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To札幌 北上レポ~2006年1月4日・大波乱の1日目~ | No: 1053 |
北海道・東日本パス利用の一連の旅行3日目。
帰省先の東京から札幌への道のりの1日目です。
今回の帰省は実は初めてづくし。
大学入って以来年末年始に帰省したのも初めて。
行きに飛行機使ったのも初めて。
帰りに列車ってのは1度だけあるけどその時は大阪から直行だったので東京から札幌まで普通列車で北上するのは初めて。
今回の経路は一切寄り道無しで、東北本線、IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道、再び東北本線、津軽海峡線、函館本線、室蘭本線、千歳線という経路だけど、盛岡-青森を普通列車で通り抜けるのも初めて。
そんなわけで色々いつもの慣れた行程と勝手が違うんですが、大半の区間はただ方向が違うだけなので何も苦労することはないだろう。さらに、今年は全国各地で記録的な大雪を記録しているのは周知の通りで、この日も朝のニュースで「強い寒気が流れ込むため東北地方の日本海側を中心に大雪のおそれ。JRや航空各線では一部運休が出ています。」とか言ってたけど、今回通るのは太平洋側の東北本線だし、Yahoo!の天気予報でも沿線は盛岡あたりまでずーっと晴れまたは曇り、悪くても小雪程度らしいし、まとまった雪が降るという予報になってた青森も実際に通る夜には止むとの予報だから、大した支障もないだろう。
そう思っていた時期が、僕にもありました(何)
実際には・・・・・・・・・・・・・・途中かなりエライ事になりました(爆)
まずいきなり、最寄りのJR駅へ向かうための私鉄に乗り遅れる(爆)
スパなびでは同じホームで0分接続と言うことになっていたのに何か行っちゃってますよちょっと('A`)
しかし運良く、僅か4分後に来てくれたし、JRとの乗り換え時間も5分と余裕を持って行程を組んでいたため、ダッシュしたら予定のに間に合って一件落着(何)
幸先悪いスタート切りましたが、何とかここからは予定通り。
上野から7:58発・宇都宮行きの快速ラビットに乗車。
「快速ラビット」って良いネーミングだよね(何)
速そうだし、英語にすると「RAPID RABBIT(ラピッド・ラビット)」って韻踏んでるし(何)
そいつに乗ること90分、昨日3回も訪れた宇都宮駅にまたしても下車。
到着は定刻通り。
そこから3分の接続で黒磯行きに乗車。
こいつで今度は50分。
途中矢板を過ぎたあたりから車窓が雪景色になり、黒磯に着く頃にはバラバラと雪が降ってきました。
朝のニュースでは東北自動車道の那須周辺が大雪のため通行止めとか言ってたし、定刻なら9時半頃上野に到着するはずの「カシオペア」にもう10時になろうかというこの時間に、上野まで後2時間はかかるはずの黒磯の手前ですれ違うなんて異常事態に遭遇したので、こっちも遅れるんじゃないかと不安になりましたが、幸いこの列車も定刻通り黒磯に到着。
しかしあのカシオペア・・・・3時間以上遅れてるんじゃないか?(爆)
急ぐ人は困るだろうけど、急がない人はいいなぁ・・・2時間以上の遅れだと全額払い戻しだぜ?(何)
あの豪華列車にただ乗りできるんだからお得っしょ。元々長時間乗車するための列車だから、遅れてさらに長いこと列車乗ることになっても大して苦労はないし。
ぼくが乗ったとき、途中まで2時間以上遅れてたのに、関東近郊で無駄に回復しやがって最終的には1時間52分遅れで上野に到着しちゃったことがあったのは未だに恨めしい(何)
で、12分の接続で郡山行きに乗車。
黒磯まではそれなりに人が乗ってたけどここからはずいぶん人が減ってがらがらに。
普通列車な上一般の「Uターンラッシュ」とは逆方向だから楽々座れていいねw
景色はずっと雪景色だったけど、「白河の関」を越えて福島県に入ると雪は止み晴れ間も見えてきました。
おかげでこれも遅れることなく定刻で郡山に到着。
ここでは乗り換えに18分あるので、今まで何度も目の前に止まっていながら一度も食べたことの無かった駅そばで昼食。
そして福島行きに乗車。
最早空は晴れ、遅れる要素は何もなさそう。
この区間を通るのはだいたい暗くなってからなのでまともに景色を見る機会が余りないから、車窓は新鮮でした。
安達太良山とか。
途中また雪が降り始めたけど、大した強さでもなくすぐに止み、また晴れだして、やっぱり定刻に福島到着。
うん、こりゃーこの先も問題なく進めるな。
次の列車は17分後の仙台行快速「仙台シティラビット5号」ですが、どうやら今まで乗ってきたこの車両がそのまま仙台行になるらしいとのことなので、そのまま乗車。
車内で発車を待ちます。
し・か・し。
突如事態に暗雲が。
福島から乗ってきた人が、何やら運転士に問い合わせてる声が聞こえる。
客「これ動くんですか?」
運「うーん、一応定時では13:00ってことになってますけどねぇ~」
_, ._
(;゚ Д゚) …!?
何その不穏な会話。
ここまでこんな順調に進んできてこの期に及んでこの先何かあるとでも言うのか。
ってかどういう状況なんだ。
さっき外に出て写真撮ってたらこの車両の先頭にこの通り「仙台シティラビット」のヘッドマークを普通に取り付けてたぞ(何)
放送・掲示の類も無いし・・・・・
仕方ない、車内で待つか。
まぁぶっちゃけ仙台で乗り換え時間が30分もあるからそれぐらい遅れても全く支障ないし。
そしたら数分後、ホームの方に放送が。
「ただいま東北本線下り列車は、岩沼-名取間、××-××間(聞き取れなかった)で強風のため全列車運転を見合わせております。運行再開については今のところ未定です。お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが今しばらくお待ち下さい。」
?!
日本全国あまりに大雪だから雪のことばっかり考えてたら、風に不意打ち喰らったか(何)
てか、そう言う大事なことはホームだけじゃなくて車内にも放送しろよ?(何)
しかし運行再開未定ねぇ・・・
どうするかな。
一応仙台で30分、盛岡では2時間も乗り換え時間があるから、それを潰せばかなりの遅れは吸収できるだろうけど。
とりあえず時刻表だ(何)
遅れが30分以内なら仙台からは予定通りの行程に乗れるから全く問題ないってことは既に分かってるけど、どうやらそれ以上遅れても、仙台に16:02までに到着できれば、盛岡で当初の予定に追いつけるらしい。
この列車の仙台着定刻は14:12だから、1時間50分遅れても大丈夫。
何だ余裕じゃん(何)
というわけで、とりあえずそのまま待つことに。
しかしその約10分後、事態はさらに悪化。
ホームの方に2度目の放送が入る。
「東北本線はただいま強風のため岩沼-名取間で運転を見合わせておりますが、○番線停車中の列車、13:00発の仙台行にはご乗車いただけません。繰り返しご案内いたします・・・」
??!
何ですか「ご乗車いただけません」って。
イミガヨクワカラナイノデスガ(何)
てゆーかさっきも言ったけどそう言う大事なことは車内にも放送しろ・・・・とか思っていたら、突如車掌やら駅員やらがわらわら車内になだれ込んできて大声で
「大変申し訳ありません。この列車急遽郡山方面の上り列車として使うことが決まりましたので、ご乗車いただけなくなりました。この列車、仙台方面には参りません。下り列車の運行再開は現在目処が立っておりません。申し訳ありませんが1番線の待合室でお待ち下さい。」
とか言い出した。
な、なんだって────???!!
どうなんのこの便。この車両じゃない別の車両を使うってこと?
それともこのまま運休?
・・・とりあえず列車内から追い出されちゃったから暖かいところ行ってもう一度作戦タイムだ(何)
1番線の待合室に行くために跨線橋登ったついでに新幹線乗り換え口へ行き、新幹線の運行状況を確認。
東京方面の「つばさ」が数十分遅れてたりするようだけど、下りは数分遅れてるだけでちゃんと動いてるらしい。
いざとなったらこれだな。
そんで1番線にある暖房の効いた待合室へ行って再び時刻表とにらめっこ。
シティラビットが動けばさっきの通り2時間近く遅れても大丈夫だけど、動かないと想定した方がいいだろうな。
次の便は14:00発の小牛田行き普通列車。これに乗っても同じように盛岡からは予定通りの行程に戻れる。
でも、ここまでひどい状況だと、この14時の便も出たとしても遅れるだろうな・・・
この列車、小牛田での接続が25分しかなくてそれ以上遅れるともうアウトだからちょっと危険だなぁ。
過去の経験から、接続列車の発車が十数分以上遅れることになると先行っちゃうようだし。
となると別経路を模索した方がいいか。
さっき向かいのホームに奥羽線の米沢行きが止まってるけど、どうやらこれに乗っても青森までは到達できないらしいから×。
つーか、奥羽本線なんて大雪で止まってるんじゃないか(爆)
あとは9月に乗った阿武隈急行なんてのもあるけど、止まってる区間の手前までしか行かれないからあんまり意味無いな。
残るは・・・・・・やっぱ新幹線?('A`)
3070円出すの?('A`)
仙台-福島って3月にも雪の影響で乗ったよなそう言えば。
この区間鬼門なのか('A`)
「仙台-福島は乗客の大半を高速バスに取られてる」なんて話を前にWikipediaの東北本線の記事で見たけど、時刻も乗り場も分からないし、そもそも動いてるのか分からない上にバスは遅れやすいからちょっとなぁ。
何か今調べたら片道僅か800円らしいですがね(爆)
しかも毎時数本運転。・・・・今度からはこれにしよう('A`)
まぁ仕方ない。だいぶ上で書いたとおり16時までに仙台に着けば予定通りだ。
今から間に合って、それまでに仙台に着けるのは・・・・おお、いっぱいある。
一番早いのがMaxやまびこ115号で13:52発14:20着。
てかこれに乗れば、当初の予定で仙台から乗るはずだった仙台発14:43の一ノ関行きにも乗れるじゃん。
新幹線SUGEEEE(何)
その後も15:11発・15:32着の便まで全部で5本も利用可能。
15:11発ってことは14:00の在来線の運行状況見てからでも余裕で間に合うな。
つーか、新幹線すら駄目になっても、出費は嵩むけど7月に使った仙台空港発新千歳空港行の航空便は仙台発19時頃だからまだまだ余裕あるし、どうせ飛行機のるならいっそ東京に引き返して明日羽田から乗るって手もアリだ。ここはまだ福島だし、その気になれば最悪20:00まで粘っても東京までは普通列車で引き返せる(爆)。
というわけでしばらく待機することに。
しかし。(またか)
その僅か数分後、待合室内含め駅全体に放送が。
「次の東北本線下り列車は14:00発小牛田行きとなります。なおこの列車、現在折り返し列車遅れて運行しております。」
・・・ふーん(何)
要するに、13時のシティラビットは運休で、14時の便も遅延確定、と。
ハハッ(何笑)
新幹線決定キタ──('A`)──
今までの経験上、25分の遅れしか許されない列車に乗って遅れることが確定した区間を通ると間違いなくその先乗れないので安全策を取った方がいい。
それに、ここで3070円出しておけば、青森まで到達できずにどこかの街で泊まることになると、青森の宿より安いところはないだろうし、当日キャンセルだから青森の宿も2割のキャンセル料とられるから結果として安いかもしらん。
そもそも、青森以外で宿泊すると函館探索が出来ない!(重要)
というわけで、待合室すぐ隣の改札を出て、自動券売機で仙台までの乗車券と新幹線自由席特急券を購入。
嗚呼3070円orz
10ヶ月の間をおいて全く同じセリフを発することになろうとは思わなかったorz
どうせ新幹線のるなら仙台から先が平常通り運行されていれば予定通りの行動が出来る、13:52発の仙台行に乗車することに。
この便に乗れば20分遅れても仙台発14:43に間に合う。
定刻の発車まであと20分ぐらいあるけど、何か色々来るようだし、寒いけどさっさとホームへ。
東北新幹線の途中駅に来る機会ってそう多くないと思うので、記念に色々写真撮ってました。
ええもう、過去何度もこういう不測の事態に遭遇してるせいで慣れたのと、今回は逃げ道が多数あるから精神的には余裕綽々ですよ(何)
駅名標。
雪煙上げて超高速でぶっ飛んできた東京行き「はやて/こまち」。
↑の後ろ姿。雪がぶぁーーーーっと舞い上がってテラカッコヨス(何
そうこうしているうちに、乗車予定の列車と同じホームから発車する、遅れていた東京行き「つばさ」が入線。
本来ここでやまびことドッキングするはずだったらしいけど、今日は遅れのため単品で運行だとか。
そしてそれが出るのを待っていたかのように、ぼくが乗るMaxやまびこ115号仙台行が到着。
つばさ付きです(何)
「Uターンラッシュで新幹線各線の乗車率は軒並み100%を越え・・・」なんてニュースが流れるこの時期ですが、今回乗るのは逆方向。
自由席は思った以上にガラガラで、全車2階建てのMaxの、2階部分窓際をゲット。
折角新幹線乗るんだから景色は楽しまなきゃね(何)
それと、「ご自由にお持ち下さい」な車内誌も持ち去って、と(何)
列車は18分遅れで福島駅を発車。
仙台駅での乗り換えがかなり忙しいけど、何度か降りてて構造は分かってるから軽く走れば大丈夫でしょう。
前にこの区間で新幹線乗ったときも思ったけど、直前まで最高速度せいぜい90~100km/hの普通列車に散々乗った後、突然275km/hの新幹線乗るとめちゃめちゃ速く感じるね(爆)
途中は遅れることもなく快調にすっ飛ばして仙台へ。
ただ、白石蔵王と仙台の間で、明らかに走行音とは違うぴゅーぴゅーという風の音がしてたので強風が吹き荒れてるのは確からしいと言うことが何となく分かりました。
遅れは回復することなく、18分遅れのまま仙台駅に到着。
当初予定の一ノ関行きの定刻の発車時刻まであと5分!(爆)
この列車は仙台が終点だから全員降りるわけだけど、その人波をかき分け、在来線乗り換え口に猛ダッシュ(何)
東北本線下りの電光掲示板で乗り場を確認、いざ再びダッシュ!・・・と思ってよく見たら。
1本前の14:20発小牛田行きが、まだ出てない?
・・・・・・・・・・・・えーっと。
要するに、このダッシュは無意味だったってこと?(論点違)
なんだよー、わざわざ新幹線乗ってきたのに、仙台から先も止まってるのかよー。
でもまぁ、ホームに行ったら車両が居たから、今のところさっきみたいに運休と言うことではないようなので、とりあえず小牛田まで行ってしまおうと乗って待つことに。小牛田まで行けば一ノ関方面の始発もあるから状況が変わるかも知れないし。
しばらく放送も何もなくて状況が分からなかったけど、乗ってから10分ぐらいしてやっと東仙台と岩切の間が強風のため不通となっていると判明。
福島にいたとき聞き取れなかった方の区間はそこか。
今回も運行再開の目処は立っていないとのこと。
しばらく待ってみるも動く気配はなく、10分おきぐらいに同じ放送が繰り返されるだけ。
暇なので、時刻表取り出して状況を再確認。
この列車、定刻ならば15:06に小牛田に到着予定。
一ノ関へ行くには本来乗る予定だった14:43発の一ノ関行きに乗らないといけないけど、1本前の便である今乗ってるヤツがまだ出てないと言うことは、これもいつ出るか分からない。
その列車も1時間半は遅れて大丈夫だけど、再開の目処が立たないとか言っている以上、さっきのシティラビットのように運休も視野に入れて検討しないとマズイ。
しかし、もしその一ノ関行きが運休しても、この列車に乗って小牛田まで行けば、16:50小牛田発の便がある。これに乗れば盛岡から予定通り。
今乗ってる小牛田行きは定刻では15:06小牛田着だから、ちゃんと運行されて、遅れが1時間44分以内ならこっちの勝ち(何)
今時刻表を眺めている現時点で既に30分は遅れてるけど、さらに後1時間遅れても大丈夫ならなんとかなるだろう。
万が一2時間ぐらい遅れて16:50小牛田発にも乗れなかったら・・・・・・・・
おお、それでももう一度、盛岡-二戸で新幹線使えば打開できるようだ。また3000円以上出費しないといけないけど_| ̄|○
それにもし2時間以上遅れそうな気配、即ち16:20までに発車しなかったとしても、17:00発の黒磯行きに乗ればまだ東京まで引き返せる。まぁきっとこれも遅れるだろうから危険な賭けになるけど。
ま、とりあえず後1時間、16時までに動けば問題ないので、それまで大人しく待ちますかねー。
それまでに動かなかったらそん時に考えよう(何)
とか思っていたら、今回初の事態の好転が(何)
乗車してから30分ほど経ったころ、ホームに業務放送が。
「1549M、15時20分発車予定。1549M、15時10分発車予定。」
おぉ?
時刻表を見ると、どうやらこの列車が「1549M」だったらしい。
おお!
動くのか。
程なくして車内にも放送が入り、東仙台-岩切間で25km/hの速度制限が敷かれてるけど運行は出来るようになったとのこと。
現在の時点で1時間遅れ。25km制限区間があるとはいえ一駅なので40分以上遅れが膨らむこともないでしょう。
どうやら無事勝てたみたいですね(何)(勝ち負けの問題なのか)
列車は仙台駅を発車して次の東仙台駅に停車。そこで信号待ちと称して十数分止まった後、25km/hという超低速で次の岩切駅を目指して出発。
ちょっと遠くに並行して走ってる道路を見ると、ものすごい勢いで自動車に抜かれてかなり悲しくなりました(爆)
通常なら4分で着く岩切駅まで・・・・何分だろう。10分以上はかかって到着。めっちゃ長かった(爆)
しかしその後は通常通りの速度で走行。
いや、むしろところどころ通常以上だったのか、岩切出た時点で1時間20分ぐらい遅れてたのに、終点小牛田には1時間10分弱の遅れで到着。
時刻は16:20頃。
16:50の便まではあと30分もあるので、小牛田駅で改札の外に出たことなかったし、情報収集もしたかったので改札外へ。
うろうろしていると、他にも18きっぷか何かで青森方面へ向かうという人が複数居て、駅員に下りの運行状況を問い詰めてたので便乗して聞く(何)
すると、現在のところ詳細は不明との不安な答えが聞こえてきました。
でも、16:50発車の一ノ関行きに使われる列車の折り返し便は今数分遅れぐらいで運行してるから、この便はそんなに遅れないんじゃないかとのこと。
とりあえず一安心しても大丈夫なようです。
どのみちしばらくは何もないので、何度も乗り換えてはいるのに外に出たことなかったから初めて見ることになる小牛田駅の駅舎とかを写真に収めてました(何)
駅の改札でもう一度時刻表を確認したりしてぼーっと待つことしばし。
駅員に動きが。
運行状況が確定したらしく、マイクを持って何か放送を始める。
が、何か知らんがその放送はホームだけに聞こえるモードで行われていたらしく、ぼくがいた改札口では聞こえない(爆)
おーい、何の放送かは知らんがこっちにも聞かせろー!
全く福島駅の放送と言いここと言い、JR東日本の遅延時の乗客への対応はなっとらん(何)
もうこんなことあってたまるかってことで、さっさとホームへ。
一応、予定通りなら3番線から発車するはずなので、そのホームにある暖房の効いた待合室で待機。
20分ぐらい待ってると放送が入り、折り返し列車は今8分ぐらい遅れて運行中とのこと。
時刻表を見ると小牛田着16:38ってのがあるからこれが折り返すんでしょう。
小牛田で12分余裕を取ってあるから、そいつが8分遅れててもこっちの一ノ関行きは定刻に発車できるな、よしよし。
それに、これから行く区間を通ってきた折り返し列車の遅れが8分程度ってことは、この先は大幅に遅れる要素がないってことでもある。
てことは・・・OK、勝った(何)
盛岡から予定通りの便に乗って今日中に青森に到着できるのはほぼ確定でしょう。
放送の数分後に、列車到着。
乗り込んで待ってたらアナウンスがあって、間もなく仙台方面からやってくる本来一ノ関まで行くはずの列車が小牛田で打ちきりになったので、それの接続を待って発車するとのこと。
その「本来一ノ関まで行くはずの列車」ってのは、当初の予定で乗るはずだった仙台14:43発のヤツですね。
定刻では小牛田に15:29に着くはずなのに、16:50?
そっちも1時間半遅れか。
しかしこの便が今頃来たってことは、新幹線に乗らずに福島14:00発の小牛田行きに乗ってたらダメになってたって事か。
小牛田到着は今来た列車の2本後だからどう転んでも間に合わないだろうし。
とりあえず新幹線代3070円は無駄ではなかったようです(何)
接続を待ったおかげで2~3分遅れて小牛田を発車。
その後も一応順調だったけどなんか地味に遅れる要素があったらしく、確か6分ぐらいの遅れで一ノ関に到着。
まぁ、一ノ関での乗り換えは30分もあるからなんでもないんだけど。
次に乗るのは盛岡行。しかし時間があるので一旦改札を出て、家に電話したり、非常食用にポテトチップ勝ったり(何)、なんか目に止まった「栗駒漬け」というキュウリの漬け物を札幌へのお土産に購入。
出たついでに運行状況も確認。
北上線の北上-横手は運休中とあったけど、盛岡方面は無事な模様。
改札を通るときに念のため駅員に尋ねてみたけど、盛岡までは定刻通りの発車とのこと。
もう大丈夫でしょう。
18:07、定刻通り盛岡行が発車。
そして19:41に定刻通り盛岡に到着。
これで当初の予定に追いついた!
ほんとは盛岡の2時間でゆっくり夕食を食べようと思ってたからそれが出来ないのはちょっと残念だけど。
まぁ駅弁でも買いますかね。
盛岡からは、東北新幹線八戸開業と同時に並行する東北本線が第3セクターに移管されてしまったので「IGRいわて銀河鉄道」。
元々は同じ路線だったのに、今では発着ホームも「隔離」されてしまって、かなり長い乗り換え通路を歩かされます。
出るとこが悪かったのかも知れないけど。
でもちょうどよく駅弁売ってるところがあったので、時間的にだいぶ品数は少なかったけど「釜石めのこ飯」というのに興味をそそられたのでチョイス。900円。
そいつを持っていわて銀河鉄道線乗り場へ行き、当初予定していたのと同じ、20:01発の快速八戸行きに乗車。
腹も減ってるし、そんなに人も居ないからさっさと食ってしまおうと今買ったばっかの「めのこ飯」オープン。
外見はこんな感じ。
買ったときは包装紙の所持ったせいか気付かなかったけどこの箱、
竹の皮を編んで作られてます。
何か色々使えそうだから取っておこう(何)
中身はこんな感じ。
食糧難の時代、岩手県の釜石地方では少量のお米をボリュームアップさせるために、地元で取れる海産物を混ぜ込んで炊いて食べたのを再現したとのこと。
この弁当ではウニやホタテを混ぜて炊いてるので普通の御飯よりよっぽど豪華ですがw
他は煮物とか、棒鱈の甘露煮、ひじきと大豆の煮たのとか、そんな「素朴な味」中心。
でもこういう地味な献立の駅弁の方が好きです。基本的に野菜好きですから(何)
それに、普通の駅弁は肉、魚、卵の類が多くて野菜が極端に少ないと言うパターンが非常に多いので、長期間列車の旅してると野菜不足に陥りやすいからこういう駅弁はありがたいかも。まぁ、今回のように2日程度なら大したことないけど。
味の方は見てのとおりの素朴な味(何)
炊き込み御飯系だと時々かなり味が濃いこともありますが、これはそんなでもありませんでした。
棒鱈の甘露煮の味が結構濃いのでそれと一緒に御飯の方食べるとちょうどいいぐらい。
今までいろんな駅弁食べたけど結構当たりの部類に入る感じでした。
ただ、売店で冷蔵庫に入れられてたのを買ってすぐに食べたせいで、御飯がちょっと硬くなってたのが残念。
無駄に暑い過剰暖房なイスにしばらく置いて温めてから食べればちょうどよかったかも(爆)
列車の方は定刻通りに発車。
途中、雪が降り出してちょっと不安になったけど、終点八戸には定刻の21:30に無事到着。
雪ビッチリ(何)
盛岡から岩手・青森県境の「目時」までがIGRいわて銀河鉄道で、目時から八戸までは「青い森鉄道」。
そして八戸から先は再びJR東北本線。
なのでまたここも盛岡駅みたいにホームが隔離されてるのかなーと思いきや、改札内の連絡でした。
そのせいか、青い森鉄道の発車案内には、
ご丁寧に「青春18きっぷではご利用になれません」の文字がw
ぼくは北海道・東日本パスなのでご利用になれましたがね(何)
八戸での乗り継ぎは10分。本日最後の列車となる、21:40発の青森行き普通列車に乗車。
もうここまで来ればどう転んだって青森にはたどり着ける。もう安心。
この列車も定刻通りに発車。
もう時間も遅いせいか、2両しかない車内はがっらがら。
辛うじて乗ってる人の多くはぼくと同じように普通列車で長距離移動してる人がほとんどっぽい。
なんか小牛田で駅員問い詰めてた人とかもいるようですね(何笑)
他には何か大きな荷物抱えてる女の子3人組とか。
車内で唯一いろいろ喋ってる集団だったのでイヤでも声が聞こえて来るんですが、よく聞いてるとこの集団、会話に中国語らしき言語と英語と日本語の3つが入り乱れてる(笑)
一体何処の人だ。
よく聞いてると3人のうちのある2人が会話してるときはほぼ100%中国語らしき言葉で、残りの一人が加わると英語中心で稀に日本語が混じるという会話になってるから、きっとどっかの大学の留学生仲間で2人が中国語圏出身で、もう一人は別の国(どう見てもアジア系だから韓国とか東南アジアかな?)出身とか、そんな関係でしょうかね。
それから、車掌が回ってきたときに捕まえて「風で列車が遅れてこの便に乗ってるんだけど、このあと函館まで行ける列車ありますか」と聞いてる人なんかも居た。
ぼくと同じように東京から北上してきて、途中の遅れに捕まり結局この列車に乗ってる模様。しかしこの列車が青森に着く頃には函館方面へ向かう最終便である「はまなす」ももう出ちゃってる時間。優しい車掌さんは青森駅に連絡入れて待っててもらえないか交渉してきてくれてたけど、結局ダメだった様子。
その後、その様子を見ていた向かいの見知らぬ人が「フェリーとかどうですか?」って話しかけてたけど、結局その人はどうしたんでしょうかね。
フェリー乗ってないとすると、明日ぼくが函館行くとき乗るのと同じ朝7時半の特急白鳥に乗ってるはずなんですがw
そんな人たちを乗せて列車は青森へ。
しばらく行くと急に雪が激しく降ってきてこの期に及んで遅れたり立ち往生したりするんじゃないかとかなり心配になりましたが、元気に走行して終点青森には3分程度の遅れで到着。
到着時に「お急ぎの所列車遅れましたことを深くお詫びします」っていう定番の放送が入ったけど、最大で1時間20分遅れの列車とかに乗った後だから3分程度の遅れでそこまでいわれるとむしろなんだか腹立たしいね(何)
3分ぐらいじゃ遅れたウチに入らねーよ(何)
そんなこんなで23:12頃、本日の最終目的地である青森に到着。
さっさと宿に向かいます。
つーても今回の宿、3980円と格安なかわりに駅から12分も歩かないといけない位置にあるので不便ですが(爆)
ま、歩く道のほとんどは屋根の付いたアーケードだったので、激しく積もった雪に埋もれたり、凍り付いた道で滑りながら12分の距離を歩く、なんてヒドイ有様ではなかったのでよかったけど。
23時半ごろ無事宿について本日の旅行は終了。
今回は途中大波乱ありすぎで到達が危ぶまれましたが無事生還(何)
でもこの波乱、ゲームっぽくてむしろ楽しかった(爆)
ま、それは今回たまたま逃げ道がいくらでも作れる行程で、風雪害の方も在来線・新幹線ともに前面運休なんて言う大事じゃなかったという運の良さが相まったからこそ、そんな風に余裕を持って構えていられたわけですが。
毎度毎度こう上手く行く訳じゃないとは思うけど、でも今回の一件で改めて冬場の移動は逃げ道の多い東北本線沿いで帰ってくるべきだな、と実感w
さて、明日も早いし風呂入ってさっさと寝ることに。
でも一応天気予報は見ておきたいなーと思ってチャンネル回してたら、このアニメ過疎地帯の青森でこんな深夜帯にアニメやってるの見つけて手が止まる(ヲタ死)
いやまぁ、その正体はNHKのサヴァイヴ再放送なわけですが(何)
よく考えてみたら今日は水曜日ですよ。
しかしこんな年始からやってるのね。
何かいつの間にか㋮王とのセットじゃなくて50分の枠で2話連続放送になってましたが。
回としては脱獄囚3人組とルナ達が姿勢制御ユニットを巡って某螺旋もびっくりな駆け引きをしてる辺り。
アダムも居てポルトさんも居て脱獄囚3人組も居て、一番人口の多かった時期だね(何)
そして、シンゴが一番輝いていた時期?(何)
ポルトさんが居るときは色々活躍してたけど他は余り目立った活躍がなかったからな(爆)
そんなサヴァイヴ。久しぶりだったので思わず2話とも最後まで見てしまいました(爆)
これで睡眠時間は5時間半ぐらいしか残ってないな(何)
そんなこんなでやっと特濃な1日が終了。
明日は1年5ヶ月ぶりの函館でノエイン舞台探訪をして、ついに札幌帰還です。