイカれたのかとか思ったのは秘密(何)
それはおいといて、最終話だけあって今まで以上に盛大に伏線を回収してますな。
ラーゼフォンシステムもヴァーミリオンも量産型一色も、全部ムーの世界でバーベム卿が作り出したモノだ、ってことが示されたのは良い感じ。
「ラーゼフォン」なるものが何であの世界に存在するのかはずっと引っかかってたので。
でもやっぱり、今見ても「??????????」なまま終わるこの最終回(爆)
特に大きな所だけ挙げると
・綾人のラーゼフォンと久遠のラーゼフォンは何故戦ってる?
・小夜子さんはなぜ樹さんを刺した?
・「coda」の部分って一体?
あたりがもう、わけわからん。
綾人と久遠が戦ってることについては、前回「彼女の世界とぼくの世界、どちらかが」、みたいなこと言ってたから、世界の調律するのはどちらか一方でどちらが選ばれるかを決める戦い、みたいな解釈をしようと思えばできますが。
精神世界みたいな感じのシーンで、地下鉄駅で久遠と綾人が会話してると、綾人の側に赤い電車、久遠の側に青い電車が来、綾人が久遠に従って青い電車に乗ると綾人ゼフォンは久遠ゼフォンに押されてる、けど綾人が遥のこと思いだし、強く想うと今度は逆に綾人ゼフォンが優勢になり、最終的に久遠ゼフォンを消滅させてしまう、となんか連動してるフシがあったし。
後で劇場版を見たらそこでも「人」としての綾人が「人間の世界」として調律するか、「ムーリアン」としての久遠が「ムーリアンの世界」として調律するか、どちらかが選ばれる、みたいなセリフがあったし。
ただ明らかに久遠が綾人を、綾人が調律できるように導いてるってのがTV版では解せないんですよねぇ。久遠は何考えてるのか最後まで分からないキャラだったから、一体どういう意図で「自分を倒させた」のかが、全く謎。
そして「coda」の部分。
遥は綾人の元に戦闘機で文字通り飛んでいったけど、木端微塵にされちゃってるし、樹さんは小夜子さんに刺されてるし、守と浩子は言うまでもないし・・・なことにそれ以前の話でなっているにもかかわらず・・・
なぜ樹さんと結婚して久遠が生まれてる?
なぜ鳥飼守・浩子の連名で同窓会のお知らせとか来てる??
なぜ綾人と「美嶋遥」も出会ってる???
これは何?綾人が「調律」した「綾人の望んだ世界」とか、そんな感じなん??
2度目視聴で何か掴めるかと想ったけど・・・やっぱり無理でした(爆)
◆劇場版「ラーゼフォン 多元変奏曲」
あー。TVシリーズ見終わった直後に見るとどこがどう編集・改変されてるのかよく分かったけど・・・
なるほどこの編集はなかなか神だわ。
劇場で見た当時はTVシリーズ終了から7ヶ月以上、第1話近辺とかだと15ヶ月も経っちゃってて記憶が曖昧になってたから気づかなかったけど、TVシリーズではかなり離れた位置にあったシーンが順番ひっくり返って近接してたり、画は全く一緒なのにセリフが一言二言変わってるだけでそのシーンの持つ意味が全く変わってしまっていたり、同じシーンでも居るキャラクターが入れ替わっていたり、TVシリーズのシーンの後に新作シーンをまるで元から一続きのシーンだったかのようになめらかに挿入されていたり。しかしそれでいて綾人と遥の関係だけに重点を置いたこの劇場版としては一本の、それもTV版とは別のストーリーとしてきちんと成り立ってる。
劇場で見た当時は「劇場版とTVシリーズでは設定からして違う」ということをちゃんと理解せずに見てたため、変更点各所で混乱を生じてたこともあり「TVシリーズよりだいぶわかりやすいけどやっぱりよくわからん作品」って評価を下していたので、この劇場版で構成・監督を努めた京田さんが監督する「エウレカセブン」が発表になったとき、ネットで「あの設定詰め込みすぎで結局訳分からなくなったTV版をあそこまでまとめ上げた手腕はスゴイから、エウレカも期待できるんじゃ」なんていう評価をされてるのを結構見かけたけど、それは正直受け入れがたいな、とか思ってました。
でも今はものすごく納得。確かに、あのカオスな26話からよくこの2時間を抽出したわほんと。そしてただ抽出するだけでなく別のストーリーとして成り立たせ、さらにはTVシリーズでは語られなかったか、もしくは語られたとしても抽象的でよく分からなかった各種設定についてもきちんとフォロー入れてくれてるんだから、そりゃ評価もされるわな。
で、劇場で見たときよく分からなかったラストシーンでの「神名玲香」の存在ですが。
アレは結局綾人が遥さん押し倒しちゃったとき(何)にできた子どものそのまた子どもで、あのアルバムにある、「一緒に大人になった」綾人と遥の二人の写真とかは「鏡の国で経験したこと」、つまり「時の観測者」たる綾人&(TV版で言うところの)美嶋玲香=ラーゼフォンが遥にあげた「偽りの」記憶の一部ってこと・・・?
でも「一緒に大人になった記憶」はもらったけど、綾人が時の観測者になって以降は二人一緒じゃないというのは事実なわけだから、時の観測者になった2027年だか28年だかに「死んだ」ってことにして、それで仏壇に綾人の位牌がある・・・という解釈で良い・・・のか?
そうすれば、生まれてくる綾人と遥の子どもにも「お父さんはあなたが生まれる前に死んでしまったのよ」って説明できるし(何)
一応、矛盾はない・・・か。
まぁ監督の真意はどうあれ、2003年4月29日に見に行って以来実に3年近くに渡り混乱してたこの問題が、少なくとも分かったような気になれただけでも、今回のラーゼフォン全話見返しは価値があったと言えるかもしれません。
以上で全部。
2度目の視聴でも大量の謎が残ってしまいましたが・・・どうやら「ラーゼフォンコンプリート」ってムック本で、オフィシャルにかなり詳しい解説がなされているようで。
この本、出ると知ったときは買おうと思ったモノの、価格が2500円と発表されて、「いや。流石にそれはちょっと(何)」とか思って買わなかったんですが・・・欲しいかも。
でもやっぱり2500円はアレなので、古本探すことにします(爆)
札幌のまんだらけには無かったけど(何
まぁ、渋谷のまんだらけあたりも捜索しますか。
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