徒然なるままに、日暮らし、パソに向かひて、心にうつりゆく由なきネタを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ(何)

今日は「絶対少年」について熱く語ってみる(何)

No: 974
投稿者:管理人 2005/08/20 Sat 23:08:50

1週間以上開きましたが、ちゃんと生きてます(何)
最近ハードディスク容量が「自転車操業状態」で、圧縮してもしても後から後から録画されていき、その録画の方が圧縮により容量開けるペースよりも若干速いからじわりじわりと容量が減っていくなかなか恐ろしい状況なのに、DVDに書き込めば少しは足しになるものの、書き込みに下手すると1時間ぐらいかかる場合があるから東京行く前にかなり大変な実験レポートを仕上げないといけないこの状況でその間何もできないのはちょっとイタイからなかなか書き込み作業に手が出ない・・・それ故容量が減る・・・と、なんつーかジリ貧状態に悩まされてはいましたが(爆)

ま、そんなことは追いといてですね。最近ぼくの中では「絶対少年」がものすごくアツいので、せっかく今日から横浜編突入だし、先週までの田菜編と共に熱く語ってみようかと(何)


◆今更だけど12話<田菜編最終回>

やべぇこれすごくいい
何となく人間関係がいやになって不登校になり、前半数話ではものすごく人付き合いがぎくしゃくして多あの歩が、わっくんと「あっちの世界」へ一緒に行ってしまうのがどういうことか分かっていながら「──それもいいかも知れないな」なんて厭世的な発言してたあの歩が、まさか最後美紀に自分から積極的に「たまにメールしていい?」なんて聞くようになるとは・・・!ついでに母親からの電話を適当に切り上げ「あとよろしく」と離婚した父親に押しつけて強引に二人を会話させるなんてことするとは!
・・・・・・・成長したなぁ。
劇的ではないけど、現実味があるというか「等身大な」というか。
今回、無事歩は「こちら側の世界に残りたい」、と自分の意思で決めることが出来たし、10年に渡る阪倉とオカカ婆と河童の関係も何か理解者急に増えて無事解決したようだし、歩と美紀の関係もハッキリしたし、美玖も元の性格に戻りあのリバーシブルカエルさん/おたまじゃくし人形(何)を「道切り」の向こうに返すことで自分に起こってた「異変」が解決したし、歩と別れたあとの美紀と海野の会話で、拓馬がらみでギスギスしてた二人の関係も互いに「あんた嫌い」と言ってる割にはなんか軋轢が消えたようだし、「茂吉も、五助も、正夫も、・・・あむも、みんな大嫌いっ!」と言われてそれっきりになってしまったであろうわっくんが、歩が丹那を去る車に向かって満面の笑みであのカエルさん人形と一緒に手を振っててくれたり、その直後トンネルに入って窓に映った、笑顔のわっくんを見て自然と笑みがこぼれた自分の顔を見てまた微笑んだ歩もなんかすごく爽やかな気分で田菜を後にしてるんだなってのが、セリフはほとんど無いけどすごく強烈に伝わってきてもうなんか見てるこっちもものすごくいい気分。いろんなしがらみが全部晴れた感じ。
同時に「田菜編もこれで終わったんだな」と言う感じがすごく強くて感慨深かったです。

他にも良かったところは多々ある、と言うかもうほぼ全部良かったんですが(爆)、その「良さ」ってのが「エメランの幽霊話もちゃんと伏線として回収するのか!」とか「須河原良いこと言うな」とかそういう理論的に考えて出てくる良さじゃなくて、こう、「考えるな、感じろ」じゃないけど全体の雰囲気がいいというか、そういう言葉に出来ないような部分が良いので文字に書き表すことが出来ない(何)
言えるのはともかく良いんだよ!だけだ(爆)
結局「わっくん」とか「どっしる」「しっしん」は何処から来たどういう存在なのか、とか、美玖はどうして神隠し以後あんな性格になってたのか、とか結構意味深だったあのリバーシブルぬいぐるみさんに秘密はあるのか?とか、平五郎さんはなんで被膜がどうこうって話をするのかとか、結構謎は残ってますがそんなの別に「謎は謎のまま」でも良いかも知れないと思えてしまうほどいい(爆)
(まあ、少なくともわっくんとマテリアルフェアリーに関してはこれからの横浜編の方で解決してくれるだろうと思うのでまだどうこう言えないってのもありますが。)


「絶対少年」自体はまだまだ横浜編があと14話続きますが、とりあえず「田菜編」を一つの作品と見るなら、ぼくの中では近年まれにみる大傑作だと思います。
3月発売のアニメ誌だったかにちらっと名前が載ってて脚本が.hackの伊藤さんだと知り、BSだから見れるんだし、と何となく見始めたのにもう大当たり。
久々に自信を持って他人に布教出来るアニメに出会いました。
というわけで、絶対少年。まだまだ横浜編が続いていますがとりあえず前半12話は超おすすめです。

DVD・・・・買うわ(爆)

◆そして今日から新章。13話<横浜編・第1回>
前回のでかなり終わった気になってたのでまた新しい話が始まるとすごく変な気分(笑)
しかもOP映像もほとんど変わってなくて田菜編のキャラもかなり出てくるからなんか違和感が(爆)


しっかし・・・・・セリフ少なっ(爆)
まぁ確か最初の歩もこんな感じだった気はするけど。それにしても(爆)
おかげでめちゃめちゃ静かな回でした(爆)

最後のシーンでみなとみらいの上に出てきた巨大な物体はEDに出てくるアレかな?



つか、今回の主人公、谷川希紗のあの頭に何か刺さってる奇抜な髪型は一体・・・('爆)
明らかに浮いてるよ、回りのキャラと(爆)
まあ髪のこと言えば歩の「金髪」ってのも冷静に考えればかなりオカシイんだが・・・
それからあの粗大ゴミ拾って部屋に作ってるジャンクアートって・・・(爆)
・・・・正直、ヘンなキャラとしか言えないな(爆)


今日からの横浜編。先週までの田菜編とはなんというか、ちょうど対になっている感じですね。
田菜編は歩という男の子が主人公だったのに対して、今度の主人公は不登校なところは一緒だけど女子高生な谷川希紗。
見た目は歩は結構物腰優しい系だけど希紗はちょっとキツめ。
舞台設定も、季節は田菜は夏だけど横浜は冬。また、田菜は田舎で横浜は都会。
画面の色合いも田菜は暖色系で穏やかだけど横浜は寒色系でちょっととげとげしい感じ。
鍵となるマテリアルフェアリーも田菜ではみんな暖色系だったけど今回は寒色系が中心みたいですしね。暖色系は寒色系にいじめられてたし(何)
それから家庭の事情も対になってるっぽい。
歩の両親は離婚したけど、二人とも、特に母親の方は歩に対して過保護と言っても過言ではないぐらい積極的に関わっているのに対し、希紗の方は玄関に靴が2足あることから歩のと違って離婚しているわけではないんだろうけど、夜遅くに帰ってきてるのに何も言わないのはほとんど干渉してないってことなんでしょうか。
同じ「絶対少年」を名乗っているのに何もかもが田菜編と逆なこの横浜編。
あの電波な希紗が最終回までに一体どんな変化を見せるのか、今回も期待なんですが、やっぱり同じ「絶対少年」を名乗るだけあってきっと5話ぐらいまで見ないと雰囲気は掴めないんだろうな(爆)
田菜編から2年後ということで、高校生になった歩とか、深山3姉妹の長女美佳とか、にごりません♪な須河原アナとか出てくるみたいだけど、この人らもどうやって絡んでくるのか楽しみです。



それはそうと。
今回背景の場所が気になって本編に集中できませんでした(笑)
いやもう、馴染み深い横浜が舞台と言うだけあってもう出てくる場所が分かる分かる(爆)
冒頭の信号機故障で道路が混乱してるシーンはモロに出てるとおり神奈川県庁前。
その後希紗が無言で携帯眺めてる公園は、最初港の見える丘かと思ったけど調べたら山下公園東端の「世界の広場」かもしれない。少なくとも夕暮れ時にカップルがいっぱい座ってるシーンの階段はそこ。
りえぞーこと理絵子が友達2人と居た商店街は、「Merry X'mas」と垂れ幕下がってる巨大なゲートからして伊勢佐木町の商店街。
ガードに「関内駅→」と書いてあるのは確か横浜スタジアムのあたりだったかと。
理絵子が海の中から寒色系のフェアリーが出てくるのを目撃したのは汽車道。
その後フェアリーを追ってきたら謎の浮浪者っぽい男を見かけたシーンがちょっと分からないけど、状況的に汽車道の近く、桜木町~関内付近なんだろう、と。
ここらへんまでは簡単に分かりました。
さすがに分からなかったのは希紗のマンションですが、関内駅から歩いても帰れて、ランドマークタワーとみなとみらいのビル群、コスモクロック(大観覧車)があの角度で見えるとなると、どうも野毛山周辺のようですね。検索して出てきた野毛山公園からの眺めがかなりアニメの角度に似てるし。

こんだけ分かるならもう、行くしかないよね(爆)
横浜なんか実家からはすぐそこだし。OPに出てくるシーンも某巨大掲示板情報では桜木町駅のガード下とかみなとみらいの
まぁここまでぽんぽん分かると何か実際舞台探訪しても感慨薄いだろうけど(爆)
同じ伊藤和典氏が脚本書いてる.hack//Liminality Vol.2の時も思ったけど、「・・・ああ、あそこか」で終わってしまう(爆)
リミナリティーと言えば、3月に行った金沢・高山第2弾レポすっかり忘れてた(爆)
高山はほぼ全部回り切れたからこのままスルーはしたくないな・・・・うん。


ちなみに、理絵子が携帯で親と話してる交差点の後ろに「カラオケ館」の文字がありましたが、横浜にはカラオケ館は無いらしい。ということでここだけよく分かりませんでした。
ってか「カラオケ館」って商標・・・・(爆)いいのかNHK。


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