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「リヴァイアス」を見直そう・10年後編 まとめ | No: 1900 |
「無限のリヴァイアス」という作品に対して谷口監督が今まで何度も言ってる「5年後、10年後、自分の置かれた環境や立場が変わったときにまた見返して欲しい」という言葉。
それを忠実に守ってるファンがここに約1名居りますww
というわけで、twitterでも実況してきましたが、「無限のリヴァイアス」全26話を放送から10周年を迎えた今、改めて見直してみたのでここにそのまとめの感想をば。
リヴァイアスを全話通して見たのはこれが少なくとも4回目。
本放送時は9話辺りからの参入だったのでノーカウントなんですが、その時未視聴だった話数を収録したVHSがレンタル屋に並んだらすぐに借りてきて補完し、ついでにそのまま最後まで走り通したのが1回目。
次は放送1年後。当時まだ賑わっていた公式掲示板で見直してみないかという話があり、それに乗っかって2000年10月から2001年3月末まで、放送当時のように週に1話ずつ見ながら感想落としてったのが2回目。
その次は2005年。公式掲示板メンバーを中心に有志で開催(とはいえほぼ公認って感じだったがwww)された5周年記念の上映会に参加。1月と7月の2回に分けて抜粋した何話かを見たけど、終了後自分で全話通して見直したのが3回目。
そして、2010年、10周年の今回が4回目、というわけです。
2005年以前にもう1回ぐらい通して見てるかも知れないけど、記録が残ってないのでどうだったか曖昧。確実なのはこの4回です。
本放送時の僕は中学3年・15歳で祐希と同い年。1回目と2回目は高校1年・16歳で昴治と同い年。3回目は大学3年・20歳。4回目は社会人1年目・25歳。
監督は「5年後、10年後にまた見て欲しい」というのに加えて、「主人公と同世代の子達に見て欲しい」とも、「1999年の世紀末というどこか閉塞した時代に送り出したかった」とも言ってるんですが、ちょうど主人公達と同い年の頃、本放送時を見てた僕なんか想定ターゲットのど真ん中なんでしょう。となれば、5年後、10年後にまた見てこそ監督の思いを完全に汲み取れるってもんでしょうww
さて、そんな風に立場も環境も変わった10年後の今、改めて見直してみたわけですが。
今まで通り、「鬱」を通り越して打ちのめされました。
ダメだ。何度見ても耐えられない。先が分かっていても耐えられない。
今や主人公達より10も年上になってしまっているのに、相変わらず見ると自分もあの艦内に居て歪んだ精神状態になってるような気分にさせられるほど、物語に呑み込まれてしまうこの恐ろしさ。
一応、「ああこの感覚、前と同じで懐かしい」と冷静に客観視できてる自分も存在するようにはなってきたのは変化かも知れないけど、やっぱりまだまだ引きずり込まれてる部分のほうが多いなと実感しました。
見る人にここまでの影響を与えるほど、人の感情のドロドロとした負の部分をこうも真っ向から描いてる作品って、この10年間僕が見た中では他にないよ。
そして何より、いつ見てもいろんな事を考えさせられるアニメだなぁ、と。
あのキャラは何であの時あんな行動をしたんだろうか?という物語を見る上で一番基本的な思考ポイントはもちろんのこと、リヴァイアスの中ってのは小さな社会の縮図になってるから、本編感想中にも書いたけど祐希のセリフは現実世界にも言われるべき人たちってのが居るなぁなんていう、作品に込められたメッセージを分析してみたりだとか、よくこんな内容を夕方6時に放送したよな(爆)という作品外の事情についてまで、ホントいろんな事を考えたくなる。
で、そんな風にいろいろ考えてて今回思ったことが二つ。
一つは今みたいに放送されたアニメについて、好評不評その他雑多なもの全て織り交ぜてネットのいろんな人が発信してる状況下でリヴァイアスが放送されてたら、今ほど好きになれてただろうか、ってこと。
僕のスタンスとしては基本的には自分が面白ければ他人の評価なんざどうでもいい、という考えを持ってます。とは言っても、やっぱり2ちゃんとかで散々アンチな内容が書き込まれてるの見たりすると、例えばこの日記とか、実際見に来る人なんか多くないとは言え仮にも不特定多数に発信してる場所ででは、諸手を挙げて大好きだと言いまくるのはちょっと気が引けてきて、その結果作品自体を「不本意ながら好きになりきれない」ってことが少なからずあると思うんだよね。最近の作品だと特に。
でもリヴァイアスの放送当時はネット環境がまだ僕の周りに整いきってなかったし、2ちゃんとかはアングラなものだと思って近寄ってなかったから、他人の感想と言えば中学の友達数人と、放送以後入り浸るようになった公式掲示板の人たちだけ。でも、その辺って基本気に入ってる人というか、今で言うところの「信者」ばっかりなわけで。そういう人の間では憚り無く好きだと言いまくれるし、そういう人に囲まれて過ごしたからこそ、今だにこんなにもリヴァイアスを好きでいられるほど気に入ったんじゃないかっていう側面はきっとあるんじゃないかと、何か漠然とそんなことを思いました。
そう考えると、やっぱりリヴァイアスって作品は僕にとって重要な過去なのかなぁ、ってのが考えたこと2つめ。
この作品は群像劇って事で人と人との関わり合いというのが結構大きなファクターになってると思うんだけど、前も書いたとおり僕にとってもこの作品をきっかけに関わった人たちってのがたくさんいて、その人達の関わり合いによっていろんな影響受けたなぁってのを今回特に考えさせられた。
リヴァイアスを僕に勧めてきた張本人やその時一緒に見てた中学の時の友達、それから公式掲示板で知り合った人達。そういった人達は、まぁ一部は頻繁に会ったりネットで話したりするけどw、久しく会ってない人も多いから、流石に10年もそんな状態だと普段は正直あまり意識はしてません。でもこうして5年後、10年後にリヴァイアスを見返していくと、その度その人達は最近どうしてんのかな、と思い返すきっかけになるよね。
10年経った今でもこうしてリヴァイアスのファンで居られるのは間違いなくこういう人たちが居てくれたおかげ。
正に「過去があるから、今の俺がある。」
こうやって書くとすげーこっ恥ずかしいんですけどね(爆)
最初に見たときは「あんな恐ろしいことされたのに何故!?」と思った、26話ラストで昴治がリヴァイアスの針路を「ここに来なかったみんなに会いに行く」という理由で天王星のチタニアに決めた理由も、今なら分かるようになった気がします。
この二つの事を思ったってのが、10年目に見返したときの一番大きな感じ方の違いってとこじゃないでしょうか。
さてさて。来週はいよいよそんな人たちとの再会もあったりする有隣堂ヨドバシAKIBAの谷口悟朗トークショウですよ!!!
そして前から内々に聞いていた例の件もついに決まったようで!!!
なんかもうwktkがとまりませんwww
最後についったでつぶやき続けた各話感想を全部転載して永久保存します。
15年後や20年後もきっとまた見直すと思うけど、その時今の感想と比較するとまた違うこと言ってるなって実感できて楽しいかなと思いw
ついっただとその時まであるかどうか分かんないけど、この日記ならほぼ間違いなくあると思うんでw、「過去は消えない」の意味も込めて改めて載せようかと思います。
◆Sere1「きたるべきとき」(1/29 00:04~)
ってわけで「きたるべきとき」なう
ヤバイ。アバン→「dis-」イントロの流れはいろいろこみ上げすぎる。
っていうか4:3でセル画だよ。今更ながらに時代の流れを感じる。
◆Sere2「よけいなこと」(1/29 00:32~)
引き続き「よけいなこと」なう
キャンベル教官・・・(つд`)
「ここは、ゲドゥルトの中だ。人が、生きられない世界だ。俺達は、割り切らなきゃいけない」「そのために俺達は技術を学んでるんだろ!」なんだろう、今まで何度か見返してきたけど、何故か今回が一番このセリフに大して「正論過ぎて反論できねえ!」とイラッと来た(何
しかしルクスンの空回り感は面白すぎる(爆)
まだまだ「ほどよい緊迫感」レベル。たぶん初見だったら素直にこれからどうなるのかワクテカしてるだろう頃合いだけど、先を知ってると・・・嗚呼。
ていうか久しぶりに見て思ったけど、艦内の描写はしっかりプラネテスにも受け継がれてるね。まんまやんw
◆Sere3「うなばらをこえて」(1/29 20:50~)
考えてみたらこのEMOTIONのモアイの映像も今違うんだよなたしか。
3話のリヴァイアス浮上シーンで使われてるBGMがめっちゃ好きなのにサントラ未収録でもやもやしているこの10年間(何サントラ4巻超絶希望!
◆Sere4「リヴァイアスのわ」(1/29 21:17~)
「大丈夫。私たちは助かります!」「救助は必ず来ます!」・・・に、21話後だけど・・・・・(爆
まだまだエンディング提供タイトルバック画像も横線一本だねー
◆Sere5「ちいさなまとまり」(1/29 21:44~)
とりあえず目前の危機を脱して気が抜け、みんな平和な感じでわりと勝手なことやりだしてるけど、その裏でやっぱりまた先行き暗くなる事態が起こってて。そういうときになると真っ先にパニック起こすカラボナさんは初期における不安煽り担当(何
そしてもう一つ、相葉兄弟の確執もついに明確に描かれて。これで人間模様は一通り紹介された感じかな。
しかしこの構成は早くも「谷口節」って感じだよねー。前半はもう後は救助が来るだけ、という安心感から明るい艦内を描き、昴治達も「巨大ロボ、しかも二本足www」を見つけてしまって「すんげーバカ」とか平和に笑っていたのに、終盤では突然「敵」の襲撃あり弟にボコられる兄貴あり。
良い方向へと持ち上げといてラスト数分で一挙に落とす、いつもの展開ですね分かります。おかげさまで痛さ倍増。しかしこれでもまだ「平行線一本」レベルなのがリヴァイアスクオリティ(何
痛いと言えば昴治くんのけが履歴まとめ(何 3話。リヴァイアス急浮上により左目上に絆創膏。 4話。それまだ取れず。 5話。絆創膏取れたと思ったら弟にボコられ顔中アザだらけ。この先ずっとこんなん。
◆Sere6「ぼくのせつな」(2/1 21:41~)
昴治とファイナ、祐希とイクミ、昴治と明弘、イクミとあおい、ラントパットも忘れちゃいけないw ともかくいろんな人がいろんな人の間でいろんな揺れ方をする、そんな回。
偶然のタイミングでそんな一同がブリッジに集合することになり第一次政権期スタートですな。
前回だったっけ。二種免メンバーの成績順位が発表されてたけど、それでだいぶ下の方だった昴治。ただの偶然からブリッジで操艦の手伝いをすることになるけど、やはりエリート・ツヴァイ達や二種免上位組と比べて能力が劣ってるとハッキリ描かれちゃってる主人公。描写的に深いけど切ないw
作監の個性が出るのか単に安定してないだけなのか、わりと回ごとの絵柄にブレのあるこの作品だけど、今回の画は結構好き。キャラ作監は門さんか。
今回のその他注目ポイント。1. こずえのシャワーシーン。これもしかして暗示だったのかな・・・ 2. キブレちゃん頭取れる(爆)
◆Sere7「かわりゆくとき」(2/1 22:18~)
「俺に命令するな」「過去は断ち切るしかない」今回印象深いセリフ多いね。
今回はチーム・ブルーのクーデター、全員に明かされる現状の真実、昴治とファイナの距離。サブタイ通り全てがかわりゆくとき。
こんだけ事態が急変しても、何のかんので上手いこと立ち回ってぱっと見安定した立ち位置に収まってる昴治の処世術はなかなかだよなー
それとは正反対に何にでもつっかかっていく万年反抗期の弟野郎から見ると日和見主義のバカ兄貴に見えるのもまぁ分かるけど。
今日の昴治くん。奇跡的に傷完治!(爆)代わりに祐希が傷だらけですが。今日のキブレちゃん。右腕オンリー。着ぐるみ捜索の日々は始まったばかり。
ってかイカってもうこんな早いウチから出てきてたのか。「ネ──ヤ──」言って通り過ぎてったのは結局何だったんだろうか。
◆Sere8「なにもしらなかった」(2/1 22:55~)
前回から数日。あと3日で救助が来るという安心感からサボりが横行して荒れる艦内。ヴァイタル・ガーダーの操縦訓練の中、互いの有能さを認め合い始めたかのような祐希とイクミ。そんなイクミに会えないこずえ。「いつの間にか呼び捨て」の昴治とファイナ。なにもしらない彼らの日常…
しかし火星に着いても、待っていたのはやっぱり敵で。ついに戦闘開始です。
そんな緊急事態に陥ったとき、ツヴァイの情報隠蔽を理由にクーデターを起こして樹立された「ブルー政権」がしたことは、一応の情報は伝えた者の、詳しいことは「うるせーごちゃごちゃ言ってんじゃねえ!緊急事態なんだよ!」と結局似たようなことやってるという状態。
リーベ・デルタの工作員達を「見殺しにした」ことも揺さぶりのネタの一つにしてたけど、実のところは2人のウチ一人は拷問が直接の原因となって…というのも見逃せないね。
今回はそんな感じで対になった表現ってのがもう一つ。みんなの視線が集中して重大な決断を迫られたときの昴治とチャーリー。かたやチャーリーと呼ぶなああ!とキレて文字通り重大な引き金を引いてしまった一方、かたや意外と冷静に最善と思しき判断を下してる。
前々回は完全に駄目な子扱いだった昴治も今回は主人公としての面目躍如って感じだね。
一方で今まで優等生だったユイリィが、ファッションセンスが残念だったり(爆)、反論するだけで代案出さない正直厄介な人になってた、というのも対比構造のひとつなのかもね。
◆Sere9「ヴァイタル・ガーダー」(2/3 21:19~)
9話終了。今回はロボットアニメです(違
ヴァイタル・ガーダーのリフトオフシークエンスはなかなか格好良いと思うのです。パペット・ワイヤーに光が反射してキラキラ輝いて見えてる辺りとか。
ヴァイタル・ガーダーの重力波で押しつぶされた機雷の爆発音が後のコードギアスで使われてるのと全く同じSEで、そんなところにも谷口監督作品の原点があったのかと妙に感心w
人間模様は昴治と祐希を主軸にそれを取り囲む女性陣、ってとこかな。祐希みたいにほとんど私情で動いて周りの言葉を無視してるけど、技術だけは凄まじいから結果的に問題を解決してしまうタイプの人間、近くにいたら良くは思わんだろうなぁ。
◆Sere10「しんじられなくても」(2/3 22:34~)
10話終了。今回の鍵は超電磁砲<レールガン>です(違
裏切る?裏切らない?軌道を変える?変えない?信じる?信じられない?異常事態も長く続きすぎて、いろんな人が本性を出し始めた、そんな今回。
裏切りのグランとソン、錯乱するルクスン、イクミへの依存がだいぶ極端になってきたこずえ、などなど。みんなだんだん歪んできてます。
↓とは逆の意味で本性出てきたのは昴治と祐希か。リヴァイアスとリフト艦がどちらも予定通りの進路で行くだろうと判断したのがこの2人というのがキョーミ深い。
「お前の弟は兄弟見捨てて自分だけ助かろうとするようなヤツなのかよ!」と聞かれた昴治が「知るかよ!俺にだってわかんねーよ!」と返してたシーンがあったり、表面上は明確に反発し合ってるけど、心の底ではどこか通じるものがやはりあったと、そういう描写なのかねー
◆Sere11「まつりのあと」(2/3 23:11~)
11話終了。たぶんこれが最後の平和。
冒頭で音楽聴いて涙を流すブルーとか、「これを着てパーティーに出ろ」とユイリィに迫るブルーとか、美人コンテストに匿名でユイリィをエントリーさせちゃうブルーとか、ステキに盛り上がってるタイミングで会場にニュース映像流すブルーとか。とにかくブルーがわりといつものブルーじゃなかった回(何
あおいも言ってたけど、今回みたいに妙に張り切って先陣切ってる昴治ってのは、ブリッジで重要な提言を何度もしてることも含めて何か違和感有るな。「らしくない」。まだ本性は出していないと言うことか。
昴治と祐希は今回この10話の中で一番長く「会話」してたんじゃ無かろうかw やはり前回の針路決定には何かしら思うところがあったようで。まぁ最後は結局ケンカになるわけだけどw
今回は平和なだけあって男女関係もちょこちょこ進展有ったりとか。ブルーとユイリィを筆頭に、昴治とファイナ、そして祐希とカレンなんかも。祐希とカレンは今回が初対面だったんだねそういえば。もうちょっと早かったかと思ってた
でまぁ、そんな関係の進展が微妙にあったりしつつ、美人コンテスト優勝者は誰か?!みたいに祭りのボルテージが最高潮に達したその瞬間、艦内の全員を絶望の淵にたたき落とすニュース映像が流される・・・といういつもの谷口節大炸裂(何) はぁ・・・ここから先のことを思うと、辛い・・・
◆Sere12「みらいのありか」(2/4 21:00~)
12話終了。前回とのテンションの落差が激しすぎる。
今回はどちらかというと裏で蠢く大人達の事情がメイン。主題じゃないからいいんだけど、いつもこの勢力関係がわからなくなるんだよなー。誰がどっちの勢力で何を目的に動いてるのか、すぐ忘れてしまう。
今回はちゃんと確認してから見ようかな。
艦内の方は・・・ファイナかなぁ、やっぱり。そろそろ耐えられなくなって縋ってくる昴治に対し、至極落ち着いた表情で「これは聖母アルネの慈悲よ」と答えるファイナ。昴治としても違和感を抱き出す頃合いなんだろうけど、視聴者的にも「なんだこいつ」と思い始めた、そんな転機の回でした。
ところでバカテス→リヴァイアスと間を置かずに見たらそれはもう凄まじいギャップを感じた訳だけど、この感覚には覚えが有る。10年前の本放送時も、エクセル♥サーガ→リヴァって流れで見てたわw アレも監督からしてナベシンだから、今日のこの感じと非常によく似ててそんなところも懐かしかったw
※この日見た「バカとテストと召喚獣」はワタナベシンイチ演出回でした。
◆Sere13「ふれあうことしか」(2/4 23:52~)
13話終了。今回から混迷の証・エンディングタイトルバックの線が2本。
前回から1ヶ月。長期的な漂流生活がはじまり先行きは最早真っ暗状態。何時終わるとも知れぬこの状況をしのぐため、「ポイント制」導入による緊縮生活がスタート。しかし支配と抑圧、先行きへの不安と特権階級への不満、いろんなもんが織り混ざって艦内は荒れる荒れる。
数話前にブリッジを追い出されたルクスンは、ゴロツキのような奴らにツヴァイの制服ひん剥かれ、パットに「ルクスンかっこわるい」と言われる始末。でもそんなことされながらも「頑張ってみるよう努力する」とか言えるのは、少しずつ変わってきている証拠なんだろうか。
今回はサブタイ通りカップルのふれあい模様なんかも。チャーリーはクリフに捨てられた一方でブライアンとミシェルは良い感じ。昴治はファイナに対して戸惑いが見える感じだけど逆にあおいとは事故キスで以後「いしきしすぎ」状態に。イクミとこずえも初キスだけど…こずえの危うさがかなりキてるね。
リフト艦メンバーになったカレンは公私ともに祐希と一緒にいるようになり、二人の間の信頼関係みたいなものが芽生えはじめた頃か。なんかいわゆる男女関係とは何か違う気がするけど、わりと似合いの二人だと思ってる。それからユイリィとブルー。ユイリィの方もなんだかんだで意識し始めた頃合いだね。
◆Sere14「いしきしすぎ」(2/5 00:33~)
14話終了。「必中~~吶喊!」「吶喊!!」wwwwwwwwww
本筋はだいぶ暗くなってきたけど、この辺の話はやっぱりネタとして笑って見られる(爆) っていうか大久保のブラタモリ見た直後だと、青のインプルスの乗員達と皆中稲荷神社があまりにぴったりハマりすぎて無駄に笑えます(爆笑)
そんな感じで今回初の対ヴァイア艦戦。無人偵察機とかとの戦闘に最早慣れ、勝てるものと安心しきっていた所にやってきた同型艦。珍しく昴治が真っ先にパニック起こしてます。今までこういう時わりと良い判断下してただけにちょっと意外。まぁ前回辺りからもういっぱいいっぱいだったのは分かるけど。
一方正反対におかしいぐらい冷静なファイナ。前回から昴治に対して妙に積極的で、今回ついに昴治の恋人になったと本人に対して明言しちゃったりもして、何だか若干不可解な感じが強くなってきました。そういう描き方してるから、この反応は作り手の思惑通りなんだろうけど。
ていうか昴治が譫言で「あおい」と呟いたことを指摘するラストのファイナさん、怖すぎです(爆) あんな微笑っぽいけど目が笑ってない顔で言われたらちょっとお近づきになりたくない(爆)
今日はここまで。これで半分越えたか。ここから先は・・・かなり辛くなってくるな(爆) 覚悟を決めよう・・・
◆Sere15「ながされるままに」(2/8 20:34~)
相変わらずの「吶喊!!」が笑えるだとか、主砲切り離してヴァイタル・ガーダーに装備させて撃ったり最後は敵ヴァイタル・ガーダーに直接拳叩き込んで引き裂くとかそういう戦闘のかっこよさは実はかなりのものだけど、正直そんなもの飾りです(爆
ブルーの裏切り、一般生徒の反乱、崩壊するブルー政権、機転を利かせて保身に成功したツヴァイとファイナと、それに助けられた昴治。ヘイガーの謀略でまた全てがひっくり返るわけだけど、今回昴治はもう完全に「ながされるままに」。
ある程度の危機ならそれなりに対処できるけど、本当にここぞと言うときには何も出来ないってのが浮き彫りにされた感じ。
昴治の成長を描くという点ではここが出発点なのかという感じもするね。「こんなときに何やってんだろ、俺。すんげーバカ」って言って手近なポットを蹴るっていう昴治の「物にあたるクセ」、ここではまだ出てるから、そういう性格はこの後の経験で変わっていくわけね。
しかし今こうしてある程度冷静に見れるようになった今になって思ったけど、ブルーのやってることって実はわりと小物っぽかったんだな(爆死) キャラとしての存在感が絶大だったから気づかなかったけど、全ては自分一人生き残りたいが為の行動だったが、最後にゃアテが外れて追われる身・・・って。
「チーム・ブルー」なんてのが成立するだけの力とカリスマ性があるし多くを語らないから何かを秘めていそうな印象ってのが強いんだけど、結局の所は彼も助かりたい、「いきつづけたい」と願うリヴァイアスの学生の一人、ってことなの・・・か?
◆Sere16「ゆがむせかい」(2/8 21:23~)
もはやサブタイからして辛い予感がする今日この頃です(何
そんなわけで16話終了。そろそろ思うところありすぎて「頭ぐちゃぐちゃでまとまんねー!」ってなり出す頃合い。
祐希にトレードマークのバンダナ託して、リフト艦前で待ちかまえていた反乱部隊を突破していくブルー。全くかっこいいんだよてめー!(何
そしてこんなんなってやっと本心に気づくユイリィ。ブルーにバンダナ渡された祐希も心の中ではブルーと決着つけたい思いでいっぱいのハズだけど、その祐希が彼女にバンダナ渡したってことは余程バレバレだっだのに本人気づいてなかったってのは今までどんだけそういう事に縁がなかったかってことやね。
ま、一方の祐希くんもイクミに争い事には弱い昴治の代わりに蓬仙を守れ、といわれて「頭ぐちゃぐちゃでまとまんねー!」と揺らぐわけですけど。
そして揺らぐと言ったらもちろん誰よりも揺らいでるのは昴治だよなーもう何度目か知らんがユイリィに祐希という地雷踏まれたっつーのに、なんとなくブリッジ=ファイナの側にも居づらかったから、「これは自分の意思だ」と本心に仮面被せてリフト艦へ。妙な大荷物に妙な他人行儀。もう見てらんない。
しかし、かといってこの状況で何すればいいかなんて、たぶん誰も思いつけねえよなぁ・・・つかそんなこと考えられる余裕があるようなヤツが居たなら、そいつが艦長やればいいって話だよ(爆)
艦内の風紀は「恐怖政治」が終わったことにより乱れる一方・・・夕方6時アニメのくせに、どう見ても性的暴行を暗示する描写が入るとか・・・10年前って恐ろしい。そのシーンに前後して、本気で妬まれ始めるこずえの描写が入るってのが、もっと恐ろしい・・・・・・・・・・・・・・・
◆Sere17「じゆうなちつじょ」(2/8 23:03~)
17話終了。…………………………………………………………………………うあぁ
「自分の意思」で弟に頭下げたかと思ったら、ニックスに対して「こっちが代わって欲しいぐらいだよ」とぼやくとか、なんなんだよ全く。
ユイリィも本人の意思を無視して艦長に推されたのが重圧ってのは分かるけど、なってしまってからも「私なんかには出来ないわ…」って意識で任に就いてるのが同情できない、つーか見ててイライラする。
こずえもさ。レイコがああも直接的な表現で窘めてんのにそれでもまだ「でも・・・」なんて返してたら、それはもう流石にしょうがないよね、としか。
・・・・・・・。なんかさ。リヴァイアスって見ると「鬱になる」のは2周目以降の15話ぐらいまでだね。それ以後はあれだよ。その辺まで進んじゃうともうストーリーへの没入が過ぎて、感情が棘々しくなってくるね。何度目だろうと。
・・・挿入歌のタイトルも「棘」だしな!・・・(爆)
・・・いや、ちょっと寒いギャグでも言わないともたなそうで(何
そんなこんなで昴治くんの傷だらけ人生が本格始動。今日は二人にリンチにされて軽い脳震盪。頭に包帯、鼻に絆創膏、右拳から腕にかけて包帯。
着ぐるみキブレちゃんは前回頭を見つけて今回腕かなんかのパーツを見つけてました。
あとはファイナとあおいの「直接対決」。しかしこの頃既に昴治の心はだいぶファイナから離れてしまっている感じ。ファイナ様自身も信徒を集めて教祖様っぷりを発揮してるし、怪しさ満点。逆にあおいの方は相葉兄弟、特に昴治を「いしきしすぎ」、という、実に微妙なタイミングでの邂逅だよねコレ。
さて、今日はこの状態を引きずったまま寝ますか(爆死)
◆Sere18「わかりあえない」(2/9 20:59~)
リヴァイアスを見るときは、部屋を暗くして、テレビに近づいて見てください(ぉ
というわけでSere18なう。18話・・・・・・
「わかりあえない」終了なう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。はぁ。
18話といえばもうとにかくこずえの「見ないで──!!」の印象ばっかりだったけど、祐希のあのセリフもここだったか。
「どいつもこいつものうのうと生きやがって、他人に全部押しつけてほったらかしか!何もしねーくせに主張ばかりしやがって!しかもそれで何かをしたつもりでいやがる!勘違いすんな!何にもしてねーんだよ!おまえらは、死んでんのと同じだ!!」
ほんとね、このセリフはいつの時代でも響くな、と。このセリフをぶつけてやりたい人達は結構居るよ。
昴治とブルーの邂逅はまた最悪のタイミングって感じだよなぁ。なんというかあの場面でブルーを優先するのは仕方ないかも知らんが、戦闘終了後に平然と「すまない、持ち場を離れて」程度の軽さでイクミ達の元に戻ったアレが一番良くないきよなぁ。なんかもうダメのダメダメだ。
ダメだ。これ以上はホントに頭ぐちゃぐちゃでまとまんねぇ(爆) 続きへGO。
◆Sere19「えがおできみと」(2/9 21:40~)
イクミとも訣別することになってしまった昴治。こずえと訣別してしまった上にレイコも出て行ってしまったあおい。みんな離れてく。みんな壊れてく。みんな崩れてく・・・
「俺は今、笑いたい」ってのは確かに昴治の本心なんだろうけど、ネーヤに返した時点ですら心のどこかには「どうやって笑えってんだよ」って思いがあったような気もすんなぁ。何というか英訳するなら「I wish I could smile.」としかならないこの状況が切なすぎる。
そういや、イクミはあくまで「人が死ぬこと」そのものに嫌悪感を抱いてるのであって、守るべき対象は不特定多数、別にこずえだけに限った事じゃないのかと思っていたから、「192区画で犠牲者が出た」ことよりも「こずえがひどい目に遭わされた」事の方に大きく反応してたのが実は意外だったり。
姉との過去にこずえを重ねてたのは今回こずえが髪を下ろしてから、というとそうでもなかったのかな、やっぱり。それ以前からイクミにとってこずえってのはそれなりに特別な存在だったからこそ、こんな風に変化してしまったのか。
今ホントに部屋を暗くして、10年前の本放送時の見方を再現してみたりしてるけど、このくらい展開と相まって、実に「来る」な・・・・
◆Sere20「ゆずれないもの」(2/9 22:25~)
前半では何だよこんなときに総集編かよ!と油断させておいて、ラストでずどどどどどと話が進んでうわあぁぁぁぁァァァ………な回。
それまでただながされるままに受け身なだけだった昴治が、本当の意味で「自分の意思で何かをする」ってのはこっからだよね。そのことを昴治に説いたファイナは皮肉にも昴治から拒絶されてしまうわけだけど。
肉食獣・ラーフラが微妙に恐ろしかったけど、これからのファイナ様は本気で恐ろしいです。うわあぁ。
大人が居なくて歯止めが利かなくなってるから艦内が荒れてる。だから自分が歯止めになろうとしたイクミだけど、その行動自体も歯止めが利かなくなってるこの矛盾。最早状況は誰にも制御できず。
てか今回も偶然見かけたからとは言え、この混乱の火に影から油を注ぐ男ヘイガー。この時期のこいつは、もう救助が来るとか自分が生き残るとか、それ以前に事態が自分の思うままに動いていくことに対して何よりも愉悦を感じてる風で、なんか異常さが際だちすぎ。
そんなのの隣にいるのが若干アレだけど、こんな状況でも楽しそうにソリッド組んでるクライスって、ある意味一番健全なんじゃ無かろうかw たまたま自分のやりたいことがみんなの役に立つこと=やるべきことだっただけかもしれないけど、あの状況下でそれはとても幸福なことなのかもね。
今日はこれで終了。昨日より後に引きずる物が大きいなコレ・・・ってか本放送時はよく1週間も待てたな自分(爆) 先を知ってる今ですらこんななのに、艦内同様先が見えない状況下1週間も待たされてたとか、信じられない(爆)
◆Sere21「あしたなんかいらない」(2/10 22:14~)
21話終了なう。これでまだ3本線とか、もうね(何
・・・ダメ。無理。今回もう書けない。次行くわ。
◆Sere22「いきのこるために」(2/10 22:42~)
今回も総集編と説明メインで、このタイミングで艦内の状況がどう動くか見せてくれないのかよ!なんて生殺し!と何度見ても思う回(爆
この回一番の衝撃は予告だと思うんだ(爆) ちょ!昴治がついにニードルガン持ち出してるけど!しかも何、よりにもよってイクミと祐希に向けてるとか!!?って、最初見たとき思った(爆)
さて今更21話について。やはり何と言ってもついに溜め込んでたものが押さえきれなくなったあおいと、それにつられた昴治ですかね。いや、むしろあそこまで耐えられてたことがすごいよ。あおいはかなり大変な状況になってもちゃんと仕事してたし。・・・それも逃避の一種なのかもしれないけど。
ヴァイタル・ガーダーを占拠したイクミを手伝いにリフト艦へ来た祐希。ついこの間の兄貴と同じく「自分の意思でここへ来た」とか言ってたのな。あの時の昴治は明らかに状況から逃げるための方便としてその言葉を使っていたけど、今回の祐希はどうなのかな。
まぁ、わりと本心ダダ漏れなのでアレですが(何)、「あおいを守る」のは目的ではなく、あくまで兄貴に「見せつけてやる」為の手段でしかないよね祐希にとっては。少なくともイクミは「祐希が自分の守るべきもののためにここへやってきた」と解釈してたであろうけど、ま、それは違うだろうな。
今日のヘイガーさん(何) 伝説の「エクスタシーの表情」です(爆) ヘイガーは本当に自分の完璧主義を押し通すことに悦楽を感じていたことがハッキリする回な訳だけど。
ヘイガーに限らず、もうこの辺になってくると艦内のほとんどの人間が自分のやりたいことをやるってことに全てを向けちゃってて、最早「救助が」云々とか「生き残りたい」云々とか、そんなのはすっかり忘れ去ってしまってる感があるよね。一般学生だけじゃなく、一部ツヴァイ辺りもそんな印象だ。
人間追い込まれすぎると自棄になってしまうけど、正にその状態な訳なのね。
そんな状況下でしかも相変わらず猥褻物陳列罪になりかけてるルクスンが、なんかだいぶしっかりしてきててパットの信頼も得てきているってのは見逃しちゃいけないところ。最早全ての人の本性がさらけ出されてる状況けど、ルクスンに関してはその本性が良い方に作用してんのかなー?
さて。覚悟を決めて、今日最後の1話、Sere23「ちぎれたかこ」いってみようか・・・
◆Sere23「ちぎれたかこ」(2/10 23:30~)
23話終了。23話ですよ23話。あああああああ。
ファイナの凶行とか、そのファイナを信奉するが故にあおいを再び襲撃するアラネア(名前あってたっけ?)とか、もうみんな行動が常軌を逸しすぎてるんだけど、それでもまだ現実世界でも似たようなこと起こりうるんじゃ、と思わせられるこの説得力というかリアルさを持ってるのがホントすごいと思う。
一方最低ランクの区画でのささやかなパットの誕生パーティー。閉じこめられた上に電気も消された、本当に最低の最悪の状況下でも、「らしさ」を貫いて区画全体を明るい雰囲気に持って行ったルクスンはそろそろすごいと思う。これがあるから、25話のあのセリフも響くんだよねー。
あー、今回もこれ以上は書けそうにないや(爆
◆Sere24「あいばこうじ」(2/11 ~)
10年後のリヴァイアス・最終日スタートなう
この回の注目キャラは、やっぱりまずは祐希かな。目の前で兄貴が撃たれたことが相当なショックだったのか、ホントに頭ぐちゃぐちゃになってる様子の彼。何というかいかに彼がブラコンなのかがよくわかるエピソード。変な意味ではなく。
祐希はあおいに対してどれだけ「本気」なのか、って考えると、やっぱりそんな本気じゃないのかなと思ってます。今回も「あんたじゃダメなんだ…ダメじゃなきゃいけないんだよ!」と訳分かんないこと言ってますが、やっぱりあおいと付き合うことで昴治に「勝ちたい」とかそういう思いがあったのではと。
もう一人の注目はやっぱりルクスンでしょう。Eランクの生徒達の先頭に立って、昴治の手術を行える看護課の学生を探したり、リフト艦に置いて行かれたあとはブリッジで的確に指示を出してたり。
ブリッジ追い出された直後とかなら、再びその席に座ったりした日にゃ威張り散らすだけだろうけど、今回は自分がそんな席に座ってることすら意識してないんじゃないだろうか。北条家の跡取りっていうプライドばかり先行してたけど、それを捨て去った今は隠れてた本来の能力を発揮してるのかも。
「ここは私たちに任せてくれよ」と言われたパットの表情もなんか尊敬のまなざし、って感じで、ルクスンの成長が実によくわかる回です。
次は旅の終わり・25話。様々な痛みを知った昴治からイクミへと、生きることってのを知ったネーヤからゲシュペンストのスフィクス・マーヤへと、それぞれがそれぞれのつたえたいことを届けるために奮闘する回、ですな。
◆Sere25「おれであるために」(2/11 ~)
ついに、救助が・・・!!
この回のイクミはもう見てられんよ。こずえを守るという思いが歪みきってしまい、銃を撃つことに最早ためらいが無くなって来ちゃうまでに無理して、肩肘張って、終いには親友を殺しかけるところまでいってしまったところに救助がやってきて、一挙に崩れちゃった。
昴治がイクミに「つたえたかったこと」。あのセリフはホント、そうだなぁと思います。人間誰しもどっかで肩肘張って生きなきゃいけない面ってのはあるとは思うけど、ずっとそんなじゃ壊れちゃう。やっぱり好きにしてられる時間なり相手なりってのは必要だよ。
あとはやっぱりルクスン。「ルクスンかっこいいね」は何度見ても名シーンかと。
いつものことながら「つたえたいこと」はたくさんあるのに上手く言葉にならんもんばっかりだ。
最終話行くか。最終話はもう部屋を暗くする必要はないなw
◆Sere26「あした」(2/11 ~)
無限のリヴァイアス全26話視聴完了なう。
何度見てもこの最終話、いいわー
この回の内容そのものとかよりも、これまでの25話を見ている間、「鬱だ」とかそんな簡単な言葉では表せないような沈みきった精神状態にさせられてたけど、それら全ての過去を乗り越えた上であしたへと向かっていこうっていう、すごく前向きな気分にさせてくれる全体の流れってのが、実に良い。
この感覚ってのは、何度見ても、いつ見ても変わらないね。
全体をまとめた感想は日記にでも書くかな。
26話個別についてはここでやっとくか。まず明弘の手紙。明弘ってキャラは地味だった割には昴治にもの凄く重要な発言をぶつけていったキャラだよね。結構昴治の行動の引き金になるようなレベルの。
昴治にとって明弘との縁ってのは決して大きなものでは無いかも知れないけど、人と人とはいろんな所で関わり合ってて、気づかないところでいろんな影響を与えあってるのかもな、とそんなことを感じさせてくれるシーンです。
この手紙のシーン、なにげに26話の中でも一二を争うほど印象深いです。
そんでリヴァイアスに再乗艦したみんな。ここで実はちょっと意外かもと思ったのが、イクミとこずえね。あんなことになったのに再乗艦を決意するのには相当な覚悟が必要だろうから僕ならちょっと無理かもと思ったんだけど、
でも、25話のリフト艦で昴治がファイナに言った言葉も聞いてることを考えると、彼らも過去を断ち切らずに今を生きるため、今自分が出来ること、やりたいことを考えて選んだ道なのかな、とか思ったり。
とりあえずはこんなところか。リヴァイアスを最後まで見終わった後いつも感じる、この開放感とも何ともつかない独特の「いい気分」を抱いて今日は寝ますww