徒然なるままに、日暮らし、パソに向かひて、心にうつりゆく由なきネタを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ（何）

な・・・ちょ・・・・・うあ゛ぁ?!!!

ちょっと待って(何)
このアニメさ、今までも相当良質なアニメだと思ってたけどさ。
なにこれ。実は「神アニメ」レベルなんでねぇの？(何)

すげぇよ。もう今回すごすぎだよ。
最初の方は今回久々に活躍してたダイチが良い感じにギャグしてたり、新校舎に入ろうとしてヤサコとイサコが守衛さんに「色仕掛け(笑)」仕掛けてたりとそんな軽めの展開をしながらも、メガネの成り立ちやらイマーゴの詳細とかコイルドメインのこととか一挙に説明し、そして最後にはどうやらこの一連の事件の黒幕らしい猫目が本格的に動いて、その結果イサコとデンスケが大変なことに・・・・・・・！！！と、もうとんでもなく密度高いよ。枠としては25分しかないんだけど、なんか1時間ぐらいの映画1本見たような緊張感。
いや恐ろしいアニメだこれは。

さて今回出てきたことを総合すると、だ。
・メガネの基礎技術になっている高速通信は偶然に発見された原理不明の回路によって成り立っている。
・それを研究する中、その回路が電磁波以外に「人間の意識」を受信していることが見いだされた。
・それを「イマーゴ」と名付けた研究者達は、それを応用して人の意識を電脳空間に送り込んだり、逆に電脳体の情報を逆流させて意識を操作したりした。
・それをさらに応用して「電脳医療」のシステムを作り上げた。

と、イマーゴに関してはこんなことが分かったわけで。
で、何かイサコもヤサコと同じく鳥居の並ぶ階段で兄の信彦と話した昔の記憶がある、と。

・・・。
うーん。
なんかこの2つの情報をあわせて考えると、本当に鳥居の並ぶ階段で信彦(4423)と会話したのはイサコだけで、ヤサコの方はイマーゴの研究過程の中、「電脳体の情報を逆流させて意識を操作」された結果本当にあったことのように思いこんでいるだけ、なんてこともあり得るよなぁ。
しかもヤサコのおじじはメガマス社員で、しかも今回イマーゴと直接の関わりがあると分かった「電脳医療」の開発に関わってたわけだから、なおのことあり得ない話でなくなってくるというこの恐ろしさ。

もう一つの可能性としては、イサコがミチコさんに願った「お兄ちゃんとずっと一緒に暮らせる世界に連れてって＝信彦の電脳体を『あっち』に連れてって」っていう願いが猫目の言うとおり叶ってたんだとして、（いやなんかホントっぽい感じで話は進んでいるけど、もうなんか猫目のことは信じられないからどうしても疑ってしまうw）その電脳体だけの信彦とヤサコの電脳体が何らかの事情・・・まぁおそらくメガマス社の研究絡みの何らかの事象により出会って、それが記憶として残ってる、ってパターン？
鳥居の並ぶ階段、と言うイサコと同じ場所で出会ってるのは、その世界が、信彦の意識が作用したイマーゴによって作り出された電脳世界だったから・・・とか、そんな感じだったりとかで。
どっちかっつーとこっちの方がありそうかな。

ただどっちの説にしても・・・イや、この2つでなくてもヤサコが何らかの形でおじじが携わってたメガマス社の研究に関わった結果4423と出会ったってのはほぼ間違いないと思うんだけど、問題はどうしてそれに関わることになったか、って事だよなぁ。
まさかおじじが自分の孫を実験体に選んだ、とかそんなことだったら、あと3話しかないからフォロー入れる間もなく、「とんでもない爺さんだ」、で終わってしまいそうな気がするんだが(爆)
まあ、見知らぬ子を実験に使うのは忍びないから止むなく自分のかわいい孫を選んだ、なんてのもものすごくありがちな話だけど・・・なんだかな。



てゆーか10話の時点で予想した「イサコの兄は死んでるか電脳空間だけの存在になっていて、キラバグを集めるとそれに会える」っての、途中は覆されたと思ったりやっぱり部分的に合ってたのかとかいろいろ二転三転したけど、結果的に完璧に合ってたんじゃん(爆)
でもすげぇな。結果的には予想しうる展開だったわけだけど、視聴者の予想を一度裏切って違うと思いこませておいてから、もう一度裏切ることでその「予想通りの展開」を描いてるのか。
いやー、やっぱこのアニメすごいわ。



＞某方
もうほんと、このアニメはただならないおもしろさなので、見ないなんてとんでもないことです(何)
でも今は見たらダメ(何)
途中から見ても面白くないと言うことはないではないけど、このアニメのただならなさ(何)は最初から順を追って見ていってこそ真価を発揮するので、初回視聴は素直に1話から順番に見ることを激しく推奨。
そしてそんなあなたに朗報(何)
26話放送終了の翌週12/8より、電脳コイル1話から再放送決定！だそうです。
そういうことなので、あと1ヶ月したら必ず見るように(何)