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奏光のストレインSF設定にツッコミ。
投稿者:管理人 2007/02/10 Sat 02:03:15
先週の11話と今週の12話、どうしてもつっこんでおきたいところがあるのでそれだけ(何)
まず11話。
この回は年末年始特別編成やらテニスやらでものすごいとびとびの放映でストーリー忘れかけてた後なのに、エミリーについての"真実"やらウラシマ効果を利用したタイムトリックとかを一度にぶぁーーーっと語られてもう頭こんがらがって仕方なかった回(何)
まぁ、ちょっと落ち着いて考えたら理解は出来たけど。
しかし、
本当に「亜光速航行中の数分は客観時間で数百年」なのか?
って疑問が湧いてしまい、ちょいと相対性理論の式を探し出して計算してみました(何)
するとやっぱりおかしなことになりましたよ(爆)
ここは少なめに見積もって「亜光速航行中の1分=客観時間の50年」とすると、艦内の人が感じる時間の進み方、すなわち作中で言うところの「主観時間」は、静止した人の時間、作中での「客観時間」の260万分の1(50年×365日×24時間×60分)ということになります。ここで、アインシュタインの相対性理論のから導かれる式を持ち出すと、「主観時間と客観時間の比(=主観時間÷客観時間)」を x とすると、次の式が成り立つとのこと。
x = √{ 1 - ( v/c ) 2}
ここで v は静止した人から見た艦の速度、c は光の速度。
これを艦の速度 v について解くと、
v = √(1 - x2) × c
となります。
ここで、今問題としている艦について、さっき仮定したように x = 1/260万 だから、それを上の式に代入すると、v =0.999 999 999 999 926 036× cが導かれます。
要するに、光速の99.9999999999926036%の速度で航行してる、という結果になってしまいました(爆)
”亜”光速っていうか最早誤差の範囲で光速ですねw
こんな速度で航行していたら、”UK(unknown)”と呼ばれたエミリーたちの研究サンプルを乗せて、整った設備を持つ星・”グラベラ”へ向けて航行中だったけどUKの仲間に報復攻撃されてピンチってな艦がグラベラへ向けてデータを送っても、おそらく電波を使っているんだろうから電波到達と艦の到達がほぼ同時(爆)
計算したら0.002秒しか差がないwww
グラベラ通り過ぎてそのまま直進するとUKの艦に対抗しうる兵器、すなわち「ストレイン」が開発されて、セーラの兄・ラルフが出陣するまでの間に艦は数百光年の彼方へ飛んでいってしまう(爆)
そうならないようにするには、グラベラを中心とする円軌道ないしは楕円軌道で逃げ続ければいいわけだけど・・・その情景を想像するとあほくさいな(爆)
光速に近いスピードで同じところぐるぐる回りながらひたすら追いかけっこって(爆)
ちなみに公式サイトの「STORY」のところに書いてある文によると、最速の亜光速艦でも130光年の距離を進むには客観時間で400年かかるという設定だそうで。
この世界での亜光速は光速の0.325倍ぐらい(秒速約10万km)が限界だそうなのに、99.999(ry%とかってあり得ないよね(爆)
ちなみにv = 0.325 c の場合、上の式の x は約0.95。主観時間1時間が客観時間の1時間3分。ほとんど遅れねぇじゃんwww
どっちの設定でもダメですな(爆)
(参考文献)
http://homepage3.nifty.com/iromono/kougi/timespace/node28.html
続いて12話。
これはSF設定とかそういう大仰なレベルの話でも何でもないんだけど・・・・
セーラのストレインが普通に外壁突き破って艦内に突入しちゃってるけどそんなことしたら空気全部外に流れ出て大暴風の後真空になってみんな死亡してしまいますけど(爆)
なのに描写的にはうっすら風が吹いてる程度。
一応この作品スペオペなのにいくらなんでもイカンだろうそんないい加減な演出は(爆)
この記事にリンク:http://tianlang.s35.xrea.com/diary/diary.cgi?mode=single&number=1260
先週の11話と今週の12話、どうしてもつっこんでおきたいところがあるのでそれだけ(何)
まず11話。
この回は年末年始特別編成やらテニスやらでものすごいとびとびの放映でストーリー忘れかけてた後なのに、エミリーについての"真実"やらウラシマ効果を利用したタイムトリックとかを一度にぶぁーーーっと語られてもう頭こんがらがって仕方なかった回(何)
まぁ、ちょっと落ち着いて考えたら理解は出来たけど。
しかし、
本当に「亜光速航行中の数分は客観時間で数百年」なのか?
って疑問が湧いてしまい、ちょいと相対性理論の式を探し出して計算してみました(何)
するとやっぱりおかしなことになりましたよ(爆)
ここは少なめに見積もって「亜光速航行中の1分=客観時間の50年」とすると、艦内の人が感じる時間の進み方、すなわち作中で言うところの「主観時間」は、静止した人の時間、作中での「客観時間」の260万分の1(50年×365日×24時間×60分)ということになります。ここで、アインシュタインの相対性理論のから導かれる式を持ち出すと、「主観時間と客観時間の比(=主観時間÷客観時間)」を x とすると、次の式が成り立つとのこと。
x = √{ 1 - ( v/c ) 2}
ここで v は静止した人から見た艦の速度、c は光の速度。
これを艦の速度 v について解くと、
v = √(1 - x2) × c
となります。
ここで、今問題としている艦について、さっき仮定したように x = 1/260万 だから、それを上の式に代入すると、v =0.999 999 999 999 926 036× cが導かれます。
要するに、光速の99.9999999999926036%の速度で航行してる、という結果になってしまいました(爆)
”亜”光速っていうか最早誤差の範囲で光速ですねw
こんな速度で航行していたら、”UK(unknown)”と呼ばれたエミリーたちの研究サンプルを乗せて、整った設備を持つ星・”グラベラ”へ向けて航行中だったけどUKの仲間に報復攻撃されてピンチってな艦がグラベラへ向けてデータを送っても、おそらく電波を使っているんだろうから電波到達と艦の到達がほぼ同時(爆)
計算したら0.002秒しか差がないwww
グラベラ通り過ぎてそのまま直進するとUKの艦に対抗しうる兵器、すなわち「ストレイン」が開発されて、セーラの兄・ラルフが出陣するまでの間に艦は数百光年の彼方へ飛んでいってしまう(爆)
そうならないようにするには、グラベラを中心とする円軌道ないしは楕円軌道で逃げ続ければいいわけだけど・・・その情景を想像するとあほくさいな(爆)
光速に近いスピードで同じところぐるぐる回りながらひたすら追いかけっこって(爆)
ちなみに公式サイトの「STORY」のところに書いてある文によると、最速の亜光速艦でも130光年の距離を進むには客観時間で400年かかるという設定だそうで。
この世界での亜光速は光速の0.325倍ぐらい(秒速約10万km)が限界だそうなのに、99.999(ry%とかってあり得ないよね(爆)
ちなみにv = 0.325 c の場合、上の式の x は約0.95。主観時間1時間が客観時間の1時間3分。ほとんど遅れねぇじゃんwww
どっちの設定でもダメですな(爆)
(参考文献)
http://homepage3.nifty.com/iromono/kougi/timespace/node28.html
続いて12話。
これはSF設定とかそういう大仰なレベルの話でも何でもないんだけど・・・・
セーラのストレインが普通に外壁突き破って艦内に突入しちゃってるけどそんなことしたら空気全部外に流れ出て大暴風の後真空になってみんな死亡してしまいますけど(爆)
なのに描写的にはうっすら風が吹いてる程度。
一応この作品スペオペなのにいくらなんでもイカンだろうそんないい加減な演出は(爆)
この記事にリンク:http://tianlang.s35.xrea.com/diary/diary.cgi?mode=single&number=1260
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