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大旅行レポ・その4~ビバ・ど田舎~
投稿者:管理人@東京 05/03/31 Thu 19:07:18
矢波へ向かう途中で気づいたんですが、この路線、トンネルの名前は「いろはにほへと」で付けてるんですね。
何かトンネル入口にひらがなが一文字ずつ書かれてるなー、と思ってたらそういうことのようで。
位置的に中途半端だった上に、穴水→蛸島の順に並んでいるようなので白丸→矢波では逆方向となり、「むらなねつ それたよかわ」とか並ばれて少し気づくのに時間がかかりましたが(笑)。
謎が解けたところで、再びきれいな海岸線を通り15:21に矢波着。
うおー、いいなぁここ。
ホームがあって、線路があって、道路があって、その向こうは青い海と青い空、そしてかすかに白く浮かぶ立山連峰!
そんで上空にはトンビがゆったりと舞っている…
何か絵に描いたような田舎だね!(何爆)
さすが「ど田舎クーポン」なんての売り出してるだけある(何)
ビバ田舎。
暑そうだけど夏場に来たいような雰囲気。まぁ、もう今日で線路が無くなっちゃうから叶わぬことですが。
これで目の前の国道の交通量がもっと少なければ波の音と鳶の声しか聞こえないというステキ空間だったのに(何)
まぁ、決して多い訳じゃないけど、それでもね。
そんな駅でしばらくまったり写真を撮り、予定通り次の波並駅まで歩いてみることに。
荷物は重いですがねー。そして七尾からかれこれ2時間40分ほど座ってませんがねー(何)
目の前に国道はあるのに直接線路を渡れる通路がないので律儀にホーム裏からぐるりと回って国道へ。
その先の国道には一応歩道はついてるので安心しててくてくと。
白丸同様気温適度、風は微風。すぐ向こうの海もきれいだし歩くのに最適の状況ですな。
途中「三波簡易郵便局」の古びた建物があったりして雰囲気もなかなか田舎っぽくてよろしい(何)
背中の荷物はやっぱり重く、さすがにだんだん疲れてきたけど30分で波並駅到着。
列車まで後50分あるけど、この駅も素敵にまったりしてるし、待合室にいい感じに陽が当たってて気持ちよさげなのでもうそのまま待つことに。
さっきの郵便局をもうちょっとじっくり見に戻りたいという気もするが、やっぱり荷物持っていくと疲れるし(爆)
駅裏にある小さい滝から落ちる水の音と、波の音と、時々聞こえるトンビやウグイスの声を聞きつつまーったり。
「駅ノート」が置かれてるので読んだり、珍しく書いてみたり。
なんか矢波から歩いてきましたって書いてる人が何人も居たから、ここの景色に惹かれてくる人って多かったんですね。
待ってる間にも車で全駅回ってるって人が書きに来たし。
16:44。
さっきまで当たってた陽も駅の裏が崖になってるせいで隠されてしまいちょっと肌寒くなってきた頃に蛸島行きの列車到着。
…ってS氏乗ってるし(爆笑)
そろそろタイミング的に会う頃かなーと思っていたらやっぱり(笑)
何でもS氏、今回行き当たりばったり出来てるからまだ宿無しとのこと。穴水で旅行センターを当たるも休日で開いていなかったため、宇出津 (読めん…)へ行ってみることにしたその途中とのこと。というわけで宇出津まで2駅だけ同行。
宇出津でS氏と別れると、ロングシート部分とは言えちょうど席が空いたので、今度は終点まで比較的長く乗車すると言うこともあり着席。
ゆっくり景色を見たり、トンネル入口のいろはの名標を写真に撮ろうと試みてみたりしつつ、のと鉄道末端部を堪能。
だいぶ夕方になってきてましたけど夕景もきれいでした。
「いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす」の全てのトンネルを抜け、最後と思しき「ん」も通過。
今日泊まる珠洲駅をとりあえず通り越し、2駅先の終点蛸島へ。
「ん」越えたからもうトンネル無いだろうと思っていたら、なんとその先に「すず」トンネルがあって非常にやるせない気分になった後(何爆)、17:41に終点の蛸島に到着。
いろはで名前付けてるってことはちょうどトンネルが48個あるのかと思うやん?(爆)
というか逆に48個有るからいろはで付けたのかと思うやん?
だから「『ん』キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」と思ったのに、そのあと「すず」とか来られても、ねぇ(爆)
しかも「すず」だけ2文字なのに、プレートは他のいろはと同じ一文字用の正方形のプレートだから、半角の細い字で「すず」とムリヤリ入れてる(爆)
ほんと、最後の一つのせいで感慨も何もぶち壊しですよ全く(爆)
終点蛸島駅は2つ前の珠洲よりずっとショボーンな駅。駅周辺もショボーン。
数年前にのと鉄道輪島線(穴水-輪島)が廃止されて以来、JR七尾線の付け根である津幡駅から148.5kmにわたり延々と枝分かれ無く続いてきた1本の線路の終着駅な訳ですが、なんとも規模が小さく寂れた感じの終着駅でした。
改札口(つーても人はいない)の前で記念グッズっぽいの売ってたけど特に惹かれるものがなかったのでスルーして、折り返しまでそんなに時間がないこともあり適宜写真を撮って車内へ。
17:50に折り返しで蛸島を出発。
やっぱりここまで乗ってきた人の多くは引き返してるな(爆)
蛸島到着時運転手が「折り返しは50分発です」ってわざわざ案内してただけのことはある(爆)
5分で珠洲に到着。
ここは蛸島と違って結構大きな駅。
駅前になぜか昔の腕木式信号機とか有ったり。
もうだいぶ陽が落ちて来ちゃったし、どうせまた明朝ここには来るんだから、と言うことで写真は最低限に止めておき、駅を出て宿へ向かいます。
しかし…素直に駅出た人は何でこんなに少ないんだ(爆)
あれだけ乗ってたのに、明らかに足りない。
一応蛸島から乗ってきた便は珠洲行きと言うことになってるけど、ここで数十分止まった後そのまま穴水行きになるらしいから、そのまま乗るのかな…?
ま、それはともかく、珠洲の町を歩いて本日のお宿へ。
…ここらへんは一応珠洲市で、穴水から先では一番大きい町のはずだけど、人気 ないのぉ(何)
中心はどちらかと言うとこの珠洲駅周辺より、一つ穴水よりの飯田駅の近くだからというのもあるでしょうけど。
それでも沿線最大の町がこんなでは、廃止も仕方ないかなぁと思ってしまいますね。
駅から徒歩数分で宿に到着。
これでついに前日の22:40頃に家を出てから実に19時間半に及んだ1日目の行程が終了。
でも長かったわりには途中ぽつぽつと休み入ってたし、景色も良くていろんな刺激を得られたせいかそんなに疲れてない。
まぁ後4日有るからここで疲れてるようじゃ困るんですがね(爆)
というわけで、大旅行レポ1日目はこれにてやっと終了……………
…ではなくて(何)
この日にはもう一つ書くべきネタがあるので、1日目はまだ続きます(爆)
その5へつづく。
この記事にリンク:http://tianlang.s35.xrea.com/diary/diary.cgi?mode=single&number=898
矢波へ向かう途中で気づいたんですが、この路線、トンネルの名前は「いろはにほへと」で付けてるんですね。
何かトンネル入口にひらがなが一文字ずつ書かれてるなー、と思ってたらそういうことのようで。
位置的に中途半端だった上に、穴水→蛸島の順に並んでいるようなので白丸→矢波では逆方向となり、「むらなねつ それたよかわ」とか並ばれて少し気づくのに時間がかかりましたが(笑)。
謎が解けたところで、再びきれいな海岸線を通り15:21に矢波着。
うおー、いいなぁここ。
ホームがあって、線路があって、道路があって、その向こうは青い海と青い空、そしてかすかに白く浮かぶ立山連峰!
そんで上空にはトンビがゆったりと舞っている…
何か絵に描いたような田舎だね!(何爆)
さすが「ど田舎クーポン」なんての売り出してるだけある(何)
ビバ田舎。
暑そうだけど夏場に来たいような雰囲気。まぁ、もう今日で線路が無くなっちゃうから叶わぬことですが。
これで目の前の国道の交通量がもっと少なければ波の音と鳶の声しか聞こえないというステキ空間だったのに(何)
まぁ、決して多い訳じゃないけど、それでもね。
そんな駅でしばらくまったり写真を撮り、予定通り次の波並駅まで歩いてみることに。
目の前に国道はあるのに直接線路を渡れる通路がないので律儀にホーム裏からぐるりと回って国道へ。
その先の国道には一応歩道はついてるので安心しててくてくと。
白丸同様気温適度、風は微風。すぐ向こうの海もきれいだし歩くのに最適の状況ですな。
途中「三波簡易郵便局」の古びた建物があったりして雰囲気もなかなか田舎っぽくてよろしい(何)
背中の荷物はやっぱり重く、さすがにだんだん疲れてきたけど30分で波並駅到着。
列車まで後50分あるけど、この駅も素敵にまったりしてるし、待合室にいい感じに陽が当たってて気持ちよさげなのでもうそのまま待つことに。
さっきの郵便局をもうちょっとじっくり見に戻りたいという気もするが、やっぱり荷物持っていくと疲れるし(爆)
駅裏にある小さい滝から落ちる水の音と、波の音と、時々聞こえるトンビやウグイスの声を聞きつつまーったり。
「駅ノート」が置かれてるので読んだり、珍しく書いてみたり。
なんか矢波から歩いてきましたって書いてる人が何人も居たから、ここの景色に惹かれてくる人って多かったんですね。
待ってる間にも車で全駅回ってるって人が書きに来たし。
16:44。
さっきまで当たってた陽も駅の裏が崖になってるせいで隠されてしまいちょっと肌寒くなってきた頃に蛸島行きの列車到着。
…ってS氏乗ってるし(爆笑)
そろそろタイミング的に会う頃かなーと思っていたらやっぱり(笑)
何でもS氏、今回行き当たりばったり出来てるからまだ宿無しとのこと。穴水で旅行センターを当たるも休日で開いていなかったため、
宇出津でS氏と別れると、ロングシート部分とは言えちょうど席が空いたので、今度は終点まで比較的長く乗車すると言うこともあり着席。
ゆっくり景色を見たり、トンネル入口のいろはの名標を写真に撮ろうと試みてみたりしつつ、のと鉄道末端部を堪能。
だいぶ夕方になってきてましたけど夕景もきれいでした。
「いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす」の全てのトンネルを抜け、最後と思しき「ん」も通過。
今日泊まる珠洲駅をとりあえず通り越し、2駅先の終点蛸島へ。
「ん」越えたからもうトンネル無いだろうと思っていたら、なんとその先に「すず」トンネルがあって非常にやるせない気分になった後(何爆)、17:41に終点の蛸島に到着。
というか逆に48個有るからいろはで付けたのかと思うやん?
だから「『ん』キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」と思ったのに、そのあと「すず」とか来られても、ねぇ(爆)
しかも「すず」だけ2文字なのに、プレートは他のいろはと同じ一文字用の正方形のプレートだから、半角の細い字で「すず」とムリヤリ入れてる(爆)
ほんと、最後の一つのせいで感慨も何もぶち壊しですよ全く(爆)
終点蛸島駅は2つ前の珠洲よりずっとショボーンな駅。駅周辺もショボーン。
数年前にのと鉄道輪島線(穴水-輪島)が廃止されて以来、JR七尾線の付け根である津幡駅から148.5kmにわたり延々と枝分かれ無く続いてきた1本の線路の終着駅な訳ですが、なんとも規模が小さく寂れた感じの終着駅でした。
改札口(つーても人はいない)の前で記念グッズっぽいの売ってたけど特に惹かれるものがなかったのでスルーして、折り返しまでそんなに時間がないこともあり適宜写真を撮って車内へ。
17:50に折り返しで蛸島を出発。
やっぱりここまで乗ってきた人の多くは引き返してるな(爆)
蛸島到着時運転手が「折り返しは50分発です」ってわざわざ案内してただけのことはある(爆)
5分で珠洲に到着。
ここは蛸島と違って結構大きな駅。
駅前になぜか昔の腕木式信号機とか有ったり。
もうだいぶ陽が落ちて来ちゃったし、どうせまた明朝ここには来るんだから、と言うことで写真は最低限に止めておき、駅を出て宿へ向かいます。
しかし…素直に駅出た人は何でこんなに少ないんだ(爆)
あれだけ乗ってたのに、明らかに足りない。
一応蛸島から乗ってきた便は珠洲行きと言うことになってるけど、ここで数十分止まった後そのまま穴水行きになるらしいから、そのまま乗るのかな…?
ま、それはともかく、珠洲の町を歩いて本日のお宿へ。
…ここらへんは一応珠洲市で、穴水から先では一番大きい町のはずだけど、
中心はどちらかと言うとこの珠洲駅周辺より、一つ穴水よりの飯田駅の近くだからというのもあるでしょうけど。
それでも沿線最大の町がこんなでは、廃止も仕方ないかなぁと思ってしまいますね。
駅から徒歩数分で宿に到着。
これでついに前日の22:40頃に家を出てから実に19時間半に及んだ1日目の行程が終了。
でも長かったわりには途中ぽつぽつと休み入ってたし、景色も良くていろんな刺激を得られたせいかそんなに疲れてない。
というわけで、大旅行レポ1日目はこれにてやっと終了……………
…ではなくて(何)
この日にはもう一つ書くべきネタがあるので、1日目はまだ続きます(爆)
その5へつづく。
この記事にリンク:http://tianlang.s35.xrea.com/diary/diary.cgi?mode=single&number=898
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