徒然なるままに、日暮らし、パソに向かひて、心にうつりゆく由なきネタを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ(何)

舞台探訪

No: 1843
投稿者:管理人 2009/11/08 Sun 23:46:06

タイミング良く色々重なったのでちょっと長文。
自分語りウゼーwwww


>某方
>某方の聖地巡礼にかける熱意と情熱と根性wには頭が上がりませんw
俺を誰だと思っていやがる!!!
舞台を見つけりゃ北から南、たとえ地の底山の上!
雨も風も、暑さも寒さも関係ねぇ!
それがアニメに出たのなら、天気も時間もぴったり合わせ、巡って巡って巡り抜く!!
こだわりの舞台探訪者、天狼星たァ俺のことだ──!!


・・・ってな名乗りをしても良いんじゃないかと思う今日この頃(何爆)
その元ネタが舞台探訪と全く縁のない作品だってのはこの際問題ではない(何)
実際ここに書いたことは全部やってるしな。
探訪地域で言えば北の北海道から東北、関東、中部、近畿ときて南は九州、さらに国境飛び越えて香港までも行ってるし。
地の底といえば宇都宮の大谷資料館とか身近なところでは大江戸線六本木駅なんかも。
山の上は間違えてたけど上田の砥石米山城趾とか。
雨と風は今回の大桟橋。
暑さは真夏の東京とか。
寒さは真冬の函館とか。
天気や時間を見計らうのはこれまた大桟橋もそうだけど、劇中の年月日にぴったり合わせて横浜行ったし、来年は上田に行く。
オタクの基本的習性として、突き詰めだしたらきりがないと言うのがあるけど、正にその状態です(爆)
初めて本格的に行った.hack//Liminality Vol.3 @ 飛騨高山探訪から5年半、舞台探訪ページが独立サイトの体をなしてから数えてももう3年になるけど、それぐらいやってるともう「ただの舞台探訪には興味ありません。」ってな状態になるわけですよ(何)
やっぱり舞台探訪に行こうと思う動機の第一は、「あのアニメのこのシーンで出てきた正にその場所に今自分が立ってる」っていう何とも他に形容しがたい不思議なあの感じを味わいたいから、ってのがあるけど、それに加えて同じような時間で同じような天気の時に、さらに時には全く同じ日に行けばより一層その気持ちも増すってのを一度経験してしまうと、やっぱり可能な限りこだわりたくなってくるんですよねー

そしてこうした「自己満足的」な欲求の他にもう一つ、ネットで公開して何らかの反響を得たいっていう「自己顕示的」な欲求も同じぐらい大きなウェイトを占めてるってのが、ここまでする熱意と情熱と根性wの原動力になってるんだと思います。
そもそも舞台探訪に限らず、ネット上に自分のサイトなりブログなりを作って公開している人はほとんど全て大なり小なりの自己顕示欲ってものがあると思う。舞台探訪で言うなら、自己満足の部分で満足しきれてるならわざわざ探訪レポなんか作らないし、極端な話写真を撮る必要だって無いわけですよ。だって自分が覚えてりゃそれでいいんだから。
それなのにキャプ画持って行ってそれとぴったり合わせた構図で写真撮ってみたり、大変だのめんどいだの言いながらも舞台探訪サイトなんか作ってレポにまとめて公開してるのは、まぁ言ってしまえば「どーだこんなとこまで撮ってきたんだすげーだろ」ってのをネットの世界に示してやりたい、というか、それによって誰かに認めてもらいたいって思いが少なからずがあるから、ってのが素直なところかな。
僕のレポ見た人が自分のサイトで「参考にしました」って書いてるの見たりするとちょっと嬉しいし、作品自体のファンだったけどこれを見て自分も行ってみようと思った、なんて展開はベストだね。あと表に出てくることはまずないけど、他の舞台探訪サイトの人に「先を越された!」とか「ここまでは真似できん」とか思わせられたら俺の勝ち!みたいな(何)
そういうのを目指すなら、ネットに複数存在する同じ作品の探訪レポの中で何か一つ以上光るモノを持ってないとダメかなと思ってて、そういうのを作りたい!という思いが探訪に出かけるのを後押ししてると思います。

そしてその方面についても、やっぱり突き詰めだしたらきりがなくなってくるのでして(爆)
どうせやるならとことんやってやろうと最近は思ってますw
数年前に某人気グループが歌って流行した歌の中に「ナンバーワンにならなくてもいい、もっともっと特別なオンリーワン」なんてフレーズがありますが、僕はアレ半分以上同意できません。
僕の考えとしては、どうせ目指すなら「ナンバーワンになったうえでさらにオンリーワンになる」ほうがいいな、と思うので。
「この作品の探訪レポはこのサイトのが一番」ってなった上で、更に「その情報はこのサイトにしかない」ってのがあるともう言うこと無いんで、目指すべき先はそこにあるのかな、と。

そんな考えが根底にあるから、ウチの舞台探訪サイトのラインナップには三つの傾向があることに最近気づきました。
それは「最速狙い」「こだわり尽くす」「ニッチな作品」の3つ。
「最速狙い」の例は今期の「とある科学の超電磁砲」とか。
これぞ正しく「ナンバーワン」。
やっぱりアニメの舞台に限らずどんなものであれ最初に見つけた人ってのは偉いわけですよ(何)
例え全部自力で見つけたとしても、それが放送から1年後とかだったら、ネットに公開する情報としての価値はどうしても下がってしまいますからね。
ただ、これは最速を狙うあまり作品のことをあまり理解してないウチに探訪に行かなきゃいけなかったりするのであまり好きなジャンルではない。
なんというか不必要な義務感やら変な焦りに急き立てられて、一番大事な「自己満足」の部分が満たされないんではちょっとね。
「行かなきゃいけない」とか言ってる時点で何か間違ってる気がします(何

その点、自己満足部分を大いに満たしてくれるのが2つめの「こだわり尽くす」。
この例は「サマーウォーズ」や「東のエデン」あたり。
今回の雨の夜の大桟橋なんか、奥までいけなかったとはいえもう「これだ!」って感じの、正にそのままの景色が広がってて感動したし、サマーウォーズもちゃんと8月の暑いうちに11:44発のあさま521号に乗って上田へ行き、伊勢山から入道雲なんか見たあの体験は正しく「僕らの夏の夢」でしたよ(何
それからレポをまとめる段階でもその周辺の関連情報なんかをよく調べて書いたりしてるけど、それもこだわりの一種かな。
そうやってこだわったモノがあれば、多少時期を外してでもわざわざ公開する意義はあると思うし、何より自分が楽しいのでこれはなかなか好きなパターンですw

そしてもう一つが「ニッチな作品」。
この例は「絶対少年」やもっと極端なのだと「神霊狩」あたりかな。「デジモンアドベンチャー02」も、同じデジモンシリーズでも「無印」についてはお台場やら光が丘やら結構見かけるけど、02限定となると意外と見ないからこれに分類されるかも。
やっぱり舞台探訪業界的にニッチな作品ってのは他にやってる人少ないから、やればそれなりに注目されるから自己顕示欲的な部分を満たすにはお手軽w
上の言葉で言うなら「オンリーワン」になる、ってわけですな。
他に探訪してる人が少ない、もしくは居ないってことは、出てきたところを全部自力で特定しないといけないってことだから、頑張ってアタリを付けて実際行ってみたら合ってて嬉しい、っていう楽しみ方が出来るから自己満足的な部分でもやりがいがあります。それこそ舞台探訪の一番根本的な楽しみ方かなと思うので。だから実はこれが一番好きなパターンかも。
舞台探訪業界で一大ブームになったような「true tears」城端や「かみちゅ!」尾道とかにも行ってるけど、こういう作品の場合、自分が行った段階で既に多くの人が探訪されてて、多くのレポが上がってる現状があったから、行った時点で満足してしまい、サイトにレポを上げるというモチベーションへは発展しなかった。
さらに「超メジャーどころ」の「らき☆すた」鷲宮とか「ハルヒ」西宮、「けいおん!」京都みたいなところは、そもそも行く気がおきません(爆)
まぁこれは作品に自分がどれだけ入れ込んでるかにも大きく依存してるだろうけど、オンリーワンでもナンバーワンでもないものを今更やってもなーという思いが腰を重くさせてるって側面もやっぱりあるかと思います。

そんな感じのウチの舞台探訪サイトなわけですが、最近はこれら要素が複合してるのも多々あり、そういうのこそモチベーション上がりまくってすげー楽しい今日この頃。
デュラララ!!」とかもう最高ですww
だって放送3ヶ月まで最速なのは言うまでもないし、それでいて登場箇所のかなりの割合を網羅した上で時間帯も合わせて撮影してきたというこだわりもある。そして、舞台探訪がメジャーになる作品はどちらかというと男性向けの内容でその舞台は地方が多いという傾向に反して、この作品はどちらかと言えば女性をメインターゲットにしてるフシがある上に舞台が池袋という日常生活と近すぎる場所にあるから、きっと舞台探訪業界的にはニッチな作品になる、と上に挙げた要素三つとも満たしてるしwww
それでいて原作の小説もかなり気に入ったから、実際池袋の空気を味わってくるとより一層作品世界に浸れて自分も楽しいという方向でも欲求を満たしてくれて、正に完璧w
こんな近場でここまでモチベーション上がる作品はそうそう無いと思うので、しばらくはこれで楽しみたいと思ってますw



まぁ何はともあれそんなスタンスでサイトとして運営を続けてるわけですが、継続は力なりと言いますか、最近は舞台探訪サイトとしてネット界隈でそれなりの地位を確立しつつあるんじゃないかなという手応えを感じてて、時々ほくそ笑んでる日々w
サイトがNHKのネット☆スターに出たりと、そういう楽しい事態に絡んだりも出来ましたし。
そして今、また一つそんな事態が進行中。詳しいことはとりあえず書かないでおくけど、また一つメディアの壁をぶち抜いたぞ、ということだけ(何)
そういう事態はホント願ってもないことなので、機会があるなら積極的に関わっていきたいと思ってます。


というわけで今後も気に入った作品の舞台があれば、雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けずに巡り巡ってみたいと思ってますw


この記事にリンク:http://tianlang.s35.xrea.com/diary/diary.cgi?mode=single&number=1843




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