徒然なるままに、日暮らし、パソに向かひて、心にうつりゆく由なきネタを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ(何)

絶対少年10話

No: 1283
投稿者:管理人 2007/03/13 Tue 00:44:13

ひぃ!あむ連れてかれちゃう!(何)
今回、演出的にはあまり怖くないけど、内容的には一番ホラーだよ絶対。

今回描かれた全てのことはみな「わっくんと歩の関係の決着」への布石。
前半は全体的に平穏な雰囲気で描写されてるけど、それが逆に最後のシーンの怖さをもり立てて、さらに次回以降に起こる惨事も引き立てるという二重の効果を演出してるって感じだね。
今回絵コンテは望月監督自ら切ってたけど、ほんと望月監督の「雰囲気描写」は上手いね。
昨日さんざん語った細田監督は(某方は「間」と表していたけど)僕的には「テンポ」を作り出すのが得意とするところだと思うけど、望月監督は「雰囲気」・・・と言うか「空気」の描写に長けてらっしゃる。
キャラの微妙な仕草やわずかな息ゼリフ、果ては背景画まで使ってその場その場の空気をものすごくリアルに、まるでそこにあるかのように描き出してるのが本当にすごいと思うのですよ、望月作品は。
半ば冗談交じりでよく言われる「フェチ描写」ってのは「キャラの微妙な仕草」の発展系なんだと思うし。

何かこうやって特徴的な個性を持った監督の作品を短い間にいろいろ見るとそれぞれの違いがよく見えてきておもしろいね。


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