徒然なるままに、日暮らし、パソに向かひて、心にうつりゆく由なきネタを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ(何)

「音威子府行ってきたー」詳細編 第3部

No: 752
投稿者:管理人 04/09/05 Sun 23:02:38

13時10分、美深到着。恨めしいことに雨は止み、挙げ句晴れてきた(何)
降りてみるとここも有人駅で、みどりの窓口も有る模様。
外に出ても、まぁまぁの大きさの町。
でもまぁ、こういうところのご多分に漏れず人気はほとんど無いですが(爆死)
さっき車窓から「見渡す限りの田んぼや畑」な景色が見えたのでそんな景色眺めに行っても良いかなーと思い、次の列車までの約1時間50分間当てもなく「散歩」することに。
駅の壁に表示されてた温度計によると現在23℃。
でも日が出てるから歩くとちょっと暑いかも。

駅。

とりあえず駅からまっすぐ進み、美深町の「大通」こと国道40号線に出てそこをなんとなく左折。
消防署の前に変なカカシみたいなのがあったけど特に写真に撮ったりせずそのまま進み(何)、左を見たら良い感じに山が見えたし、踏切があって先まで行けるようになってたから何となく左折。この辺まではまだまだ町並みが途切れることなく続いてます。
(参考に地図とか)

線路を越えたらまたしてもなんとなーく右折し、大きな木材チップの工場の材木置き場のスキマを通り抜け、T字路に出たので右折。
この辺からだいぶ家並みが途切れだし、前を見ても後ろを見ても延々とまっすぐ続いてる道をしばらく進むともう両手に畑が広がってます。
進行方向左手側に歩道があったのでそこを歩いていたんですが、左手側に広がっている畑は大根畑でした。
わさわさしてる葉の下に、ちょこっとあの緑色の部分が土の上に顔を出しておりました(何)
更にしばらく進むと今度は・・・大根とは葉っぱの形が明らかに違う何かの畑(何)多分ジャガイモ。遠目に見ただから確証は持てないけどイモが転がってたような(何)
そんな景色を眺めながらしばらく進むと、畑の中にぽつんとヘンな家発見(爆)

なんじゃこりゃ。
すさまじい数の風車(かざぐるま)が(爆)
昨日の台風の影響が残ってて今日も強い風が吹いてたおかげで、めっちゃ回ってる(爆)
カラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラ(何)
金属のパーツが多いからめっちゃ光反射してキラキラキラキラしてるし(爆)
もんのすごい妙な光景でした(爆)

さて、そこを通り過ぎしばらく進むと、ちょっと太めの通りと交差。
このまままっすぐ進むと砂利道になってるようなので、何処へ繋がるかも分からないから一応左折。
広めの道を山の方へ向かって進みます。

道はステキにまっすぐ(何)
今度右手に見えるのはとうもろこし畑。こっちじゃ「とうきび」ですな。
この通りには一応バスが通ってるようで、ボロいバス停がぽつんぽつんと佇んでおりました(何)






こんな感じでいかにも北海道っぽい景色が広がってます。
なかなかきれいな景色でした。
「美深」の名の通り景色が美しくて雪が深い町なんだね(何)

そんな道を歩いていると、右手に突然新しい土盛りが。
そういえばさっきまで「工事車両出口 ×××m」って看板が100mおきにあったな・・・
見たところ高速道路のような感じ。
近くに寄ってみると、どうやら国道40号線名寄バイパスの延伸工事だそうです。
名寄市街地の外れから分岐して、智恵文駅の南約4.5kmの地点までをほぼ直線で結んでる道路がそのまま延びて来るみたいですな。
なんか畑のど真ん中に突然ででーんとデカい建造物があるとちょっと異様です。
ちなみに、この道の左側はまだ工事している気配は全くありませんでした。そのうちここが「終点」になるんかね。

さて。ずいぶんゆっくり歩いてきたおかげであまり疲れてはいないけど、もう13:45。30分くらい歩いたってことか。
列車が来るまであと1時間有るけど、そろそろ戻り初めても良いかな、と思い、名寄バイパスの合流予定地点まで行ってUターン。今来た道を引き返します。
しばらく歩いていると、突然踏切の音がして、名寄方面行の普通列車が通っていくのが見えました。
くっ。美深駅で稚内方面だけでなく名寄方面の時刻表も確認しておけばよかった(何)
来るって分かってればもっと線路に近いところで待ちかまえて写真撮ったのに(爆)
でもとりあえずめいっぱいズームで頑張って撮ろうとはして見る(何)

奥の方に何か居るけどピントは手前の草と飛んでるトンボにあってしまった(何爆)

去ったのを見送ってまた出発。
すると今度はさっき裏から見た案内板にネタ発見(何)
皆さんご存じの通り北海道の地名はその多くがアイヌ語をもとにして明治時代に強引に漢字が当てられたもののためあり得ない読み方の地名とかがごろごろしているわけですが。
出ました、そんなん(何)

「班渓」とかいて「んけい」と読ませるその心意気、もうステキとしか(何)
ですよ、(何)
「班」なのに「はん」じゃなくて「ぱん」(何)
もう最高(爆)
こういう強引な読み方する地名は田舎にとくに多いんですよねぇ。
なんでも都会だと人に読まれる機会が多いから読みづらい地名は読みやすく変化して行くんだとか。
札幌市の「月寒」も昔は「つきさっぷ」と妙な読みをしてたけど今じゃ素直に「つきさむ」なんてものその一例ですかね。
でも田舎じゃあまり読まれる機会もないから明治時代の強引なネーミングがそのまま残るんだとかなんだとか。
ま、なんとなく分かりますけど。
稚内へ行ったときも恩頃間内(おんころまない)なんて凄まじいバス停があったし(何)
この間のえりもへ行く途中にも白里谷(しらりや)なんてのがあったな。これはそんな難読でもないけど。

そこも過ぎて、さっきの交差点を右折。
風車の館(何)を通り過ぎ、材木置き場も通り過ぎ、左折して踏切へ。
今度は国道まで出ず、踏切渡ってすぐ右折して線路沿いの道を素直に進んで駅の近くの公園へ。
そこでちょっと座ってお茶飲んで、そのまま駅へ戻ってきました。
気温は25度に上がってました。夏日だ(何)
時刻は14:25。列車が車であと25分ぐらい。
さすがに1時間以上日射しの下歩くとちょっと疲れたので、このまま待合室で待つことに。
自動券売機があったので、子供料金の入場券(80円)を記念に購入。
有人駅じゃ良くやってることです(何)
後は特にやることもないので、持ってきてた「鋼之鍊金術師」第5集を読む(何)
愛徳と阿爾が達普利斯の伊茲米師父のところへいって回想編が始まるあたり(何)


でも二十数分なんてすぐで、あっという間に14:53、稚内行きの普通列車が到着。
「普通」つーても途中結構通過しますが。
それに乗車して、音威子府を目指します。

途中紋穂内(もんぽない)だとか恩根内(おんねない)だとか咲来(さっくる)などといったいかにも北海道っぽい名前の駅を通ります(何)
 

車窓を無意味に動画で撮影してみたりとかしてたら、何か知らんがあっという間に音威子府到着(何)
なんだ。30分もかからないのか。名寄~美深も30分ぐらいだったけど、音威子府って名寄からだと意外と遠くないんだな。
そんなわけで15:26、今回の目的地、音威子府に着きました。







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