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紅とコイル | No: 1513 |
◆紅 6話
バカだ(爆笑)
揉め事処理屋だ九鳳院のしがらみだ普段のことは全て忘れて、何やら突然ミュージカルwww
最初は乗り気じゃなかった真九郎や闇絵さん、果ては普段五月雨荘の住人と直接関わりのない弥生さんまで、最終的にはものすごいノリノリで、実は紅香の計らいだったことが分かった後もアドリブで続けてるとか、もう笑いが止まらんwww
そして途中、登場人物達がミュージカルの練習をしているのではなく、「紅」という作品自体がミュージカルになってたシーンが、何の前振りもなく突然訪れたときは最早噴くしかなかった(何)
直前までマジヤバい調子で歌ってた夕乃さんが普通に歌ってんだもんwwwwwww
でもそんなおバカな話なのに作画の方はいつも以上に気合い入りまくりってのがまたバカだよね(爆)
やってることがミュージカルだから当然いつもと違う「芝居」の動きがあるわけだけど、その描写がもう細かい細かい。
普段から日常生活の細かな仕草とかをものすごく丁寧に描いてたこの作品だけど、今回はその集大成といった感じか。
公式ブログの中の人が「伝説に残るような大自信作」と豪語してるけど、まぁ伝説になるかどうかはしばらく経ってみないとわからないことだけど、少なくともその過剰とも言えるほどの自信が湧くだけの仕事をしたってのはホントよく分かりました。
このアニメ、侮れん。
◆電脳コイル 18、19、20話
最近うっかり見るの忘れて溜めてしまっていたのを一挙に消化しようと思って先週放送分までの3話をまとめて見てみたんですが。
すげー疲れたwwww
僕はアニメを見るときは何か他のことをしながら見ると言うことは絶対にしないで、見るときは常に全力で「鑑賞」してるんですが、そのせいで引き込まれるような作品を見たときは他の全てが意識からシャットアウトされるほどのめり込んでしまうことも多々ありまして。
この電脳コイルという作品はまさにそんな作品な訳なんですが、そんな作品の中でもこの3話は、僕が勝手に「ハラケン編」と呼んでいる、シリーズ中盤パートの大クライマックスにあたる話だから、のめり込み度合いはハンパなもんじゃなく、もう息をするのも忘れてるんじゃないかと思うほどで(何)
そんな状態で3話も続けて見たりした日にゃー、そりゃどっと疲れもしますって(何)
そんなこの3話。
初登場からずっと、カンナのことで思い詰めているのを隠しきれていなかったハラケンが「過去の呪縛」からやっと解放されるというエピソードを軸として、それを通していろいろなことが並列で描かれてるのがとても印象的。
「電脳コイル」「イマーゴ」「あっち」「4年前」など今まで散りばめられてきた謎がだんだん明らかになってきつつも、「ヌル」「コイルドメイン」「猫目の目的」などと言った新たな謎も生まれたり。
人間関係にも少しの変化が。
それまで半ば敵同士だったヤサコとイサコとおばちゃんの三者が次第に近づいて共闘してるのは実に痛快だったけど、一方で一番親しい友達だったフミエとは次第に歩む道を違え始めているのはなんだか切ないものがあり。
後忘れちゃいけないのが、ヤサコがついに明確にハラケンのことを好きと告白したことだよね。
でもその告白シーンが「あっち」からハラケンが転送されていく直前で、最早ハラケンの声はヤサコには聞こえなくなってるって描写がされてるから、ヤサコのその言葉もハラケンに届いているのかよく分からない、でもハラケンはなんだか驚いたような顔してる、っていう、この段階では視聴者に対して「察しなさい」と言わんばかりの演出がまた実に小憎いねwww
17話だっけ、夕焼けの図書館前での会話の時も、肝心なときに鳩が飛び立つシーンになって曖昧にされてたし。
ホントこの磯監督って人はこういう甘酸っぱい青春ストーリー描くの上手すぎだわ。
そういえば今更だけど、3/29に行った東京国際アニメフェアの裏で行われていた第7回東京アニメアワード授賞式。
あれの受賞作品が発表されてたのを4月頭に確認したけど話題にしてなかったね。
一緒に行ったむさくんと現地で「今年はやっぱりコイルかグレンかねぇ」なんて話をしてたんですが、予想的中。
どっちも受賞してましたw
「電脳コイル」と「天元突破グレンラガン」が見事「テレビ部門/優秀作品賞」を受賞。
どちらも昨年度僕が最も楽しみにしてたアニメだったので納得の受賞ですな。
ちなみに「アニメーションオブザイヤー」は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序」。これも納得。